パソ通で人生変わった人、全員集合!~「NIFTY-Serve大同窓会」潜入レポート

ガジェット通信 / 2012年8月30日 12時15分

パソ通で人生変わった人、全員集合!~「NIFTY-Serve大同窓会」潜入レポート

今年の夏、帰省して「同窓会」に行かれた方はいるだろうか。

少し見ないうちに雰囲気がすっかり変わっていたり、「10数年ぶりの再会」を果たしたり……同窓会には物語がつきものだ。

25年ぶりの復活を果たしたサービス「NIFTY-Serve」でも、8月20日-22日の3夜連続で「同窓会」が開かれた。その中でも一際目をひく第2夜の「パソ通で人生変わっちゃったナイト」に潜入してみた。

会場に入ると、すでに結構な人がいる。6、70人くらいいるだろうか。BGMは80-90年代の懐メロ-プリプリや、米米CLUBが流れ、すでに懐かしい雰囲気に。ちなみに、このイベントは飲み放題、食べ放題。太っ腹すぎる。

「ピーヒョロロローガーー」。懐かしいモデム音が流れ、すがやみつる氏と山川ジャッキー氏のトークショーからスタートした(記事冒頭写真の左がすがや氏/右が山川氏)。

すがや氏は『仮面ライダー』『ゲームセンターあらし』などの著書で知られる漫画家である。一方で、超のつくパソ通マニアという顔も持っており、NIFTY-Serveが始まるとすぐに、大好きなモータースポーツのフォーラムのシスオペに着任した。「シスオペ業で食べられるなら、漫画家辞めてもいい!」と思っていたそうだが、なんと最初のロイヤリティは1000円!(笑)なのに使った経費は480万円と大赤字。生活費を稼ぐためにパソコン通信のハウツー本を書いたり、と結果的に漫画やライターの仕事も猛烈にこなしていたそうだ。

その後、公衆電話でアクセス中に職質を受けたり(しかも3回)、50歳を過ぎて大学に入ったり、その卒業した大学で教鞭を執ることになったり……これで分かるとおり、すがや氏は、まさに「パソ通で人生が変わった」を地でいく人物と言えよう。

そんなすがや氏の盟友ともいえるのが、同じFMOTOR4のメンバー:山川ジャッキー氏。自動巡回ソフト『AVALON』の開発者として知られるが、元はすがや氏から依頼されて作ったものだそうだ。しかし『AVALON』開発のためにIT企業を退社したものの、正月(当時はコンビニが閉まっていた!)餓死寸前に。パソコン通信で、すがや氏にヘルプコールをして、どうにか生き延びたそうだ。二人の深い友情が伝わってくるエピソードだ。

と、ここで二人のトークショーは終了。食べたり飲んだりしながら、和やかにイベントは進んでゆく。続いては一気に5名の方々が登壇。

10分プレゼン登壇者

(左上から)内藤みか氏(作家)、山本洋三氏(FFA SYSOP)、松木英一氏(FMAUG SYSOP)、(左下から)藤原純衛氏(FBMAN SYSOP)、水野勝成氏(FLICENSE/FISDN/FS40 SYSOP)

登壇者たちは、年齢もフォーラムもバラバラだが「人生が変わっちゃった」という意味では全員一緒だそうだ。それらのエピソードについて10分で語る、というプレゼン大会がスタート。ここでは、発表タイトルと、印象的だった話をご紹介したい。

内藤みか氏『パソ婚しちゃいました』

→パソ婚と普通の結婚との大きな違いは、ケンカも告白もすべてパソ通上でやること!

山本洋三氏『パソコン通信で人生××しました。』

→ネットワークを利用して知ったことは、人と社会の複雑さ。

松木英一氏『私はニフティのおかげで人生をアレしました!』

→一般会員時代がないのにシスオペになってしまった。

藤原純衛氏『私が見てきた「パソ通で人生、変わっちゃったナイト」』

→ビジネスマンフォーラムでは、今流行のコワーキングスペースや、交流会をすでに行っていた。

水野勝成氏『フォーラムは巨大な○○系だった』

→フォーラムは巨大な出会い系だった。

水野氏の思わぬオチに会場が大爆笑。トークイベントが終わり、この後1時間ほどの交流会に。まさに会場は同窓会ムードとなった。

会場内には、イベントのほかにもいろいろな出し物があったのでご紹介したい。まずはできたてほやほやの、「CBシミュレーター」が楽しめるブース。

「CBシミュレーター」に参加するすがや氏

イベント時間帯に限り公開している「CBシミュレーター」。イベント会場と日本全国がCBチャットで繋がっている。早速参加するすがや氏。

黒字の画面や文字の動きなど、ばっちり昔を再現しており、開発スタッフのコダワリが伺える。後日談だが、すがやみつる氏は第3夜に、CBシミュレーター上で降臨したそうだ。なかなか粋な計らいである。

もう一つ、目を奪われたのが「80-90年代再現懐かし部屋」。

80-90年代再現懐かし部屋

これはもうご覧のとおりである。あの頃の懐かし家電やグッズが詰まった小部屋である。ちなみに、今の若い子はラジカセすら知らないというから驚きだ。

あっという間に時間が過ぎ、すがや氏の一本締めで、イベントは大団円を迎えた。『NIFTY-Serve大同窓会』では、パソ通時代の熱気が蘇り、昔の自分に出会えた気がした。

【関連リンク】

NIFTY-Serve大同窓会特設サイト

http://www.niftyserve.com/event/



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