アメリカの有名な心霊スポット巡りwith幽霊探知機
ガジェット通信 / 2019年11月11日 22時0分
車に乗って自由気ままに長距離旅に出るのがロードトリップです。どこまでも広がる青空の下、アメリカの広大な土地を縦横に走る広々とした高速道路をただ走り続ける、というシーンは映画でもおなじみですね。お気に入りの音楽を大音量で聴きながら、風を浴びて運転しているだけで、それはもう楽しいものです。
イギリスからアメリカに来たオタクのイギリス人男性2人組が地球人ナイズされたエイリアンと共に、キャンピングカーでアメリカ旅行をするというロードムービーに「宇宙人ポール」という映画がありました。オタクではありませんが、同じくイギリス人男性のGav Murphyさんは、幽霊探知機を持参し、アメリカでも著名な心霊スポットを巡るロードトリップに出かけ、「The most haunted road trip in America(最も幽霊が出るロードトリップinアメリカ)」という記事を公開しています。ロードトリップの行程は、2日間かけてニューヨークのブルックリンからペンシルベニア州に存在する心霊スポット4か所を巡るというもの。
The most haunted road trip in America
https://mashable.com/feature/haunted-road-trip-america/[リンク]
超常現象の専門家たちが「EMF Readers」と呼ぶ幽霊探知機。ランプの色が緑だと幽霊が存在している可能性なし、赤だと幽霊が存在している可能性ありということです。
最初にMurphyさんが訪れたのは、ニュージャージー州ブーントンにあるDarress Theatre。1919年に建てられたこの劇場では、俳優の幽霊が出ると言われています。「EMF Readers」のランプの色は真ん中の黄色。ということは幽霊がいるかいないかちょっと不明ということですね。公式サイトの雰囲気もいかにも出そうなものとなっています。
Darress Theatre
http://www.darresstheater.com/index.html
次なる訪問地は、ペンシルベニア州ニューホープのAaron Burr Houseです。B&B(ベッド&ブレックファースト)と呼ばれる宿泊施設なのですが、名前にもあるように、その昔アメリカの第3代副大統領アーロン・バーが、アレクサンダー・ハミルトンとの決闘後の逃走中に、1週間滞在した場所でもあります。この場所で「出るよ」と言われている幽霊は、そのアーロン・バーの幽霊です。
ここでは「EMF Readers」のランプの色が赤になりました。アーロン・バーがまださまよっているのでしょうか。
Aaron Burr House
https://www.aaronburrbandb.com/
続きましては、同じくペンシルベニア州タナーズビルのLegendary Tannersville Inn。チキンウィングが名物のレストランですが、建物の所有者だった一家がネイティブ・インディアンに虐殺された過去を持ついわくつきの場所です。ここでは、ひき逃げ事故にあった男性の幽霊や、レストランの前オーナーの幽霊が出ると言われています。「EMF Readers」のランプの色は黄色でした。
Legendary Tannersville Inn
http://www.tannersvilleinn.com/
最後の心霊スポットとなったのは、ペンシルベニア州スクラントンにあるRadisson Lackawanna Station Hotel Scrantonです。女性の幽霊が出るフロアがあると言われているホテルです。メジャーリーガーたちにもよく利用されるホテルですが、デビッド・プライスという有名な選手もこのホテルで超常現象に遭遇しています。
心霊スポットを巡るロードトリップ最後の夜は、このホテルに宿泊することにしたMurphyさん。チェックインの際に「EMF Readers」のスイッチを入れると、ランプの色は黄色。異常はありません。受付の担当者にそれとなく幽霊の存在を聞いてみると、「超常現象を経験したという人はいますが、長年このホテルで働いている私にはそうした経験がありません。そう言えば3週間前に、“誰かがベッドの横に立ってる気がするから部屋を変えてくれ”と夜中に受付に駆け込んできたゲストがいました」とのこと。
Murphyさんは受付の担当者と交渉し、3週間前に超常現象が起きたという部屋に泊まることにしました。
ベッドで寝ているとあまりの暑さに起こされてしまいます。前述のプライス選手が経験した超常現象と同じです。誰かの気配も感じたMurphyさんが「EMF Readers」をチェックすると……。
完全に真っ赤っ赤! 超常現象の専門家たちの言葉を借りると、「完全に誰かが死んだ場所」だそうです。「EMF Readers」を握りしめたまま、Murphyさんはそのまま朝まで寝られませんでした。朝5時に「EMF Readers」のランプの色が黄色になり、最終的に緑になったところで部屋の温度も心地よい温度になったそうです。
Radisson Lackawanna Station Hotel Scranton
https://www.radissonhotels.com/en-us/hotels/radisson-scranton-lackawanna-station[リンク]
幽霊探知機持参で心霊スポットを訊ねる企画は、インターネット上で数多く見かけますが、くれぐれもお気をつけてお出かけください。ロードトリップと心霊スポット巡りはあまり相性良くないかも!?
※画像とソース:
https://mashable.com/feature/haunted-road-trip-america/
https://twitter.com/cymrogav/status/1189983878972420097
https://www.mlb.com/news/wade-davis-david-price-have-history/c-153404456
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