3分間見るだけ!! 不思議な視力トレーニングマシン『WOC-i(ワックアイ)』を1週間使ってみた
ガジェット通信 / 2012年8月20日 17時0分
筆者はこの4月から初めてオフィスワークをするようになった。今までの仕事は体を使うことが多かったが、今の仕事は非常に目を使う。記事を書く仕事でパソコン(PC)を見続けるのはもちろんのこと、『ニコニコ生放送』を制作する業務でもリハーサルでステージに立ち、まばゆいライトを目に受けたり、放送に異常がないかどうか、半日程神経をつかってPCやカメラなどとにらめっこをしなければいけないことが多い。
体が疲れる分には鍛えたり、風呂にゆっくり入ればある程度疲れは取れるが、目の疲れはどう取ればいいのかわからず試行錯誤していた筆者。今話題のブルーライトをカットするメガネを使用してみたり、目薬をさしてみたりするが、小さな文字がボヤけて見えることが多々あり、記事が読みにくいなぁと常日ごろから思っていた。そんな時に上司から、視力をトレーニングするマシン『WOC-i(ワックアイ)』をメーカーさんから借りられるけど、使ってみる? とのうれしいお誘いがあったのでお願いしてみた。
早速届いたので開けてみるとお目当てのマシン『WOC-i』が登場。大きいけど意外と軽い。
説明書を読んでみると、付属されている自分の好きな風景のフィルムを装着し、『WOC-i』を3分間見るだけでよいらしい。そんなカンタンな方法で本当に視力をトレーニングすることができるのか? と、疑問を抱きながらも1週間試してみることに。
まずは装着。といっても望遠鏡をのぞくように目にあてスイッチオン。中を見ると風景が浮き出て立体的に見え、いつでも遠くの景色を見られる仕組みになっているようだ。3分たつと自然と後ろのバックライトが消え、アラームが鳴ってトレーニングが終わったことを知らせてくれる。
そしてこのマシン、バックライトが点滅するモードも搭載されている。開発者によると、風景を点滅させることにより、瞳孔(どうこう)が自然に開いたり閉じたりを繰り返し、また、真っ暗な状態から風景が点灯することで、「見よう」とする気持ちが強まり、トレーニングをさらに効率よくしてくれるらしい。
筆者は1回この点滅させるモードを体験してから『WOC-i』の凄さを実感した。目の中が勝手に動くのが実感できる。いわゆる、カメラのピント調節のように視界が引き締まっていくのを実感するのだ。
難点を挙げると、動かない同じ風景を3分間見つめていなければならないのがキツかった。意外に3分は長いので、1種類の画像ではどうしても飽きがきてしまう。フィルムを替えることで気分転換を図りながら使っていたが、追加のフィルムが販売されたらもっと楽しくなりそうだ。
オフィスで使う場合、望遠鏡を見るような体勢で使用するため腕が非常に疲れるが、別売りで専用の台も売っているらしい。自由に体勢が変えられる家やプライベートゾーンで使うなら、寝転びながらも使えるので台はなくて良いかもしれない。
こうして、3分のトレーニングを終えて周りを見渡してみると視界が変化し、何物にも代えがたい爽快感が待っている。ピントが合った状態に目がリフレッシュするだけでなく、視界も広がったように感じるのだ。この爽快感は1週間使ってもトレーニング後には感じるし、何よりも目が良くない筆者にとって、新鮮な気持ちになれる瞬間だった。
しかし何故ここまで視界が違うと感じるのか。それには現代人特有の理由があるみたいだ。
現代はノートPCや携帯電話、スマートフォンが普及し、ディスプレーを身近に感じるようになったが、これらの電子機器を1メートル以上目から離して見る人はそう多くないと思う。これが正に原因なのだ。近くの物を見続けると眼球が本来の平行の状態ではなく、寄り目になり視線がズレてくる。そうしてだんだん筋肉が緊張し、ピントの調整がうまくできなくなるため、遠くや小さい文字が見えにくくなるのだ。
ほとんどの人はPCを1メートル以上離して仕事はできない環境にあるし、できるだけ離してスマートフォンや携帯を見るのも限界があるので、ピントがズレてしまうのは避けられない状況下にある。目を酷使する仕事に就く人には、この視界がクリアにブワッと広がるなんとも不思議な視力トレーニングマシン『WOC-i』を家庭やオフィスに一つ是非オススメしたい。
ワックインターナショナル
http://www.woc-intl.co.jp/products/index.html
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