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防災グッズレビュー:ソーラーでも手回しでも充電できるGOAL ZEROのアウトドアランタン「Lighthouse 400」

ガジェット通信 / 2020年2月22日 11時0分

電気のある生活に慣れていると、キャンプや災害時などで停電の際には不便を感じてしまいます。スマートフォンのLEDライトも一時しのぎにはなりますが、バッテリーを節約するためにも専用のライトが欲しいところです。GOAL ZEROのアウトドアランタン「Lighthouse 400」は、16.3Wh(3.7V/4400mAh)のバッテリー容量を持ち、最大400ルーメンのLEDライトを搭載しています。折りたたみ式のスタンドとランタンフックがあり、アウトドア、室内いずれの場所でも使用できます。

スタンドを折りたたんだ状態ではコンパクトになり収納性も良いですが、棚の上などに「見える収納」をしても良いのではないかと思います。そこにある、ことが意識されていることで、いざという時にすぐに使える、役立つアイテムがあるという認識を周囲に認知させることができるのは重要です。

デザイン的にも、防災グッズ的な趣はなく、アウトドアアイテムとも少し違うので、オフィスやリビングに置いてあっても違和感がないものに思います。

LEDライトは半分ずつ点灯させることができます。壁際などに置く場合、半分だけ点灯させることで、照らしたい方向にのみ灯りを向けてバッテリーを節約することができます。キャンプなどでも、自分たちのキャンプサイトの方だけ照らし、お隣のサイトを照らさないことで迷惑になりにくい配慮となります。これは避難所などでも同様でしょう。

赤いLEDライトが回転しながら点滅するモードも備わっています。アイデア次第ではありますが、緊急時の合図用だけでなく、真っ暗なテントサイトで自分のテントを見つけやすくする目印や、崩れた壁やヒビの入った階段など危険エリアへの注意を促す警告灯など、レジャーから防災まで幅広く活用できます。

ランタン本体のUSBポートからは、電源も取れます。4400mAhの容量はスマートフォン一回分の充電が可能ですので、モバイルバッテリーが尽きてしまった場合の予備としても役立ちます。

USBケーブルも付属しており、逆にモバイルバッテリーで充電することもできます。普段の充電はUSB ACアダプターを使って充電すると効率が良いでしょう。

災害時には、ソーラーパネルを使用して充電ができます。実際に試したところ、冬の日が斜めでうすぐもりの天気でも、充電を示すLEDが点灯しました。

防災用、アウトドア用として優れている点としては、手回し式発電装置が付いていることです。手回し充電では、スマートフォンも数分しか使用できませんし、LEDライトとしても数時間程度がせいぜいでしょうが、まったく電力の供給が見込めない状態で充電ができる、という点が安心感につながります。ソーラーパネルと一緒に備えておき、明るい時間はソーラーで、暗くなったら手回し充電で、という過ごし方もできるでしょう。

GOAL ZEROは、登山チームや探検隊、NPO団体など、電気の通っていないエリアで活動する人々に採用されている実績があり、防災用として一時的な使用を想定した防災グッズと比べて恒常的に使う想定で設計、製造されているので耐久性や信頼性の面でも期待できます。

(執筆者: ipodstyle)

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