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『欅坂46』10月で活動終了、改名へ「前向きなお別れをします」「グループとしてもっともっと強くなるための決断」

ガジェット通信 / 2020年7月16日 23時45分

7月16日、欅坂46が初の無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」を開催。改名を発表し、来月最後の楽曲をリリース、10月のライブを最後に「欅坂46」としての4年間の活動に幕をおろすことが明らかになりました。

「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」はグループにとって、昨年9月の東京ドーム公演以来実に約10カ月ぶりとなるワンマンライブ。従来の公演とは異なり客席を設けず、楽曲ごとに異なるステージが用意され、複数のステージをメンバーが縦横無人に動き回る新しいスタイルのライブに。欅坂46初となる無観客ライブは複数の動画配信メディアにて配信され、チケット購入者は約9万人、総視聴者数は推定30万人にのぼりました。

改名については、キャプテンの菅井友香さんが「ここで、私たちから皆様にお伝えしたいことがあります」と前置きしてから発表。

「私たち欅坂46は、5年間の歴史に幕を閉じます。そして、欅坂46とは前向きなお別れをします。10月に予定している欅坂46のラストライブにて、その活動に区切りをつけさせていただきます。そして、新しいグループ名となり、生まれ変わります」。

菅井さんは、この決断をすぐに受け入れられるメンバーばかりではなかったと続けます。欅坂46に対するに強い思い入れを持ち、大好きな欅坂46をずっと守ることができたらと考えて活動してきたという彼女は、「グループとしてもっともっと強くなるための決断だと、今日までスタッフさん、メンバーと話し合った結果、今は思いを決めています」と心境を述べました。

そして「欅坂46だからこそ叶えられた夢が沢山ありました。今ここにいないメンバー含め、応援してくださった皆様がいたからこそ叶えられたことがたくさんあります。心強いメンバーや素敵な楽曲、クリエイターチームの皆さま、そして数えきれないくらいの応援してくださる皆様と出会えたことは本当に誇りです。欅坂46に出会ってくださって、好きになってくださって、支えてくださって本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝を伝えます。

たくさん楽しい思い出もあった一方、悔しい思いも沢山してきたとも話した菅井さん。「この2年は特に、出口の見えないトンネルの中をさ迷っているような状態だったと思います。思うように活動できず、皆さんの期待に答えられていないんじゃないなって思う日もありました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が1人歩きして、耳を塞ぎたくなるようなことに悩まされた日もありました。欅坂を好きだと思えば思うほど苦しくなり『こうしなければならない』と考えれば考えるほど執着が生まれた気がします」と正直な胸の内を告白すると、「グループとして強くなるために、新たなスタートを切り、もう一度皆さんとたくさんの夢をかなえていけるように頑張りたいと思っています」としっかりとした口ぶりで語ります。

「ここからのリスタートになるので、相当なイバラの道が待っていると思います。でも、色のない真っ白なグループを皆さんと一緒に染めていけたらいいなと思っています。培ってきた経験がきっと私たちを鍛えてくれています。それを信じて、新たに強く強いグループになることを約束いたします」と宣言。「私たちに期待していてください。これからも私たちの応援どうぞよろしくお願いいたします」という彼女の言葉に続き、メンバー全員が「よろしくお願いします」とおじぎ。

新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」を初披露。欅坂46のすべてを伝えようとするかのように、28人全員が力の限りパフォーマンス。この新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」は、8月21日(金)に欅坂46の最後の楽曲として配信リリースが決定。グループとして大きな決断を下し、覚悟のもと新たな未来を選択した欅坂46、今後の活動からも目が離せません。

写真:上山陽介

欅坂46 ラストシングル

「誰がその鐘を鳴らすのか?」

2020年8月21日(金)配信リリース

https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/

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