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初音ミクにキズナアイ! バーチャルアーティストがフェスで大集結した「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank」レポート

ガジェット通信 / 2019年9月25日 22時0分

9月22日、23日、千葉県幕張メッセにて「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank」が開催されました。「DIVE XR FESTIVAL」は、現実世界と仮想世界と空想世界がリンクしたストーリーをベースに、これまで存在しなかった、バーチャルアーティストらによる世界初の没入感型「XR LIVE」を立ち上げ、日本の魅力を広く発信する企画となっています。

VTuber、ボーカロイドやアニメといったバーチャルキャラクターと同じ空間を共有しながら楽しめる没入型のライブイベントで、バーチャルアーティストによる日本初のリアルフェスになりました。

ライブにはキズナアイ、ミライアカリ、電脳少女シロといったVTuberをはじめ、初音ミク、洛天依などのボーカロイドやAIのりんな、ヤッターマンやミス・モノクロームといった多種多様なアーティストが総勢35組出演し、2日間、3公演で延べ14000人を動員しました。

1日目:多種多様なバーチャルアーティストが出演

男性バーチャルアーティストの躍進

バーチャルアーティストといえば女性モデルの印象が強いですが、実は男性アーティストも人気なのをご存知でしょうか。初日は計4組の男性バーチャルアーティストが出演。女性バーチャルアーティストとはまた違った魅力で会場を魅了しました。

1日目のライブにはデビルズ・パンク・インフェルノ、WHITEHOLE、ARP、MonsterZ MATEといった男性バーチャルアーティストが出演、バンド、ラップ、フォーメーションダンスといったそれぞれの特技をしっかり見せつけました。

期待のシンガーやAIアーティストの登場

現在人気のアーティストだけでなくこれからが期待できるアーティストも出演。波羅ノ鬼(ハラノオニ)、EMMA HAZY MINAMIといったこれまでスポットの当たりづらかったアーティストも堂々としたパフォーマンスを披露しました。

特殊な演出によって出演を果たしたのはAIのりんな。実体のないAIがアーティストとしてフェスに出演できたのも「DIVE XR FESTIVAL」だからこそと言えるでしょう。

人気&実力派VTuberアーティスト出演

独特の世界観をフェスでも発揮した花譜、応援歌を披露した富士葵、元気いっぱい会場を盛り上げたかしこまり、骨折から無事復帰を果たしたアズマリムらの人気、実力派たちも出演。オリジナル楽曲を披露して会場を大いに盛り上げました。

さらに、YuNiの披露した透明声彩では、エモみのあるMVとは裏腹に会場全体が踊りだすようなノリノリな一面も見られるなど、楽曲のライブならではの楽しみ方も再発見することができました。

初日のトリはキズナアイ

トリを飾ったのは元祖バーチャルYouTuberのキズナアイ。最新曲「Sky High」を含むオリジナル曲を計5曲披露し、会場全体を巻き込むパワーで初日最後を飾りました。

1日目夜の部セットリスト

初音ミク

テオ/Satisfaction/砂の惑星/ワールドイズマイン

デビルズパンクインフェルノ

絶望ドライブ

WHITEHOLE

White Hole

波羅ノ鬼

余命宣告

EMMA HAZY MINAMI

haze

富士葵

エールアンドエール/小さきもの

りんな

最高新記憶/惑星ループ(ときどき無垢ver)

アズマリム

人類みなセンパイ!

MonsterZ Mate

Live your life!!/千年愛

かしこまり

ココロロボット/ルーティン

YuNi

透明声彩/ジレンマ

ARP

Paradise/Burn it Up

HUMANOID DJ

DJ、VJ

洛天依

66CCFF/千年食谱颂(千年レシピ)/T.A.O/極楽浄土

あんさんぶるスターズ!

HEART→BEATER!/Rebellion star/Voice of sword/Silent Oath/Melody in the dark/Darkness 4

キズナアイ

future base/melty world/AIAIAI/The Light/Sky High

2日目:古参VTuberやアニメコラボなどバリエーション豊富

2日目はVTuberがブームとなった最初期から活動している古参のVTuberの参加や、今回がラストライブとなる流石乃ルキ/流石乃ロキや、ヤッターマンと北斗の拳がコラボするなど、バリエーションに富んだライブとなりました。

ソロバーチャルアーティストのパフォーマンス

ブーム以前から活動していたミライアカリ、電脳少女シロ、ときのそらといった、VTuberたちがオリジナル曲を披露。観客を巻き込むMCも含めて大いに盛り上がりました。

他にも、銀河アリスはかわいいトークとクールな楽曲のギャップで会場を踊らせ、響木アオは“青汁”や“マグロ”など癖になるオリジナルソングで盛り上がりました。

アイドル部から参戦した猫乃木もちは、電脳少女シロのオリジナル曲「またあした」を披露。予想外の選曲にファンも大喜びでした。

ここでしかみられないグループやフォーメーションに注目

AVATAR2.0企画の一期生で結成された「AVATAR2.0 1st All Stars」は5人揃って初の大舞台を経験し、東雲めぐを中心にオーディションで結成された「SHOWROOMバーチャルスターズ」は今回限りのスペシャルユニットとして出演するなど、貴重なパフォーマンスも披露されました。

息のあったフォーメーションライブを見せた「まりなす(仮)」や、流石乃ルキ/流石乃ロキのラストライブ、力強いパフォーマンスを見せたHIMEHINAもそれぞれ魅力を大舞台で存分に発揮しました。

アニメから参戦! ヤッターマンと北斗の拳がバーチャルコラボ

今回は特別企画として「ヤッターマン」からカミナリアイとボヤッキーが、「北斗の拳」からケンシロウとハート様が出演。奇跡とも言える豪華なコラボでしたが、ショートコントのような展開に会場も笑いの渦に包まれました。

そして、キャラクターデザインを声優の堀江由衣さんが手掛けるバーチャルキャラクター、ミス・モノクロームも「DIVE XR FESTIVAL」に参戦。2012年から活動している古参のバーチャルアイドルですが、VTuberファンも魅了するパフォーマンスで実力を見せつけました。

初日オープニングと大トリを務めた「初音ミク」

3DCGライブの先駆けである「あんさんぶるスターズ!」、中国のボーカロイド「洛天依」、そして日本のボーカロイド「初音ミク」は2日間通して参戦しました。

「あんさんぶるスターズ!」は、過去にタイムスリップして2017年10月28日に行われた「あんさんぶるスターズ!DREAM LIVE -1st Tour “Morning Star!”- 」初回公演を追体験する形で参加。VTuberブームがくる以前の3DCGライブでありながらクオリティも高く、豪華な照明演出も加わることで貴重なライブ体験をすることができました。

「洛天依」は、中国で大人気のバーチャルシンガー。楽曲の豊富さ、3Dモデルのクオリティなど初音ミクと同様にハイレベルなものとなっています。中国語の楽曲で、歌詞の正確な意味はわからなかったものの、とにかく“かわいい”のは間違いない、ということだけは確かです。

そしてバーチャルの歌姫「初音ミク」は、初日のオープニングと2日目の大トリを飾る大活躍ぶり。2007年に発売されて以来、リアル世界とバーチャル世界を繋ぐ存在といえば初音ミクだったことは間違いないでしょう。最後は代表曲ともいえる「Tell Your World」で2日間に渡って現実と仮想の狭間で熱狂を繰り広げた「DIVE XR FESTIVAL」は幕を閉じました。

2日目セットリスト

HIMEHINA(田中ヒメ+鈴木ヒナ)

ヒトガタ/ヒバリ/うたかたよいかないで

まりなす(仮)

WONDERLAND/JUST IN MY HEART/亜空の先へ

AVATAR2.0 1st All Stars

ハテノハテ

銀河アリス

Someday Someday

響木アオ

スタートの合図/アオの青汁/マグロ漁船青空丸/ユメスクリーム/おとなにならないおんなのこうさぎ feat. 大森靖子

カミナリアイ feat. ボヤッキー

ウラオモテ(Veil Real)

クロスオーバー特別企画「ヤッターマン(カミナリアイ、ボヤッキー)×北斗の拳(ケンシロウ、ハート様)」

流石乃ルキ/流石乃ロキ

ルキロキ☆ラッキー/イイカンジ!!

ミス・モノクローム

ポーカーフェイス/Kimi to Boku

SHOWROOMバーチャルスターズ

WorldColors

猫乃木もち

またあした

ときのそら

ブレンドキャラバン/コトバカゼ

ミライアカリ

ミライトミライ/Яebel/シオン

電脳少女シロ

叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ/46

洛天依(ルォ・テンイ)

66CCFF/千年食谱颂(千年レシピ)/draw/T.A.O

あんさんぶるスターズ!(Trickstar/UNDEAD/Knights)

Checkmate Knights/Fight for Judge/ハニーミルクはお好みで/虹色のseasons/DESTRACTION ROAD/CHERRY HAPPY STREAM

初音ミク

テオ/ヒビカセ/ローリンガール/ワールドイズマイン/Tell Your World

公式サイト

https://www.project-dive.com/

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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