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「ぐうかわ」「昇天しそう」 マンガ『うちの魔王が天使でつらい』の暗黒騎士が魔王少女を育てる理由が胸アツだった

ガジェット通信 / 2020年8月10日 11時30分

『乙女男子に恋する乙女』(星海社コミックス)や『オークは望まない』(MFCジーンピクシブシリーズ)など、多彩な作品を送り出している島崎無印先生(@shimazakikazumi)が、Twitterに『うちの魔王が天使でつらい』を発表。「胸アツ」「昇天しそう」といった反応が続出していました。

魔王に仕える暗黒騎士ジェイド。「ジェイー」と呼びかける少女に「どうしました姫様」と聞くと、「余ね余ね、できるようになったの、見て見て」と言い、「おろかなる人間ども、地獄の業火に焼かれるがよい」と手を広げて……。

ぼっと、ちょっとだけ火が出た少女。「お見事!ちゃんと出てましたぞ炎」と言うジェイドですが、内心では「かわいい。しにそう」と思っています。そんな少女、「ねえジェイ、余、りっぱな魔王になれるかな?」と聞きます。「なれますとも。姫様の可愛…威厳の前にはすべての魔族がひれ伏しましょう」というジェイド。5年前に先代魔王は人間との戦いに敗れ、領地のほとんどを失い、忘れ形見のヴィネッタ姫はこの小さな魔族の村に落ち延びたといいます。

「本来であれば魔王城で何不自由ない暮らしが出来ていたものを、このような辺境でお育てせねばならぬこと、どうかお許しください」というジェイドですが……。

「余は平気だよ。ジェイがいるもの」と笑顔で答えるヴィネッタ姫。「天使」と甲冑の中で悶えるジェイド。「あとでねー」と走っていく背中を見送って、「あの子もやがて魔王となって、勇者の前に立ちはだかる日が来るのだろうか」と思い、「…それも宿命ならば」と独りごち……。

「約束通り、身命を賭して守ろう。その日が来る“まで”は」と兜を取ったジェイド。5年前、魔王を倒したのは他ならぬジェイドで、「勇者よどうか、余の最期の願いを」という魔王は、「うちの子頼みます」と託したのでした。

島崎先生によると、「“余ね、余ね”とか言う小さな魔王がいたらかわいいんじゃないかと思いまして」というのが、この漫画を描いた理由だとのこと。たしかに、ヴィネッタ姫の尊さにひれ伏す人は多そうでしたが、先代魔王の勇者への頼み方が「近所付き合いレベルの物言い」「保育園か」といった感想も寄せられていました。島崎先生は「“最後の魔王のセリフは何とかならなかったのか?”みたいなご感想がありましたが、重要なことを、今際の際で確実に伝えるにはああ言うしかなかったと思っています(笑)」とコメントしてくれました。

続編を望む声も多くありましたが、「描けるだけ描いてみようと思っています」という島崎先生。現在、ガンガンONLINEで島崎先生が原作、はま先生が作画を担当している『死霊術師のお手伝い』が連載中。第一巻も刊行されているので、こちらも要チェックです。

死霊術師のお手伝い(ガンガンONLINE)

https://www.ganganonline.com/contents/shiryou/

※画像はTwitterより

https://twitter.com/shimazakikazumi [リンク]

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