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SBとauのiPhone 4S戦争勃発から1年 売上シェアは6対4

ガジェット通信 / 2012年8月31日 15時0分

auとSBのiPhone 4S戦争勃発から1年 売上シェアは6対4

昨年10月、“iPhone 4S戦争”が勃発してから約1年。量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、iPhone 4Sの国内キャリア別シェアは、2012年7月31日までの累計で、ソフトバンクモバイル(以下ソフトバンク)が60.1%、KDDI(au)が39.9%と、ソフトバンクが優勢なことが明らかになった。

■発売以来好調維持

同ランキングで、昨年11月 でのiPhone 4Sのシェアの内訳をみると、ソフトバンク版が19.3%、au版は9.8%。その後もソフトバンクは好調を続け、auとの差は大きくなるばかり。発売前は、なんだかよくわからないがauはソフトバンクよりも接続に強いとかなんとかいう噂がネット上の一部であったものだが、フタを開けてみれば、なんのことはないソフトバンクの独走、圧勝だったというわけだ。

理由はいくつか考えられる。もっとも大きいのは、やはり国内でのそもそものiPhone販売実績と、ユーザー同士の無料通話プラン。iPhone4S発売以前にソフトバンク、ひいてはiPhoneを選択してきた層の大多数がキャリアを乗り換えず、そして新しくiPhone4Sを購入しようとした層が、“周囲にソフトバンクユーザーが多いから(無料通話ができる)”という魅力でソフトバンクを選んだのではないか。

また、機能面でもauが遅れをとったことは否めない。「同じiPhoneでもそんなに違うのか」というほど、当初のauには「ソフトバンクでは当たり前の機能が当たり前でない」(海外ローミングのキャリア選択ができない、絵文字が使えない、通話中にネット接続ができないためインターネットメールが即時に取得できない、等)が多過ぎた。

苦情も相当あったものと推測されるが、auでは、12月になってようやく“(2012年)1月までに対応します”“3月までに順次対応予定です”という、なんともふわっとしたお知らせ を出したものの、ネットでは「おせーよ」「夏頃の期待は何だったのか」「Android推してた方がよかったんじゃね?」などと言われてしまう始末…。

■iPhone 4Sで裾野が広がる

なお、同サイトによると、iPhone 4Sは、今のところ、国内で最も多く売れたスマートフォン。容量別シェアをみると16GBが半数を占めることから、iPhone 4Sで初めてiPhoneを購入した人も多かったと分析している。

来月にはiPhone 5の発売が報じられている。スマートフォンの普及のなかで、ますますiPhoneユーザーが増えることは必至だ。auは、この1年で機能面の改善は徐々に対応。一方のソフトバンクは今年プラチナバンドを獲得し、よりつながりやすい接続環境を整備中で、勢いにのっている。いずれにせよ、両社にますます注目が集まることは間違いない。

【関連リンク】

「iPhone 4S」の販売データを徹底比較! 売れてるキャリア、容量は?(BCNランキング)

http://bcnranking.jp/news/1208/120824_23537.html

iPhone 4S(KDDI)

http://www.au.kddi.com/iphone/



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