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『ゴーストランドの惨劇』不快感を与えるプロダクションデザインを監督が語る 「どす黒いおとぎ話のような映画を目指した」[ホラー通信]

ガジェット通信 / 2019年8月17日 22時0分

トラウマ・ホラー『マーターズ』でその名を知られる鬼才パスカル・ロジェ監督の最新作『ゴーストランドの惨劇』が公開中。本作のメイキング写真と、監督のコメントが解禁となった。

双子の姉妹とその母親が移り住んだ屋敷に暴漢が押し入ったことで、絶望的な惨劇が幕を開ける本作。張り巡らされた罠と伏線で、物語は思わぬ展開を迎える。

本作のプロダクションデザインは、不安感を煽り不快感を与えることを追求したという。惨劇の舞台となる屋敷は、監督らによって長い時間をかけてリサーチされ、1880年代から建つ農家の屋敷が選ばれた。

スティーヴン・キングらによって幾度も描かれてきた“不変のアメリカ”然とした屋敷の外観に惚れ込んだロジェ監督は、内装を慎重に装飾し、実際には存在しない3階を加えるギミックを追加した。

これに関して、ロジェ監督は「映画の終盤で3階は完全に異常な次元になる」とコメント。それが意味するものとは……?

また本作には、不穏な雰囲気を発するおびただしい数の人形やキャンディ・カーを用いて、子供の世界が組み込まれている。

「どす黒いおとぎ話のような映画を作ることに全力をささげたよ」というロジェ監督。「ホラー映画というジャンルにある多数の原型のひとつであり、不安、怒り、恐怖の領域には幼少時代が垣間見える。私は原型から始めることが好きなんだ。唯一の条件は、それらを私の方向性に転換できるかどうか。与えられたものにまつわる予想を裏切ることで、うまくいけば驚かせ、動揺させることができる!」と、熱心なホラーファンをも唸らせるロジェ流映画製作の秘訣を語った。

『ゴーストランドの惨劇』

8月9日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開中

(C) 2017 – 5656 FILMS -INCIDENT PRODUCTIONS -MARS FILMS -LOGICAL PICTURES 配給:アルバトロス・フィルム

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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