『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』今度の世界樹は凄い!【ゲームレビュー】

ガジェット通信 / 2012年7月6日 17時30分

こんにちは。『世界樹の迷宮』初プレイ時に毒で死んでから持ち前のRPG観が変わりました、ぬどんです。「おいおい毒ってこんなにHP減るのかよ……でもどうせHP減るだけで死なないんでしょ?」なんて思ってたら、冒険者たちは毒死で全滅。今思えば当時の私は、随分と冒険をなめていたものです。

さて今回は、アトラスより2012年7月5日に発売された『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』の方をレビューさせていただこうと思います。君はこのレビューを読んでもいいし、読まなくても……いや読んで下さい。

●BGMが凄い!

早速ゲームを立ち上げると、イントロダクションと共に流れてくる荘厳なBGM……。あれ、いつもと何か違うような……これ生演奏か!?

前作までは美しい打ち込みサウンドがゲームを演出していたのですが、今作はなんと生音! 前作までのサウンドも「これがゲームのBGMだよね」といった趣で、素晴らしかったですが、今作は生音になったことでかなり世界に没頭できる感じになっています! 『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』公式サイトの方でもBGMが視聴できるようになっていますので、ぜひ聴いてみて下さい。サウンド担当はもちろん『古代祐三』氏! やっぱりこの方の音楽は聴き応えあります!

●難易度が凄い!

しばしBGMに耳を傾け気分が高まってきたところで、ついにゲーム開始。しようと思ったら今度はまさかの難易度選択!

どうやら今作は、『カジュアル』という低めの難易度も用意されているようです。

『世界樹の迷宮』シリーズといえば、敵が容赦なく冒険者達を殺しにくる歯ごたえのある難易度! それが魅力の一つであるのは間違いないのですが、その反面、ライトゲーマーに気軽にオススメできない、という欠点がありました。しかし、歯ごたえのある難易度以外にも世界樹の魅力は多く、高難易度を理由にプレイしないというのはもったいない! 低難易度が追加されたことで、気兼ねなくいろんな人にオススメ出来るってもんです! よかった!

カジュアルモードでは、戦闘難易度の低下、全滅時はゲームオーバーではなく街からやり直し、などなど様々な点で初心者に優しくアレンジされているようです。……まあ、私は当然ノーマルで遊ぶんですけどね!

●スケールが凄い!

ギルドを設立して、キャラを作って、いざ世界樹の迷宮へ! と思ったらなんと、世界樹ははるか遠方前人未到の地! 遠くに世界樹が見えます……

という訳で、まずは気球に乗って大地を移動し、世界樹を目指す所から冒険が始まるのです。さらに、寄り道で食材を取得して売りさばいたり、他の冒険者と物々交換したり、『小迷宮』という様々な小さいダンジョンを探検したりと、今作はストーリー本筋の自由度とスケールが大幅アップしました!

●戦闘が凄い!

今作はなんと、モンスターが3Dモデルでグリグリ動きます! それはもう滑らかに!

しかも、敵のHPが少なくなると、見た感じもヘロヘロに、もう死にそう! って感じの動きになります。わはは、これは面白い! 無意味に敵全員ひんしにして遊んでたりして。わはは……とかやってたら全滅しました。なめたらあかん。

そして何より戦闘に役立つのがモンスター図鑑! 戦闘中にRボタンを押すと、図鑑を開いて、敵対するモンスターの情報を調べることができます。この図鑑は、新しい敵を倒すたびに、その敵の情報が追加されていくので、迷宮攻略には非常に便利です! 図鑑を埋めていくのはまるで攻略本を自分で作っていくような感覚で、非常に楽しい! これは良い図鑑ですよ。

●F.O.Eが凄い!

F.O.Eは、マップ上を移動する超強力なモンスターで、真っ向勝負で勝つのは難しいです。F.O.Eはマップで居場所を確認できるので、エンカウントしないように、F.O.Eに気付かれないように注意して移動すれば良いのですが……今作は移動中にもF.O.Eの姿が見えるようになっており、ズシンズシンと歩いて冒険者達を追いかけてきて……怖いよこれ!

敵の習性を利用して逃げたり、敵の好きそうな食材をカタパルトで投下してその隙に逃げたりと、戦闘を回避する手段を考えるのも今作の楽しい所。探索の緊張感がかなり増しています。

●やっぱりマッピングが楽しい!

そして『世界樹の迷宮』シリーズ一番の魅力はやっぱりマッピング!

手強い敵が潜む迷宮を、一歩一歩、確実に自分の手でマップに描き込み、自分のものにしていく感覚。この慎重に歩いて行く感じがシビアな冒険を実感させてくれて楽しい! 実感しすぎて、F.O.Eに追われている時は焦ってしまいマッピングを忘れてしまうほどです。ターン制だから急ぐ必要はないはずなんですけどね。

隠し通路や、採取ポイントなどをマップに描き込んでいき、メモを書いたりと、自分だけのマップが完成すると非常にうれしいです。もちろん描き間違えることもあるし、落書きして遊んでもいいでしょう。どういう地図を描いても、それら全部が自分の冒険に反映されるのが、冒険を実感させる要因になっているのでしょう。

●今作は凄い!

という訳で、前作と比べて大幅にパワーアップした今作ですが、世界樹の迷宮としての根本的な楽しさは崩すこと無く、むしろその楽しさを強調する形になっているのは、シリーズのファンとしても非常にうれしい限りです!

さらに低難易度の「カジュアル」が追加されたことで、高難易度について行けない人でも世界樹の楽しさを体験できるのは素晴らしい。

今作は、世界樹ファンの人はもちろん、世界樹初プレイの人にも、そして世界樹が難しすぎて挫折した人にもオススメできます! 体験版も配信中ですので、ぜひプレイしてみて下さい。

タイトル:世界樹の迷宮IV 伝承の巨神

機種:ニンテンドー3DS

メーカー:アトラス

価格:6279円

発売日:2012年7月5日

ジャンル:3DダンジョンRPG

プレイ人数:1人

公式サイト:http://sq4.atlusnet.jp

(c)Index Corporation 2007,2012 Produced by ATLUS

(ゲームレビュアー:ぬどん)



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