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「気付いていないみたいだが、お互いを殺しあっている。絶望感が圧倒的すぎる」 ウイルス感染の恐怖に怯えるUberドライバーのつぶやきが話題

ガジェット通信 / 2020年3月18日 12時0分

新型コロナウイルスに感染するリスクを抱えながらも、幼い息子を抱え生活のためにUberドライバーを兼務するシングルファーザーのつぶやきが話題です。

https://twitter.com/uber_trips/status/1239013389680214017

「今夜は客を4組乗せた。客全員がクラブかバーへ行った。4組目の客を降ろした後ログオフして、駐車場に車を停めて泣きじゃくった。誰も隔離していない。誰も聞いていない。気付いていないみたいだが、お互いを殺しあっている。絶望感が圧倒的すぎる」

米フロリダ州在住の投稿主は日中はオフィスでデスクワークをしている人ですが、週に250ドル(約2万7000円)余計に稼がなくてはならないので、夜と週末を使って週15~18時間くらいUberドライバーを兼業しているそうです。

https://twitter.com/uber_trips/status/1239013393341841410

息子の面倒を見てくれている母親は免疫力が弱いそうです。不特定多数の客を乗せることで、客に新型コロナウイルスをうつされ、自分が母親にうつし彼女を殺してしまうのではないかという恐怖を抱えて車を運転しているとのこと。恐怖が現実のものとなれば、母親を殺してまでお金が必要だったことを息子に説明しなきゃいけない日がいつかくることも別の恐怖となっているようです。

https://twitter.com/uber_trips/status/1239013395493462016

投稿主は「誰にもこういうことを話せなくてツイートした」といいます。

https://twitter.com/uber_trips/status/1239122820313034752

冒頭のツイートをした翌日の朝、投稿主が起きると通知が約1200万件もあったそうです。投稿主が運転しなくてもいいように多くの人々が寄付を申し出てくれたそうです。「善意ある人々の優しさに圧倒された」とツイートしています。

投稿主のもとには以下のような声が寄せられています。

・誰もが恐怖を感じてると思うので、不安や恐怖を共有する権利は誰にでもあるわ

・パンデミックになるのも当然だ。この時期にチケット代が安いからって旅行しようとしてるヤツもいるし

・Venmoでお金送ったよ

・在宅勤務や休校を”休暇”と勘違いしている人が多すぎる

・ウイルス感染に怯えているのはあなた一人じゃないわ

・60過ぎで基礎疾患を抱えています。コロナで重症化しやすいグループの一人ですが、通院のためUberを利用しなくてはなりません。もし私が感染してしまったらどうなるのでしょう。あなたのようなUberドライバーにウイルスをうつしたくありません

・若年層はそれほどコロナウイルスを心配しなくてもいいというメッセージは嘘だ。死亡率が低いってだけで、普通に症状でるし他人にうつすこともできる

・フランスでは集中治療室にいる感染者の半数は50才以下です。中国のデータは信用できません。誰もが感染して最悪死亡するリスクを抱えているんです

・今夜もバーで仕事。私の住んでいるところではバーの営業が禁止されていないので。コロナに対する不安と、まだ仕事があるホッとした気持ちの両方で複雑な気分

・この状況下で普通の生活をしたがるのがおかしい

※画像:Twitterより

https://twitter.com/uber_trips/status/1239013389680214017 [リンク]

(執筆者: 6PAC)

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