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バイオリンを演奏しながら受けた脳腫瘍手術 執刀医は音楽の学位も持つピアニスト

ガジェット通信 / 2020年2月20日 16時30分

ロンドンのキングス・カレッジ病院で、バイオリンを演奏しながらの脳腫瘍手術が執刀され、話題となっています。手術を受けたのはイングランド・ワイト島交響楽団のバイオリニストであるダグマー・ターナーさん。

ターナーさんの腫瘍は、脳右側の前頭葉で左手の動きを制御する領域の近くに存在。バイオリンの演奏には弦を操る左手の指が正常に機能することが欠かせません。そこで、脳を傷つけずに術後も変わらずバイオリンの演奏を可能にするため、実際にバイオリンを演奏しながらの手術となりました。手術を担当した医師は、音楽の学位も持つピアニストでもありました。

手術の結果、腫瘍の90%以上が除去され、ターナーさんは手術の3日後には退院となりました。今後は、地元の病院で定期的に検査を受けていく予定とのことです。

※画像:Twitterより引用

https://twitter.com/KingsCollegeNHS/status/1229701069091020800 [リンク]

※ソース:

https://www.kch.nhs.uk/news/public/news/view/31290

(執筆者: 6PAC)

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