アクションカメラの素人が「GoPro」の最新機『GoPro HERO 8 Black』を持って海外に行ったら最高に楽しかった話(動画あり)
ガジェット通信 / 2019年12月31日 11時0分
先日プライベートでモルディブに旅行する機会がありました。モルディブはインド洋にある島国で、赤道をまたがって1190もの島々が連なってできている南国リゾート。一年中マリンスポーツを楽しむことができます。
僕もシュノーケルなどをするのが楽しみだったのですが、せっかくなので海の中で写真を撮れるアクションカメラを使ってみたいなと。でもそんなことやったことないし、どんなカメラを買ったらいいのかもさっぱりわからない。
そんななか、人気アクションカメラ「GoPro(ゴープロ)」の最新機『GoPRO HERO 8 Black』が2019年10月25日に発売され、大変ありがたいことにそちらをお借りしてレビューさせていただけることになりました。
こちらが『GoPRO HERO 8 Black』の本体です。まさに手のひらサイズ。海外旅行はどうしても荷物が多くなりがちなので、小さくて軽いのは助かります。操作はふたつのボタンとタッチパネルで行います。
また今回は自撮り棒&簡易的な三脚になる「ショーティー」もセットでお借りしました。装着した状態でこんな感じ。服のポケットに入れて持ち歩けるサイズ感です。
そしてGoProのアプリを入れるとスマホでGoPro本体を操作することができるようになります。自撮りやセルフタイマーで撮影するときに画面を確認することもできるのですごく便利です。アプリを経由して撮影した写真や動画をスマホに簡単に取り込むこともできますし、動画や写真の編集機能もありました。
従来機の『GoPro HERO 7』と比べると何が進化しているのかというと、手ブレ補正機能や動画の性能がなどが充実し、「ショーティー」を装着したマウントの部分がコンパクトになったという点が大きいようで、大幅なリニューアルが行われたということではなさそうでした。従来機との比較のことは考えず、純粋に『GoPro HERO 8 Black』を使ってみた感想をお伝えしていきます。
絶景をバックにした自撮りが捗る!
水中での写真を撮影しようと思ってGoProをお借りしたのですが、最も多く撮影したのは自撮り写真でした。装着したショーティーを伸ばし、なんとなく自分の方を向けてセルフタイマーでパシャリ。スマホのインカメのように自分の姿を確認できませんが、広角に撮影できるので適当に自分に向けておけばバッチリいい感じに撮影できます。
こちらは同じ場所からiPhone8のカメラと『GoPro HERO 8 Black』で撮影した写真の比較なのですが、かなり広角に撮影できていることがわかると思います。
なので自分の方に向けてシャッターを切ればこんな感じで絶景をバックにした自撮り写真を簡単に撮影できます。画質も最高にきれいですね。おそらく手ブレ補正機能もいい感じに働いているのでしょう。
もちろん水中でも撮影できるカメラなので、泳ぎながら自撮りすることだって余裕。楽しくてついたくさん撮影してしまう気持ち、おわかりいただけますでしょうか。
水中では動画の撮影が楽しい!
もちろん当初の目的だったシュノーケル中の写真撮影もバッチリ満喫できました。水中で見た美しい景色を記憶ではなく記録に残せるのってすごい。いつでも鮮明に思い出せるようになりますし、他の人と共有することもできますから。
ただし、水中ではタッチパネルが使えなくなってしまうので(触っても反応しない)、すべての操作を本体のボタンで行うことになります。そのため視野角の変更をするには一旦水の外に出なければなりませんでした。
いちいち広角や狭角の切り替えをするのも面倒だったので、途中からは視野角を中間くらいで固定してずっと動画撮影をしていたのですが、これがもう想像以上にきれいに撮れてびっくり。手ブレも少ないですし、ゴーグルと違って曇らないので実際に目で見るよりもきれいでした。笑
https://youtu.be/VwFnhhj4Z70
魚がたくさん映っているシーンを繋いで、適当なBGMを流したらそれだけでずっと眺めていられるような動画になってしまいました。夜中に部屋でこんな動画を眺めながらチビチビとお酒をたしなみたい。こういうのが一番の思い出になりますね。
サンセットを撮影して手ブレ補正機能のすごさを知る
旅の最後にはサンセットクルーズを体験することができました。雄大な海に沈んでいく太陽を海の真ん中で眺めることができるという幸せな体験……ではあったのですが、乗った船はクルーズという優雅なイメージからはかけ離れ、激しく揺れる船の屋上で地べたに座りながら見るというまるで奴隷船のような状況。ちょっとでも気を抜いたら海に放り出されます。
そんな状況でiPhone8と『GoPro HERO 8 Black』の両方で動画を撮影してみたのですが、iPhone8は船の揺れに合わせてカメラも動いてしまい、動画を見ているだけでも船酔いしそうなクオリティになってしまったのに対し、『GoPro HERO 8 Black』はどんなに船が揺れても水平線が一定になっているのです。すごい!
https://youtu.be/sTjiSTDc_3Q
時間がなくて使いこなせなかった機能がいっぱい。旅行が楽しくなるカメラ!
『GoPro HERO 8 Black』にはほかにもナイトラプス機能やスローモーション撮影、ライブストリーミング機能などなど、とても3日間の滞在では使いこなせないような機能がたくさん搭載されていました。主に使ったのは写真撮影と動画撮影くらいですが、『GoPro HERO 8 Black』も持ち歩いていたおかげで写真のバリエーションも増え、旅の思い出も圧倒的に増えたことは間違いありません。本体がコンパクトで持ち歩きやすいというのも大きかったですね。
2019年12月よりLEDライト、ディスプレイ、高性能マイクなどの専用モジュラーが順次販売され、さらに本格的な撮影もできるようになります。次にまたどこかに旅行するときにも持って行きたいと思えるカメラでした。
GoPro HERO 8 Black
https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/hero8-black/CHDHX-801-master.html
(執筆者: ノジーマ)
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』この記事に関連するニュース
-
甲乙つけ難いGoProの2つの新型カメラ。最新技術満載の最上位か、コスパが高いシンプルな最小4Kか
&GP / 2024年9月12日 11時30分
-
GoProから2種類の新しいカメラ「HERO13 Black」と「HERO」がこの秋に登場
PR TIMES / 2024年9月5日 10時45分
-
わずか86gの4Kカメラも登場──今年の「GoPro」新製品はテイストが異なる2機種だった
ITmedia NEWS / 2024年9月5日 8時10分
-
GoProが4種類のレンズモジュラーをそろえたフラッグシップ「HERO13 Black」とコンパクトモデル「HERO」を9月発売へ
ガジェット通信 / 2024年9月4日 22時0分
-
交換レンズを強化した新GoPro「HERO13 Black」登場 小型&低価格の「HERO」も
マイナビニュース / 2024年9月4日 22時0分
ランキング
-
1ThreadsプロフィールにInstagramバッジを表示させない方法
マイナビニュース / 2024年9月20日 6時0分
-
2外国人が来日して3年後…… 日本に染まっていく“電車の座り方”の変化に「日本人より日本人」「見習ったほうがいい日本人たまにいるんだぜ」
ねとらぼ / 2024年9月20日 7時30分
-
3iPhone 16シリーズが対応する「Wi-Fi 7」って何? 今までのWi-Fiとの違いをサクッとチェック!
ITmedia Mobile / 2024年9月20日 11時30分
-
4宝くじに14回当選した男 「全通り購入」という力技に行き着いた結果は? ドイツの研究者が分析
ITmedia NEWS / 2024年9月19日 8時5分
-
5そろそろ買い!? 折りたたんだままで何でもできる「motorola razr 50」
&GP / 2024年9月18日 22時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください