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スーパーのレジで声が聞こえにくい理由は? GNヒアリングジャパンが“マスク会話の聞きにくさ”を検証した結果を発表

ガジェット通信 / 2020年8月19日 19時0分

補聴器メーカーのGNヒアリングジャパンは8月19日にメディアセミナーを開催。発話者がマスクを装着した際の音声の聞こえにくさを科学的に検証した結果を発表しました。

新型コロナウイルスの影響により、外でのマスクの着用が定着した昨今。店員がマスクを着用し、さらにビニールシートを設置して遮断するようになったスーパーやコンビニのレジでは、店員の声が聞きづらい、聞き間違えるということが難聴者の悩みになっています。聞こえづらさを感じている人は、聞こえの衰えの兆しという可能性もあるとのこと。

同社はマスクの着用が音声に与える影響の検証を実施。マスク着用時と、さらにビニールシートを設置した場合で、「お会計は2342円になります」と発声した音声に、どう影響を与えるかを計測しました。

マスク着用の有無で比較すると、2000Hz以上の高音の成分がマスクの着用により減少、少し高音がこもって聞こえることが分かりました。

マスクを着用してさらにビニールシートを設置した場合、高音の成分がほとんどなくなり、より聞こえづらくなることが分かります。マスク着用やビニールシートの設置による聞こえづらさの原因は、音声の高音成分がカットされることに起因しているようです。

マスク着用時の音声に対して、補聴器による補完の効果を検証したところ、高音成分を補完することにより聞き取りやすい音声になることが分かりました。ただし、補聴器を装用すればすぐに聞こえるわけではなく、耳鼻咽喉科医などにより音の聞こえ方を調整していく聴覚リハビリテーションが必要になるとのこと。

同社が8月27日に発売する補聴器「リサウンド・ワン マリー/リサウンド・ワン」は、耳鼻咽喉科医からオンラインで補聴器の調整が受けられる「補聴器遠隔調整システム」のサービスを提供。外出しなくても聴覚リハビリテーションを進めることが可能。本体の価格は16万円から。

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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