あなたの自宅がジャズ・バーに! 9月24日20時から超高音質の生演奏を無料配信
ガジェット通信 / 2020年9月9日 11時0分
自宅に居ながらにして本格的なジャズ・ライブを楽しもう!
9月24日(木)の20時より、納浩一(おさむ・こういち/ベース)と青柳誠(ピアノ)という日本を代表するジャズ・ミュージシャンによるライブが、リットーミュージックの持つ高品質スタジオ“御茶ノ水Rittor Base”から生配信される。
「ジャズの生演奏を聴いてみたいけど、ちょっと敷居が高いかも」と思っていた方にも、何らかの楽器でジャズの演奏を楽しんでいる方にもお薦めできる、ジャズスタンダード(定番曲)を中心にした内容だ。
コロナ禍を受けてミュージシャンによるウェブ配信が盛んに行われており、中には登録や視聴方法がやや複雑な場合もあるが、このライブはYouTubeで配信されるので事前準備なしにアクセスするだけで視聴可能。
当日はぜひ、高音質が楽しめるスピーカーまたはヘッドフォン、そしてちょっと気の利いたお酒のご用意を! 高級なジャズ・バーでゆったりジャズを楽しんでいるような気分に浸れるはず。
ジャズのライブを楽しむ“コツ”とは?
この機会にジャズを聴いて楽しんでみたい人に向けて、ジャズを聴くための“コツ”をちょっとだけ紹介しよう。ジャズはミュージシャンによるアドリブ(即興演奏)を中心にしているのが特徴の音楽だ。しかし、ただ単に出したい音をデタラメに出すわけではなく、一般的には、曲の固有のメロディ(“テーマ”と呼ばれる)を演奏した後に、そのコード進行(和音の流れ)を利用してアドリブを組み立てていく。ジャズの演奏は、以下のような構成になっていることが多い。
【一般的なジャズ演奏の構成】
イントロ(ない場合も)→テーマを演奏→順番にアドリブをする→再度テーマを演奏→エンディング
こういった暗黙のルールがあるので、細かく打ち合わせをしていない状態でもジャズ・ミュージシャンたちはストーリー性のある演奏ができるというわけだ。どこまでがテーマか、どこからがアドリブか、どんな楽器が参加しているか、どんな順番でアドリブしているのか……こんな点に注目してみると、だんだんジャズを楽しく聴けるようになってくるはず。やがて、ミュージシャンたちがお互いの即興演奏に触発されながら、曲を発展させていっていることにも気がつくだろう。
この配信ライブも、そのような曲の構成で演奏されるので、ジャズを聴く入門イベントとしても楽しんでもらいたい!
▲ミュージシャンたちは曲の“コード進行”を共有しつつ、お互いの即興演奏を聴いて、それに反応しながら演奏を発展させていきます。
音楽理論を学んでも演奏に結びつかない人にも!
このイベントは、10月22日発売の書籍『納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室』の発売を記念したもの。タイトルの通り、ジャズを演奏する人に向けて、納浩一氏がジャズ理論の役立て方や、ジャズ演奏を上達させるためのポイントなどを、実体験を元に語っている内容だ。従来の音楽理論書では語られなかった“バンドでグルーヴを出すには?”といったトピックも詳細に扱っている。今回の配信ライブと本の内容を照らし合わせることで、プロがどういったことを考えながら演奏しているのか理解するヒントになるはず。
このライブ配信動画は期間限定で公開される予定だが、本の購入者はいつでも視聴可能となる。
動画視聴URLはこちら→https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3120317106/
『納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室』
発売:10月22日
仕様:全256ページ
定価:本体2,500円+税
本の購入者だけが閲覧できる特典YouTube動画あり
PROFILE 納 浩一(おさむ こういち)
1960年10月24日、大阪生まれ。京都大学卒業後バークリー音楽大学に留学。85、86年度のバークリー・エディ・ゴメス・アウォード受賞。87年に同大学作曲編曲科を卒業。帰国後は都内のライヴハウスやスタジオセッションを中心に活動。96年〜08年、渡辺貞夫グループのレギュラー・ベーシストとして、全国ライヴハウスや、モントルージャズフェティバルを初めとする、海外ジャズフェスティバルなどに多数に出演した。01 年より、大坂昌彦、小池修、青柳誠の3人とともに作ったユニット「EQ」で、8枚のアルバムのリリースし、2004年度の東京ジャズなど数多くのライヴ活動を積極的に展開している。97年7月、初リーダー・アルバム『三色の虹』を、99年3月には布川俊樹との共同アルバム『DuoRama』をリリース。2006年1月、リーダー作『琴線/ The Chord』をリリース。2009年3月、布川俊樹との共同アルバム第2作目『DuoRama 2』をリリース。2015年7月、布川俊樹との共同アルバム第3作目『DuoRama Standards』をリリース。教則DVDは、『すぐ弾けるジャズ・ベース』、『ジャズベース・スタンダード』(リットーミュージック)、『ウォーキング・ベース自由自在』、『ウッド・ベースの嗜み』(アトス・インターナショナル)の4タイトルを制作。
(執筆者: リットーミュージックと立東舎の中の人)
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