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進化した「ジョージア 香るブラック・微糖」で楽しめる“もどり香”って何? 猿田彦珈琲・大塚朝之さんに聞いてみた

ガジェット通信 / 2020年3月2日 8時0分

スペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」監修によるボトル缶コーヒー「ジョージア 香るブラック」「ジョージア 香る微糖」がリニューアルして3月2日(月)より新登場しました。

キービジュアルやテレビCMでは「もどり香(こう)」というワードがフィーチャーされていますが、それっていったい何のこと? 淹れたてのレギュラーコーヒーに近い味わいを目指した新「ジョージア 香る」シリーズの楽しみ方を、監修を務めた猿田彦珈琲の代表・大塚朝之さんに聞いてみました。

今回リニューアルした「ジョージア 香るブラック・微糖」は、ボトル缶コーヒーでありながらハンドドリップ抽出における“蒸らし”の工程を製造にとり入れた「蒸らし抽出技術」が特徴。

「蒸らし抽出技術というのは私たちがハンドドリップする時に少量のお湯を注いで30秒ほど待つ作業なんですけど、何をしているかと言うと炭酸ガスを抜いているんですね。新鮮なコーヒー豆を挽いてお湯を落とすと、炭酸ガスが抽出されて粉がふわっと膨らみます。炭酸ガスが空気中に抜けていこうとする時にお湯を注いでしまうと、粉の抽出成分が十分に出てこなくなってしまいます。しっかり蒸らしてなじませることでコーヒー本来の香りや味わいを引き出し、(選ぶ豆によっては)コクがあって長く余韻が残るコーヒーを淹れることができるんです」。

「ジョージア 香るブラック・微糖」ではこれまでも、コーヒー豆を挽く時に広がる香りをそのまま封じ込める「挽きたてアロマ製法」により、レギュラーコーヒーのような味わいと香りを表現してきました。新たにこの蒸らし抽出技術を取り入れることでより香りにこだわり、鼻先で感じる「鼻先香」だけでなく、のどから鼻に抜けて感じる「もどり香」を意識しながら作り上げたとのこと。

「ワインやウイスキーと同様に、もどり香は豆の品質や焙煎・抽出技術がそろった美味しいコーヒーには欠かせない要素のひとつ。フレーバーの余韻がしっかりと残るアフターテイストをジョージアで表現できたらと思いました。缶コーヒーにおいてもどり香にフォーカスした製品は非常に珍しいと思います」。

実際にブラックを飲んでみると、酸味や苦味が後に引かないすっきりと飲みやすい味わいながら、バニラやキャラメルっぽい香りがふんわりと口や鼻に広がって長く残るのが分かりました。あるいは消えかけたコクが戻ってくるような感覚、というのでしょうか。天然の香料なのでイヤな感じはありません。とはいえ、今までアフターテイストをしっかり意識して缶コーヒーを飲んだことがなかったので、他の製品ともいろいろと飲み比べてみたいところ。

「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」のように“ザ・缶コーヒー”の味わいも好きですが、「ジョージア 香る」シリーズは淹れたてのレギュラーコーヒーにどれだけ近い味わいが実現できるかがコンセプト。専門店で500円を超えるドリップコーヒーと比べてしまうのはなかなか難しいけど、デスク作業や移動の合間にこの一味違ったクオリティが気軽に飲めるのは嬉しいですね。

「甘いものと組み合わせると、もどり香がより楽しめます」とオススメされたのがどら焼きとのペアリング。お互いのもつコクや甘みが際立つように感じたので、こちらも是非お試しあれ!

撮影:オサダコウジ

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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