楽天モバイルの携帯キャリア事業は10月から無料サポータープログラム向けにスタート クレカサイズの独自スマホ「Rakuten Mini」や対応9機種も発表

ガジェット通信 / 2019年9月9日 14時0分

楽天モバイルは9月6日、2019年10月から参入する携帯キャリア事業に関する発表会を開催。同社のサービスの特徴と、10月から5000人限定でサービスを提供する無料サポータープログラム、独自端末を含む対応機種などを発表しました。

楽天モバイルは、世界初という完全に仮想化したクラウドネイティブネットワークを採用。従来の通信専用機器でネットワークを構築するのではなく、汎用的な機器の上で4Gや5Gの通信向けのソフトウェアが動く仮想化したネットワークを構築することにより、機器の管理コストを抑えられるのが特徴。楽天の会長兼社長である三木谷浩史氏は、その取り組みを「ネットワーク業界のアポロプロジェクト」と表現しています。

同氏はこのほか、AIや大規模なゲームなどへの展開を実現する「モバイルエッジコンピューティングの実用化」、通話やグループ通話・チャット、ビデオ通話、SMSなど、音声通話とデータ通信を垣根なく利用できる専用アプリ「Link」の搭載、楽天IDですべての楽天グループのサービスにつながるという「グループのシナジー」、対応端末はAPNの設定なしで利用できる「ストレスフリーなサインアップ体験」を楽天モバイルの携帯キャリアサービスの特徴として説明しました。

進捗の遅延が報じられた基地局の設置は順調に回復したとしながら、10月からのサービス開始時には希望者5000人に限定してサービスを提供する「無料サポータープログラム」の実施を発表。10月1日の受付開始から2020年3月31日までの間に通話0円、データ容量無制限で0円のサービスを提供し、ユーザーのフィードバックを受けながら安定稼働を確認でき次第、有料の正式サービス開始に切り替えるという方針が明らかになりました。このため、正式サービスの開始時期、具体的な料金についてのアナウンスはありませんでした。

10月からのサービスの提供エリアは東京23区と名古屋市、大阪市および兵庫県の一部。それ以外の地域にはKDDI回線のローミングによりLTE通信サービスが提供されます。

回線のパフォーマンスは、受信時最大400Mbps、遅延は20~30msとしています。

楽天モバイル独自の端末を販売することも発表されました。「Rakuten Mini」は、Felica搭載のスマートフォンでは世界最小・最薄となるクレジットカードサイズのスマートフォン。本体サイズは106.2×53×8.6mm、重量は79g。専用アプリのLinkにより、片手で簡単に操作できるシンプルなユーザーインタフェースを実現しているとのこと。

さらに対応端末として、楽天モバイルのMVNOサービス向けに10月以降発売するスマートフォン7機種とモバイルWi-Fiルーター2機種が楽天回線(MNO)に対応することが発表されました。これら9機種はいずれもSIMロックフリーの形態で販売されるとのこと。

対応端末:

OPPO Reno A 128GB(オッポジャパン) 2019年10月上旬発売予定

Galaxy A7(サムスン電子ジャパン) 2019年10月中発売予定

Galaxy S10(サムスン電子ジャパン) 2019年12月中発売予定

AQUOS sense3 lite(シャープ) 2019年10月上旬発売予定

AQUOS sense3 plus(シャープ) 2019年12月中発売予定

Xperia Ace(ソニーモバイルコミュニケーションズ) 2019年10月上旬発売予定

arrows RX(富士通コネクテッドテクノロジーズ) 2019年10月上旬発売予定

Aterm MP02LN(NECプラットフォームズ) 2019年10月上旬発売予定

Aterm MR05LN(NECプラットフォームズ) 2019年10月上旬発売予定

HUAWEI P30 liteなど楽天モバイルのMVNOサービス向けに従来提供されてきたSIMフリースマートフォンについても、ソフトウェアアップデートで順次楽天回線(MNO)に対応していくとのこと。対応端末については随時ウェブサイトで情報を公開していくとしています。

楽天モバイル

https://mobile.rakuten.co.jp/

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