ヤマハがネックバンド型ワイヤレスイヤホン最上位モデル「EP-70A」を9月30日に発売へ アクティブノイズキャンセリングや信号処理技術を活用した最新機能を搭載
ガジェット通信 / 2020年9月24日 11時0分
ヤマハはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したネックバンド型ワイヤレスイヤホン「EP-70A」を9月30日に発売します。音量によって聞こえ方が異なる人間の耳への負担を軽減する技術「リスニングケア」を進化させた機能や「リスニング・オプティマイザー」「アドバンスドANC」といった、同社の信号処理技術を活用した最新機能を搭載する最上位モデル。
9.2mm口径のドライバーを搭載。Bluetooth 5.0に対応し、対応コーデックはSBC、AAC、Qualcomm aptX Adaptive。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。USB Type-Cポートから約2.5時間でフル充電が可能で、再生可能時間は最大約18時間。外音を取り込む「アンビエントサウンド」、Siri/Googleアシスタントの音声アシスタントに対応します。重量は62g。
リスニングケアを進化させた「リスニングケア(アドバンスド)」は、音量だけでなく再生しているコンテンツの録音レベルに合わせてリアルタイムに音のバランスを調整。本体のインマイクで耳に届く背景雑音を取り込み、背景雑音が多いときにはコンテンツの音量を上げて聴きやすくするなど音量を最適化します。
リスニング・オプティマイザーは、耳の形状の違いやイヤーチップの装着状態によって異なる音の聴こえ方を最適化する技術。インマイクが耳の中で鳴る音の伝達特性をリファレンスとなる伝達特性と比較することで、違いがある場合にリアルタイムに左右の音を理想的な周波数特性に自動補正します。
アドバンスドANCは、インマイクで拾った音を音楽信号とノイズ成分に分けてノイズ成分のみキャンセリング処理を施すことにより、音楽信号を劣化させない高精度なノイズキャンセリングを実現します。
本体カラーはブラックとホワイトの2色。想定価格は2万98000円(税別)です。
ネックバンド型のワイヤレスイヤホンは、本格的に音を楽しむユーザーが選ぶ傾向があり、同社は新技術を精度高く評価できるユーザーに向けて提供したと説明。今後は市場で注目度の高い完全ワイヤレスイヤホンへも多くの独自技術を盛り込んでいくとしています。
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