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アンチエイジングに効果的と示唆 日本人女性対象のホットヨガ3ヶ月間検証研究で抗酸化・肌改善も

ガジェット通信 / 2020年12月8日 9時0分

これまではホットヨガがもたらす作用について、日本人を対象とした検証が十分になされていませんでしたが、ホットヨガスタジオLAVAが、第三者機関株式会社SOUKEN(臨床試験室)と連携した調査を2020年9月に開催された第20回日本抗加齢医学会総会で発表。それによると、長寿遺伝子サーチュイン6(SIRT6)の値の増加が見られたほか、抗酸化・皮膚水分量・皮膚弾力性などの測定で、有意な改善が認められるとしています。

この調査では、ホットヨガが身体にもたらす各種効果を検証するため、健常で普段ヨガなどの運動を行っていない日本人女性48名を対象に、試験期間中「室温35度前後、湿度60%前後」という環境内で行われる1回60分のホットヨガのレッスンを3ヶ月間(12週)、必ず週2回を受講。試験実施前と実施後でアンケート調査、血液検査、検体提出、身長測定、体構造測定(身体測定)、皮膚水分量測定、皮膚弾力性測定、キメレプリカ画像・数値解析を実施しています。

SIRT6は、2008年に基質特異的なNAD依存性の脱アセチル化活性をもつことがわかり,生化学的・分子生物学的な解析が進み、現在ではゲノムの安定性、免疫、糖代謝、脂質代謝、心・血管疾患、神経疾患、がん、老化、寿命など非常にさまざまな生命現象や疾患において重要な役割を果たしていることが明らかになっており、健康寿命の延伸や疾患の予防や治療の標的とされています。

今回の調査によると、血液検査でホットヨガ12週後で経時的に有意な改善が認められ、アンチエイジングに効果的だと示唆されたほか、同じく8-OHdGとROSが減少しており、酸化ストレスの改善も期待できるとしています。

また、皮膚水分量・皮膚弾力性・キメ体積率・キメ個数といった項目でもで経時的に有意な改善が認められ、皮膚のキメが細かくなり肌に効果的であることが明らかになっています。このほか、体脂肪率や体脂肪量の減少も認められ、ホットヨガによる柔軟性の向上や発汗効果が日本人の身体にもたらす作用が検証された研究成果として注目に値します。今後は、年齢別による効果測定や、より長期間の身体の変化など、さらなる研究が求められるのではないでしょうか。

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