他者に敬意を払わない集団とフェミニストの先鋭化。【ひろゆき】
ガジェット通信 / 2020年2月13日 14時15分
こんにちは。ここ5年ぐらいでネトウヨと言われるヘイトスピーチやら差別発言をする集団がニュース沙汰になったりして可視化されるようになってきたなぁ、、と思っているひろゆきです。
彼ら・彼女らは差別発言などを正義のためにやってると思い込んでるんですね。
日本に害をなす外国人が侵略してきていて、それを撃退するために日本語でネットに文字を書いているというわけです。
他国の人に伝えたければ、他国のコミュニテイーに行ってその国の言葉で議論なりすればいいと思うんですが、何か知らんけど日本語で日本人同士で言い合ってるんですね。
んで、ネトウヨの思想に会わない考えや発言をした人に対しては、人格や見た目や所属してる組織などを感情的に罵ったりして、議論の内容に反論することはあまりなかったりします。
そして、そういったヘイト発言をする人が医者だったり、公的な役職についている人だったりと、世間的にはそれなりの地位に居る人でもやっちゃってたりします。
さてさて、先日ハフポストで、フェミニズムに関して取材を受けました。
ひろゆきさん、どうして「今の日本では“フェミニズム”って言葉を使わないほうがいい」のですか?
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e3cb7f5c5b6b70886fd0627
家事分担の偏り、女性政治家が少ないこと。ひろゆきさんと考えた“日本の現実”
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e407665c5b6bb0ffc130fde
その前にも、AbemaTVでフェミニズムに関して取材を受けたのですが、
「おいらフェミニズムとか全然関係ないので、なんで?」
と思ってたところで、今回も話が来たわけです。
個人的には、他にもフェミニズムについて喋る人はいると思っていたのですが、記事が公開されて理由が薄々わかってきたわけです。
記事が公開されてみると、やたらにTwitterでバッシングされてるんですよね。
書いてあることに関して論理的に突っ込んだり、間違いを指摘されたりとかならわかるのですが、書いてないことを読み間違えて怒ってる人が大勢いて、よくわからない世界だなぁ、、と思ってたわけです。
そんなこんなで書いたのが下記の記事。
読解力の無い人が多数派の時代なのかな。【ひろゆき】
https://getnews.jp/archives/2395390
読み間違いはまだ誤解を解ける可能性があるのですが、
どこがどう良くないのかという指摘をしないで、ただ罵倒するというネトウヨと同じ行動パターンの人が出て来るのですね。
さてさて、中部大学の玉田敦子教授が書いたのがこちら。
インタビューをしている高崎さん。
反論をツイートされている方々に「後半を読んで」と返信を書かれてが、インタビューの後半できちんと論破されているならば、なるべく早く公開して解毒してほしい。有毒すぎる。
https://twitter.com/atsukotamada/status/1225811187859742720
記事を書いた高崎さんは、「どこが有毒なのか?」という質問をしてるのですが、答えないままです。
他人の顔写真やら記事やらに「有毒」と指摘するのであれば、せめて根拠ぐらいは示してほしいものです。
そして、弁護士の神原元さんが書いたのがこちら。
恐る恐る読んでみたが、案の定、「ひろゆき」なる人物の発言は、一字一句、一つ残らずsexistのそれであり、目眩と吐き気しかしなかった。こんな人物を「識者」のごとく取り上げ、差別発言を拡散するこの記事は、差別を拡大再生産するものでしかない。
ハフポストは記事を撤回して謝罪するべきである。
https://twitter.com/kambara7/status/1226626699393032192
sexistとは、差別主義者という意味の英語なのですが、どの部分が差別発言なのかを指摘することなく、おいらのことを差別主義者だと断定してたりします。
ネトウヨの人が、「非国民」とか「半*人」とかレッテルを張ったりするのですが、神原さんは「差別主義者」というレッテルを張って満足するタイプのようです。
ネトウヨの人が「勉強が足りない」とか「知識不足」とかを反論の代わりに言い出したりしてるのと、フェミニストを名乗る人の類似性が気になってきて、こんな質問をしてみました。
男女平等を目指すのであれば、「レディースデイの撤廃」や「男性専用列車の実現」に賛成してくれると思うので、書いてみました。
「男女平等というのは、性別による差を無くすこと」
https://getnews.jp/archives/2399021
フェミニストを名乗る人は、「日本は遅れていて、欧米は進んでいる」といいがちなんですよね。
んで、彼ら・彼女らの言う欧米ですが、おいらはアメリカの大学に1年通っていて、フランスには4年住んでいたりします。
性別による待遇の差は差別であって、「女性服のセール」があったとしても、「女性だけが割引のセール」というのはフランスではほぼ無かったりします。アメリカでも同様です。
性別によって乗ってはいけない電車というのも日本以外では見たことないです。
つまり、フェミニストの人達がいう進んでる欧米では「レディースデイ」や「女性専用列車」というのは差別的であるということで存在しないのです。
「欧州やアメリカでの差別とは何か?」という知識が本当にあるのか? という確認をしてみたのですね。
ちなみに、「レディースデイ」を擁護したい人が「アファーマティブ・アクションだよ!」とか言っちゃったりするんですが、間違っていたりします。
アメリカには、「アファーマティブ・アクション」と呼ばれる少数派の人を優遇する仕組みがあります。
大学の入学時に黒人だと試験の点数がプラスされるという感じですね。
ちなみに、イギリス英語では「Positive discrimination」といい、フランス語では「Discrimination positive」といいます。意味としては、「ポジティブな差別」です。
フランスは、人種、宗教、性別による差別を憲法で禁止しているので、「アファーマティブ・アクション」はありません。
イギリスもEquality Act 2010という法によって、人種、民族、性別による差別を禁止しています。
つまり、「アファーマティブ・アクション」自体は差別だよね、、という認識なのです。
そして、アメリカの「アファマーティブ・アクション」も性別による差はなく、人種による差しか認めていません。
なので、女性を優遇する理由として「アファマーティブ・アクション」を出してくる人は、差別を肯定してるか、意味が分かってない人なんですよね。
また、「アファマーティブ・アクション」は、アジア系の点数を下げるというのを認めていたりします。
アジア系はテスト勉強をちゃんとやるので、テストの点数が高くなります。
そこで、アジア系は一律50点のマイナスをすることにしました。。
アジア系は、アメリカでは少数派なのにも関わらず、点数が高いからという理由で、マイナスを付けられるという無茶苦茶な仕組みなんですよね。
したがって、「アファマーティブ・アクション」を肯定してしまうと、「女性の点数が高いから」という理由で女性の受験生の点数を下げた東京医大の行為も肯定することになっちゃうわけです。
という前置きが終わったところで、フェミニストの方々からお返事が頂けました。
今さらレディースデーと専用車両というコラッタレベルのお話を出すとはすごいですね。別に反対しないですが、不利益と感じた当事者の男性がやれば良いだけで、当事者ではない女性運動家が「やりましょう」と言わないのは当然だし、そうやって女性に重荷を背負わせるのも使い古された性差別の言説です。
https://twitter.com/KTB_genki/status/1227464784980914176
上場企業の女性役員数が少ないことも、男女平等の観点から良くないよねと言われていたりするのですが、
「男性が男性を優遇する措置をやっていい」ということは、男性役員ばかりにするのも問題ないし、
大学の教授を男性ばかりにしてもいいし、男性だけ割引して、女性は不当に値上げするのもいいということになっちゃうんですよね。。。
性別による差別が良くない理由がまったくわかってないようなのでびっくりしました。
レディースデーを実施しているのは多分多くは男性が経営しているところなので、そちらに働きかけるのがよいかと思います。
利益がでるから実施されてるのでしょうし。
メンズデー作りたいならメンズデーがあるところに男性がたくさん行くことでは。あとは男性の賃金をさげるか。
https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1227434726237102080
「利益が出るから実施するというのがOK」であれば、男性多数の会社が女性社員の給与を低くして、利益を出すのもOKってことになっちゃうんですよね。んで、男性役員ばかりの会社が増えても、「利益のため」だからOKと。
twitterの140文字の中で矛盾させるという荒業を成し遂げられています。
といった感じで、お返事をいただいたものの、男女平等を謳っているわりには、男性優遇を許容してるとか、意味がわからないんですよね。。。
ネトウヨの人も同じで、質問をしていくと、言ってることに矛盾が出てきちゃうんですけど、その矛盾に本人が気づいてないというのがフェミニストの人でも同じなんだなぁ、、と。
さてさて、欧州やアメリカの仕組みを日本にそのまま持ち込むのって、果たしてどうなのかな? と個人的には思っています。
日本は、専業主婦でも専業主夫でも、働き手と同じ年金を貰う第3号被保険者という仕組みがあったりします。
40年間、専業主婦で、働いたことが一切なかったとしても、40年間働いた人と同じ年金が貰えるのですね。
離婚したとしても、専業主婦だった人は年金が貰えるので、金銭の不安は少ないわけです。
フランスは、働いてない人は年金はもらえません。
なので、専業主婦を40年やって離婚すると、年金の無い状態になるわけです。
アメリカも、専業主婦に同額の年金が貰えるという仕組みはありません。
つまり、日本は、専業主婦・主夫をかなり優遇する仕組みを持っているのです。
日本は、労働者の給料が上がらないのは、働きたい人が多いからです。
シンガポールで皿洗いの人の月給が35万円なのは、成り手がいないから給料が高くなるのです。
男女平等で、専業主婦の年金を無くしたとして、主婦だった人が働きに出た場合に、労働者の給料はますます下がり、失業者はますます増えます。
なんでもかんでも欧米の真似をすればいいってものではなく、日本は日本の文化と生活習慣に会わせて取り入れていけばいいと思うんですよね。
んで、フェミニストの人は働く女性が云々の話はするんですけど、世の中には働きたくないけどお金は欲しいという人が大勢いるってのが見えてない気がするんですよねぇ。。。
というわけで、フェミニストの人はフェミニストじゃない人の状況も見えてないし、海外のこともあんまり見えてないし、行動パターンがネトウヨに似てきてるので、やっぱりまともな人は「フェミニスト」を名乗らないって選択をしちゃうんじゃないですかね? ろくでなし子さん。
それでもわたしがフェミニストを名乗り続ける理由
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