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快適な朝は食事でもコーヒーでもなく、スリープトラッカーから

ガジェット通信 / 2012年7月25日 13時0分

ライターという職業柄、生活サイクルが極めて不規則だ。正確には不規則というよりも夜更かししすぎで起床時刻が遅すぎて、たまに早い時間から用事のある日はいつも起床が辛い、というパターンが繰り返される。いまさら規則正しい生活を望むわけではないが、せめて起きるときに辛い思いをしないで済む方法はないものか。

そんな「睡眠難民」の自分に最適な、「スリープトラッカー」なるグッズがあるという。見た目は普通の腕時計なのだが、身につけると睡眠状態を読み取り、設定時間直近の眠りの浅いタイミング(つまり寝覚めが辛くないタイミング)でアラームを鳴らしてくれるのだという。アメリカのTIME誌の最優秀発明品賞を受賞し、嵐の松本潤や、お笑い芸人の宮川大輔も愛用していると話題になっているらしい。これは使うしかない!

まずは木曜日の晩。翌金曜日は大した用事がないため、あえていつも以上にがんばって午前6時まで夜更かしをしつつ、翌朝は筆者が通常起床する頃である午前10時にアラームを設定してみた。

するとわずか4時間程度の睡眠ながら、10時数分前にふと目がさめかけた瞬間アラームが鳴り、ほぼストレスなしに目覚めることができた。なるほど、眠りが浅いときなら楽に起きることができるのだな。

起床後、スリープトラッカーをPCに接続する。実はこの製品、自分の睡眠データをウェブ上で可視化してくれるのである。

データをアップロードして確認すると、しばらく寝付きの悪い時間(赤いバーの部分)が続くものの、ある時刻を境に深い眠り(緑バー)にシフト。その後も幾度か覚醒しかけるが、その後起床直前まで熟睡できていたようだ。ここまでわかるのはなかなかいい感じではないか。スリープトラッカー、使える!

しかし問題はその後である。土・日・月と、朝6時に起床しなければならない用事が入ってしまったのだ。寝不足状態だったため、金曜の夜に早々就寝することは難しくなさそうだが、果たして三日連続、いくらスリープトラッカーがあろうと、快適な早起きなんて、自分にできるのだろうか。結局は眠い目をこすりながら無理矢理な起床となるのではなかろうか。

結論から先に書くと、その心配は杞憂に終わった。毎朝ばっちり目覚められたのである。以下がそのときのデータである。

7月13日。不規則生活がたたってか、浅い眠りが目立つ。

7月14日。ときどき目覚めかけるものの、熟睡もほどよく繰り返されるようになった。

7月15日。睡眠スコア64と、世界の平均に迫る勢いである。

画像をご覧いただければわかるように、眠りの浅い割合が減り、睡眠サイクルがみるみる安定していった。うまいタイミングでアラームを鳴らしているだけかと思ったのに、スリープトラッカー、あなどれない。

そんなわけで以後、毎晩スリープトラッカーを着用して寝ることで生活改善をしたいところだが、「寝るときに何かを身に付けるのが苦手」という人には、装着せずとも同様の働きをしてくれるリニュー・スリープクロックなる製品もある。快適な起床をしたいなら、好みにあわせてどちらかを選択してみることをオススメする。

【関連リンク】

スリープトラッカー

http://sleeptracker.jp/

リニュー・スリープクロック

http://weatherly.ok.shopserve.jp/SHOP/renewsleepclock.html

(田中 元)



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