本当に赤い「赤いきつね」と本当に緑の「緑のたぬき」を作ってみた
ガジェット通信 / 2020年5月18日 17時30分
マルちゃんのカップうどん、カップそばといえば「赤いきつね」と「緑のたぬき」ですが、5月18日に「もっと赤いたぬき天うどん」なる新商品が発売されました。
https://twitter.com/dotti_akamidori/status/1262222483693821952
本日発売です
もっと赤いたぬき天うどん!
期間限定商品なので
是非みなさん試してみてくださいね♪
![](https://rensai.jp/wp-content/uploads/2020/05/EYQ_56PUYAANTnt.jpg)
こちらは赤いきつねと緑のたぬきが人気対決をおこなった結果、2年連続で赤いきつねが勝利したことを受けて発売された期間限定商品。赤いたぬき自体は昨年も発売されましたが、連覇ということで昨年よりも“もっと赤く”なったというわけですね。
もっと赤いといっても中身はそんなに赤くない
しかし、“もっと赤い”といえど結局は普通のカップうどん。麺は白いしスープは茶色なのは当たり前。麺もスープも赤くないのです。
そして当然いつもの赤いきつねも茶色いですし、緑のたぬきも緑色ではありません。これはもはや、我々は真の赤いきつねと緑のたぬきを知らないといっても過言ではないのかもしれません。
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そこで今回は着色料を使用し、赤いきつねを本当に赤く、緑のたぬきを本当に緑色に染め上げてみることにしました。
白だしを使用して鮮やかな色のスープを作る
しかし赤いきつねを赤く、緑のたぬきを緑色にするといっても、茶色いスープに着色料を入れるだけでは間違いなく色が濁ってしまうでしょう。どうせ作るならきれいな赤色と緑色にしたいところ。
そこで今回はそれぞれに添付されている粉末スープを使用することを諦め、白だしを使ってスープを作ってみることにしました。
![](https://rensai.jp/wp-content/uploads/2020/05/03_DSC_2956.jpg)
スープを変えてしまったので、考えようによってはこの時点でもはや赤いきつねでも緑のたぬきでもないのかもしれません。でもそれぞれ東日本と西日本でスープの味が違ったりするわけですし、寛大な心で見守ってください。
というわけで早速調理をスタート。本来なら粉末スープを入れるタイミングで熱湯だけを注ぎ、麺が戻ったら着色料と白だしを入れて色と味を調整していきます。
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当初の思惑通り、粉末スープを白だしに変更して着色料を入れると他の色に邪魔されず、見事な赤色と緑色を表現することができました。検証は大成功です!
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赤いきつねの油揚げの色はさすがに変わっていませんが、スープは透明感のある赤色です。こんなにも赤いスープなんて、他の料理ではなかなか見る機会がありません!
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一方、緑のたぬきも見事な緑色に染まっているのですが、麺は茶そばのようであり、天ぷらやスープには海苔が入っているかのようにも見えるので、不思議とそこまで違和感がありませんね。
白だしで食べる赤いきつねも緑のたぬきも激しくウマい!
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気になる味の方ですが、スープを白だしに変えて着色料を入れただけなので文句なしで激ウマ。特に赤いきつねの方は讃岐うどんを彷彿とさせる味わいに仕上がりました。
そしてなにより見た目が赤いと不思議とおめでたい気分になれるのがいい。お祝いの席に並べたくなります。
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緑のたぬきは見た目と違ってお茶の風味も海苔の風味も全然しないというギャップがとにかくおもしろい。誰かに振る舞ってドッキリを仕掛けたくなります。
とはいえ、「よし! 我が家でも着色料を入れてみよう!」と思う機会はなかなかないでしょうし、別にやらなくてもいいと思います。
ですが着色料を入れなくても、白だしで作る赤いきつねも緑のたぬきも絶品美味だということは間違いありません。いつもと違う地域で赤いきつねや緑のたぬきを食べるような感覚を味わえることでしょう。
(執筆者: ノジーマ)
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