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隔離生活への政府の対策も万全! 台湾人による台湾の新型コロナ対策マンガに「素晴らしい」「うらやましい」との反応続出

ガジェット通信 / 2020年3月30日 17時0分

世界各国で蔓延している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、台湾では2020年3月29日時点での患者数(陽性反応者数)は298人、死者が2人と他国と比較して少ない水準に留まっています。2月上旬の段階で中国人の入国を全面禁止にするなど、いち早く対応に動いたのが功を奏していますが、オードリー・タン(唐鳳)デジタル担当政務委員(大臣)がマスクの在庫がわかるアプリを立ち上げたことも注目されています。

そんな台湾の具体的な対策を、台湾人の許家瑋さん(@kai_chiawei)が「台湾のことをもっと多くな人に知ってもらいたい」と日本語のマンガにしてTwitterに投稿しています。

日本では未だに品薄が続いているマスクですが、マンガによると台湾ではICチップ付きの健康保険証により、週あたり1人2枚(現在は3枚)買え、ネットでも抽選制(現在は予約制)で入手できます。

2020年3月19日からは、特別許可証を持っている外国人以外は台湾籍でないと入国を拒否する措置を取っており、日本からの入国は家での14日間の隔離が必要になりました。

ただ、空港に着くとすぐに政府が手配したタクシーが家まで送ってくれます。家まで遠い場合は一部を負担してくれるとのこと。「ある意味VIP扱い?!」と感じるのも無理ありませんね。

とはいえ、家に引きこもるのがツラい……という人は多いはず。そんなために、台湾政府は隔離対象者に食料などのほか、動画配信サービス14日間無料などのサービスを提供しています。

さらに、1日1000ニュー台湾ドル(約3500円)の支給も。これで「14日間を有効活用して絵をたくさん描こう」とモチベーションがアップしたといい、外に出ずにむしろ集中する時間だと意識が変化したとのこと。

オードリー・タン大臣の政策もあり、「室内のイベントなら99%マスクを着用している」という台湾。これがはじめてのTwitterへのマンガ投稿だったという許家瑋さんは「台湾は2003年にSARSコロナウィルスの深刻な事件があったから、今回のコロナウィルスに対してすごく積極的に取り込んでいます。日本は慎重で対策は少し遅めと思います」と感想を述べつつ、「素晴らしい」「うらやましい」といった多数の反響があったことについて、「多くの人が“将来台湾行きたい”とか“台湾好きになった”というコメントを頂いて嬉しいです。これからも漫画で伝えたいことを描こうと思います」とコメントしてくれました。

許家瑋さんのInstagram

https://www.instagram.com/chiawei.art/ [リンク]

※画像はTwitterより

https://twitter.com/kai_chiawei

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