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【ソルのゲー評】『どうぶつの森』に類似するGREEの『どうぶつフレンズ』がどのようなゲームなのか? 実際にプレイした

ガジェット通信 / 2013年1月31日 15時35分

任天堂の人気ゲーム『どうぶつの森』に似ているとして話題になったソーシャルゲーム『GREE(以下、グリー)』がリリースしたAndroidアプリ『どうぶつフレンズ』。自ら村長となり村を盛り上げて行くというコンセプトのゲームで、コンセプト自体は『どうぶつの森』に似ているが実際のゲーム内容はどんな物なのだろうか?

実は先日の記事を書く前に、記者はアプリをダウンロードし遊んでいた。現在はかなりやりこんで、村もかなり盛り上がってきたところ。そんなわけで今回はゲームレビューとさせて頂きたい。

まず起動すると「通常ログイン」と「かんたんログイン」を選ぶ事ができる。既にグリーのアカウントを所有している人は通常ログインでログインすれば良い。しかしアカウントを持ってない、もしくはお試しで遊びたい方は「かんたんログイン」でログインすると良いだろう。勝手にプレイIDが割り振られることになる。

●ゲーム内容はFacebookアプリの『CityVille』

ゲームが開始するもすぐに遊ぶことができるわけではなく、ゲームの基礎となるチュートリアルを徹底的に叩き込まれる。建物の建築方法や、ふしぎな泉の存在など細かく説明される。あらかた説明を受けるとゲーム開始だが、『どうぶつの森』とは異なりキャラクターの操作はできない。『どうぶつフレンズ』はキャラを操作するのではなく、村に建物を建てていくシミュレーター的なゲームである。やっていることは『Facebook』アプリで人気があった『CITYVILLE(シティビル)』や『シムタウン』に似ており、ああいうゲームが好きならすぐに飲み込めるだろう。

建物を建てたら、今度は建物のバージョンアップを行う。バージョンアップを行うと収益が増えるという仕組みである。

村そのものはそんなに広くなく、草を刈ったり、木を伐採しながら村の敷地を拡大しなくてはならない。しかし伐採できるようになるにはそれ相応のレベルが必要となる。レベルを上げるには金色の石を獲得することにより経験値が入り、それが一定数溜まるとレベルアップとなる。

建設できる物が増やすには住人を増やしたりレベルを増やす必要がある。最初はロックされいるので、全ての建物やデコは建てる事ができない。

●ソーシャル要素

このゲームは近所のプレイヤーの村に遊びに行き、「ごきんじょ」登録することが可能。いわゆるお気に入りユーザーみたいなものである。最大50件まで登録可能で、「ごきんじょ」としてふれあいたい人は登録しておけば良い。『どうぶつフレンズ』の変わった要素として“結婚”という概念がある。カップルを指定して結婚させることもできれば、ほかの村の人との結婚も可能。結婚すると当然子供が生まれる。こうして村の住人が増えて行くのである。

やる内容としては前出した『CITYVILLE(シティビル)』に非常に似ているが、遊んだ事がない人は「基本無料」なので試しに遊んでみてはどうだろうか。

●これは類似作品なのか?

ここまで作られたゲームならあえてタイトルとキャラクターを『どうぶつの森』に類似させなくとも、もっとオリジナルで勝負して欲しかったものである。ネット上では、「中身はどうぶつの森とは別物!」と言っている人もいるが、どうみてもユーザーを釣るための戦略と思われても仕方ないだろう。

実際過去にも任天堂のゲームに類似したゲームや、アニメに類似した作品がグリープラットフォームから数々出ている。

中国でプレイステーションの偽物を買ったら「PolyStation」という名前でファミコンしか遊べなかった、みたいなだまし討ちを食らった人もいるのではないだろうか。今回の『どうぶつフレンズ』はそこまで酷くはないにしても、過去の類似作品からして、「パクリではない」と擁護するには無理がありすぎる作品である。

レベル12まで遊んでしまい、なんだかんだ言って少しハマってしまった記者である。もちろん無課金。

関連記事:GREEのゲームはパクリだらけ? そんな疑惑ゲーム一覧

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。



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