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ASUS「ROG Zephyrus G14」レビュー 天板のLEDピクセルアートがクリエイティブに存在感を放つ14インチゲーミングノートPC

ガジェット通信 / 2020年5月29日 20時0分

ASUS JAPANが5月27日に発表したゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14」。オンライン発表会の実施に合わせて実機をお借りして、じっくり触る機会を得られたのでレビューをお届けします。

ROG Zephyrus G14は、最上位機種にはCPUにAMD Ryzen 9 4900HS、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 2060 Max-Qを搭載し、デスクトップを超えるパフォーマンスと、ゲーマーには“キルレート”が上がる高フレームレートを実現するゲーミングノートPC。

ASUSがLEDピクセルアート天板搭載の14インチゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14」を発表 ゲーミング製品で初のモダンPC

https://getnews.jp/archives/2556948

ゲーミングPCながら上質で高級感のあるデザイン

まずは外観をチェック。天板に細かい穴が開いているのが印象的ですが、こちらは6536個の細かい穴から、天板に内蔵する1215個のミニLEDでピクセルアートの表現ができる「AniMe Matrix」というもの。ひと目でROG Zephyrus G14だと分かる、外観上の個性を決定づける最重要機能です。

ゲーミングノートPCというと、パワーを誇示するド派手な色使いやLED、いかついデザインというイメージがありますが、ROG Zephyrus G14はこの記事で紹介する“ムーンライトホワイト”と“エクリプスグレー”という落ち着いたカラーで、天板のLEDも上品なホワイト。背面の排気口にはパワーを感じさせるデザインがさりげなくあしらわれていますが、ゲーミングPCながらも上質で高級感のあるデザインが大きな特徴です。

本体厚さは最薄部で約19.9mm、重量は約1.7kg。ゲーミングPCでは初めてモダンPCの認定を受けています。問題なく持ち運べるのはもちろん、スリムで洗練されたデザインは自宅に置く場合にも、スッキリと部屋の風景になじむ印象です。

美麗な大画面はゲームで活躍

最大WQHD(2560×1440) 60Hz(フルHD 120Hzも選択可)の14インチディスプレイはベゼル幅6.9mmで、画面占有率は85%。没入感が高い大画面は、まさにゲーム向きです。

4月からスタートしたマイクロソフトの定額制ゲームサービス「Xbox Game Pass for PC」との相性も抜群。Xboxアプリはプリインストールされており、30日間の無料体験が付属します。

Xbox Game Passで遊べる「Forza Horizon 4」のベンチマークでも、60fpsは余裕で超える結果に。滑らかな動作でストレスなくプレイできました。

「Gaers 5」をプレイ中、ゲームバーで確認できたフレームレートも60fps。もちろん快適にプレイできます。

CPUやGPUなどのパフォーマンス、冷却モードの設定や確認ができるツール「Armoury Crate」、ネットワークのパフォーマンスの確認や優先度の設定ができるツール「GameFirst IV」がプリインストール。設定を追い込んでパフォーマンスを発揮したいヘビーゲーマーのニーズに対応します。

ブラウザで文字を読むには、75%表示ぐらいが読みやすい印象。美しい大画面でウェブサイトの閲覧も捗ります。

YouTubeや映画の鑑賞にも最適。Dolby Atmos対応のスピーカーは底面から迫力あるサウンドを再生し、バーチャル5.1.2チャンネルサラウンドを実現しています。ゲームやメディアの種類に応じて設定を最適化する6種類のプリセットモードを切り替えたり、好みに合わせて手動で設定することも可能。

AniMe Matrixでは幅広いピクセルアートが表現可能

天板にピクセルアートを表示するAnime Matrixは、Armoury Crateから設定可能。「アニメーションモード」では、デフォルトで設定されたグラフィックパターンを選んだり、テキストを入力してテロップのように表示できます。

任意の画像を読み込んで表示できるので、ガジェット通信のロゴを表示したり、顔写真を表示することもできます。このように外観のカスタマイズの自由度が高く、クリエイティブに主張できるのがAniMe Matrixの最大の魅力です。

「システムモード」ではメールの受信や時計、バッテリーレベルが表示できるほか、「オーディオモード」では音源を検出してイコライザー効果を表示可能。オフィスワーク、プライベートとシーンに合わせた使い分けができそうです。

充実装備のハードウェアで様々なタスクに対応可能

ゲーミングPCという用途だけでなく、画像編集・動画編集などのクリエイティブワークやオフィスワークにも幅広く対応できる充実したハードウェア装備も魅力。

キーボードはキーストローク1.7mm、キーピッチ19.05mmと打ちやすく、打鍵感のある設計。ハニカム構造の本体は剛性が高く、長時間のタイピングでも疲れにくい印象です。

インタフェースの充実にも注目。本体左側には電源ポートの他、4K UHD対応のHDMIポート、DisplayPort 1.4とPower Deliveryの電源入力にも対応するUSB 3.1 Gen2 Type-Cポート、3.5mmオーディオジャックを装備。右側にはUSB 3.1 Gen2 Type-Cポート、USB 3.0 Type-Aポート2基、セキュリティスロットを装備します。モバイルバッテリーや65WのUSB急速充電器による充電が可能な他、HDMIだけでなくUSB Type-Cポートから外部ディスプレイへの出力が可能。バッテリー駆動時間は最大12時間。Wi-Fi 6に準拠し、高速なワイヤレス接続にも対応します。

リモートワークが定着しつつある昨今、自宅にデスクトップPCを設置するのは難しく、パワフルなノートPCを探しているという読者もいるのでは。ビジネスやクリエイティブの作業環境として、こうしたゲーミングノートPCを選択肢に検討してみるのもよさそうです。ROG Zephyrus G14なら、自宅でも外出先でもさりげなく個性を主張しつつ、高いパフォーマンスを発揮することが期待できるのでは。

レビューに使用したCPUにAMD Ryzen 9 4900HS、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 2060 Max-Qを搭載、60Hz WQHDディスプレイ、16GB RAM、1TB SSDの構成で希望小売価格は26万3800円(税込み)。CPUにRyzen 7 4800HS、グラフィックスにGeForce GTX 1650 Ti、フルHD 120GHzディスプレイ、16G RAM、512GB SSDの構成で19万7800円(税込み)からラインアップしているほか、AniMe Matrix非搭載のモデルも用意しています。

―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』

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