手話通訳の人がマスクを着けていないのはなぜ? ハッとさせられる理由がTwitterで話題

ガジェット通信 / 2020年4月8日 11時45分

今月5日、イラストレーターのぷちめい(@puchimei_twi)さんが、自身の経験を基にした漫画をTwitterに投稿。その内容が大きな注目を浴びています。

https://twitter.com/puchimei_twi/status/1246717828373172227

「今日テレビを観て夫婦で話し合った事…。」と題してアップされたのが、こちらの3ページの漫画。

この日、テレビでとある記者会見を観ていたというぷちめいさん夫妻。すると妻の大福さんは、手話通訳の人だけマスクを着用していないことに気づき、「予防せなあの人危ないで!」と指摘します。

大学時代に手話を習っていた経験をもつぷちめいさんはすかさず、手話で大切なのは「手の動きよりも顔の表情や口の動き」だと説明。

手の動きはあくまで口話(口の動きから相手の言葉を読み取ること)を補助するものに過ぎないため、基本的にはマスクをしていると手話ができなくなってしまうというわけです。

手話をする人にとって口元が見えることがどれだけ大切かがわかるぷちめいさんの説明に、大福さんは、

「じゃあ外でマスクを着けず手話している人が居ても…『マスクを着けろ』だなんて怒ったりしたら絶対にアカンね…!」

「あの人(手話通訳の人)も、命がけで通訳してくれてんのやね…」

としみじみ話すのでした。

手話を使わない人は意外と知らない知識に触れたぷちめいさんのツイートは、約11.4万リツイート、約24.4万いいねを集めるほどの大反響に(8日昼現在)。漫画を読んだ人からは、

・知らなかったです。てっきり手の動きで会話しているのかと……

分かりやすい形で広めて教えて下さり、ありがとうございました

・自分の危険を承知で第一線で頑張って下さる皆さんに頭が上がりせん

・補足させてください!ろう者の年代によっては、口話中心で教育を受けていて手話よりも口話の方が達者だったりします。片耳難聴の方は手話が出来ない方が多く、聞こえ方が人それぞれです。マスクを外して会話している人がいたら、すぐに怒らず、様子を見て欲しいです。

・聴覚障がい者のために口元がビニールで透明に加工されているマスクを作ったという方もいたみたいです(´^ω^)

・米国在住です。こちらでは現在、手話通訳の方は会見をする人達とは別の部屋にいて、画像がはめ込まれて放送されています。日本でもそう出来ないものでしょうか?

といった声が寄せられていました。

https://twitter.com/puchimei_twi/status/1246809517318275072

なお、ぷちめいさんはその後のツイートで、この漫画を描いた経緯について

実は、今回のコロナウィルスの騒動で、大学の手話サークル時代の心優しい仲間たちや先輩後輩達が肩身の狭い思いをしてないか心配で、この漫画を描かせて頂きました。

と語っています。

※画像提供:ぷちめい(@puchimei_twi)さん

https://twitter.com/puchimei_twi

(執筆者: しゃむ)

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