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「“はじめまして”が苦手です」人見知りでもMCや女優をやっていく秘訣とは? 女優・寺田有希さんに聞いてみた

ガジェット通信 / 2022年7月16日 10時0分

ホリエモンチャンネルの番組MCを担当、そしてウェブメディア新R25でのインタビューでヤフトピ入りからの出版。

ですが、実は「“はじめまして”が苦手です」というくらい、人見知りという意外な一面を持つ寺田さん。いったいどうやってYoutubeのMCや女優業といったお仕事をされているのでしょうか。

今回、女優・寺田有希(てらだ ゆき)さんに著書『対峙力』についてインタビュー。

『対峙力』のお話、オススメのガジェット、最近ハマってるおつまみ「カズチ―」や、舞台についてなど、様々なお話を伺ってみました。

女優・寺田有希さん『対峙力』インタビュー

――― 『対峙力』は、どういう方に読んでもらおうと思った本ですか。

寺田有希さん:本が発売されてからの結果論なのですが、これから就活を始める方とか、就活を頑張られてる方とか、社会人になって間もない方とか、そういう方にはすごくいいのかな?

ただ本が発売された時は、そんなに誰に読んで欲しいって正直意識してなくて。というのも、この「対峙力」っていうワードを作ってくださったのも 新R 25 の方だし、じゃあそれを膨らませようとしてくださったのも、この編集者さんなので。

バズった記事はこちら:

「堀江さんに合わせるなんて、したことない」堀江貴文も認める女優・寺田有希の“大物対峙力”

https://r25.jp/article/771695927807332829[リンク]

この本って

・寺田さん、実際どうやってるんですか?

・自己紹介どうしてるんですか?

・台本とかどうしてるんですか?

みたいな質問攻めにわざとしてもらって、(そういえば、私どうやってたっけ…?)という方法論を私の中で言語化した本なんですね。だから、私がこういうものを伝えたいと思って書いたというよりは、皆さんが気になっていることを、私が頑張って言語化したものがこの本。

だから逆に「コミュニケーションどうやろう…?」とか、「今後どうやって働いていこう?」で悩んでいる方に手に取っていただけるといいのかな、と。後付けですけど思いますね。

――― 著書『対峙力』にあるように、本当は人見知りなのでしょうか?

寺田有希さん:そうなんですよ、人見知りですね……。

まず、“はじめまして”の方に会うのが苦手。そして大人数の場所が苦手ですね。“はじめまして×大人数”とか最悪です。

顔合わせとか大嫌いですね。逃げていいなら逃げたい。3日目ぐらいから稽古合流したいぐらい(笑)

――― 知らない人が苦手なんでしょうか?

寺田有希さん:知らない人たちがいるという状況も嫌ですし、その中で上手なコミュニケーション求められているんじゃないかというそのプレッシャーも嫌ですし。

これは女優とか MC をやってるからかもしれないですけど、「トーク上手なんでしょ?」的な空気感でその初対面を喋り出さなきゃいけないこともプレッシャーだから、できれば逃げたいし。

そういう要素がもうたくさん合わさって苦手ですね。

あと私、自分から「ああです、こうです。」って喋る方では全く無くって、普段から受け身な人なので、その初対面の時で何かしら自分から情報を出さなきゃいけないような、ちょっと能動的にならなきゃいけないコミュニケーションも苦手です。

【じゃあ 10 秒で面白くしてください~!!!】

みたいな振りがあったりするんですけど、それにこううまく答えられている役者仲間さんもすごくたくさんいて、その中で私はもう震え上がっていて。

――― いつもそういう時はどうされてるんですか?

寺田有希さん:私は定型文で乗り切るようにしてます。

本にもチラッと書いてあるのですが、自分の中にテンプレを用意して。

コミュニケーションって、私の場合、最終的には受けからスタートすると思っていて、何か情報を仕入れることができないと相手に刺さる言葉をまず発せないというか。

だから、自分から玉を投げれる人ならそれはそれでいいと思うのですけど、私は自分の話をすることが苦手だから。

そうなると相手の話から言葉のコミュニケーションに必要そうな言葉を“話の種”としていっぱいもらって、それを話していく方が私はコミュニケーションとして楽だなと思うし、そっちの方が得意なのでそうしています。

大人数の人とか、それこそ顔合わせの時とかは自分がしゃべることを探す時間に当てるよりも人の話を聞く時間に当てたいんですよ。

そして人の話をたくさん聞いといて。

自分のことは、もうテンプレで話すだけにして、人の話を聞いておくと、後から 1 対 1 でコミュニケーションしなきゃいけない時に、すでに話の種を自分の中に詰めてる状態になるので、後々のコミュニケーション楽だよね、というのを自分の中で方法論として見つけてます。

そこからはもうテンプレで乗り切るようにしてます。

――― すごい! そのテンプレって聞いてしまって大丈夫ですか。どんなパターンとかありますか?

寺田有希さん:舞台の顔合わせの時はあのもう本当にシンプルです。

「何々役の寺田有希です。人見知りなんで今こういう感じなんですけど、皆さんとは仲良くしたいと思ってます。これから頑張ります。よろしくお願いします!」

が、私のテンプレです。コミュニケーションも後から頑張るんで!って逃げて、もう。

その後ずっと皆さんの話を聞いてます。人見知りの方はテンプレで乗り切る方法を、ぜひ使ってみてくださいね。

「お気に入りになるかも!?」ガジェットは骨盤調整マシン

――― お気に入り「ガジェット」はなんですか?

寺田有希さん:ガジェットっていうとどういうものをみなさんガジェットって言いますか?

――― 人によりけりですね。定義はあいまいですけど「モノ」でしょうか。アロマって方も過去いらっしゃいました。

寺田有希さん:それでいいんですね!

ガジェットっていうとやっぱり電子機器なイメージがすごくついていてしまっていて……!

~ 好きなガジェット談義をワイワイ盛り上がる ~

寺田有希さん:最近それこそストレッチを頑張りたいと思っていて。

Makuake(※クラウドファンディング)で見つけたのですが、“座るだけで、股関節が緩む”みたいな。座って揺れるだけ、ていうのが気になって。それに座ることで骨盤が正しい位置にいく……みたいな。

だからそれによって筋肉の運動量も増えるし、姿勢も良くなるみたいなのを見つけました。

それが……

今日届きましたね!!!

――― おお~!!!!

寺田有希さん:だからつまり使ってない!

―――(笑)

寺田有希さん:効果は知らないんですよ。使ってないから(笑)

これから“お気に入りになるかも!?”ガジェットですね。

堀江さんも褒めたガジェット!包丁研ぎ機『ロールシュライファー2』

あと、これもガジェットかな。包丁研ぎ機もガジェットになりますか?

――― アリです。

『ロールシュライファー』、て知ってますか?

これもMakuakeで見つけたんですけど。普通、包丁って研ごうと思うと包丁を動かすじゃないですか。これは砥石を動かすんですよ。

だから普通包丁削ろうと思ったら、包丁の角度を自分で決めてやらなきゃいけないから失敗しやすいんですよね。

これは包丁固定して勝手にその削りたい角度になるように包丁を固定するんです。で、砥石を動かすだけで勝手に 25度とかで削れるっていう発想の逆転をした砥石なんですよね。

ロールシュライファー、ちなみに2です。

削りたい角度にもなってるように、こうやって磁石で止めるんですよ。

これは家庭用の包丁とかの方が向いてます。いい包丁とかを買ってしまっていると、その良い包丁の作られてる角度がロールシュライファーのやつと違ったりとかもするので。

そうなるとまた違うんですけども、家庭用の包丁ぐらいはもう余裕で研げます。

ちなみにこれを堀江さんの誕生日プレゼントに昨年お渡しして、褒めてもらいました。

堀江さんにも「知らなかった!いいのをありがとう」って言ってもらったおすすめガジェット『ロールシュライファー2』です。

料理は瞑想「料理を作ってる時って料理に真剣になれて他のこと考えずに済むんですよ」

――― (包丁を使って)料理は何を作られるんですか?

寺田有希さん:なんでも作りますね。

作るという行為が好きなので、特に好きなメニューがあるっていうわけではなく、もう気が向いた時に自分がその時食べたいものを作るっていうスタンスで。料理を作ってる時って料理に真剣になれて他のこと考えずに済むんですよ。

なので、瞑想みたいな位置づけで私は料理をします。

私は自分がプロデュースもやるし、自分がタレントでもあるし、商品も自分だし、っていう日常生活送ってても自分だし。仕事を考えてても、いかなる時も自分のことを考えるんですよね。

だから、今も未来もずっと自分のこと考えてるから、もうなんかわけわからなくなって、もう考えない時間を作りたいってなるんですよ。その時に料理しますね。

「最近ハマっているのは“カズチ―”」 オススメのおつまみ談義

――― ビールってお好きですよね?

寺田有希さん:ビール好きですね~。あとはワインやシャンパンも大好きですけど、一人じゃなかなか飲めないので、家ではビールに落ち着いちゃいますね。

外ではワインとか飲みたくなっちゃいますけど。

――― おつまみは何を合わせますか?

寺田有希さん:おつまみは、好きなの何かな~? 本当にいろんなものが好きなので一概にこれが好きとは言えないのですけど、最近ハマってるのは「カズチ―」好きですね。

――― 「カズチ―」? どこで売ってますか?

寺田有希さん:カルディとかで売ってます。数の子が入ってて。ちょっとプチプチするチーズなんですけど。

――― ビールに合わせますか?

寺田有希さん:そうですね、でもビールでもワインでもいけます。「カズチ―」は!

ファミリーミュージカル舞台「人魚姫」に出演

――― どんな舞台に出演されるのですか?

寺田有希さん:今回はですね。ミュージカル「人魚姫」にチャレンジすることにしました。

――― どういった舞台のどんな役なのでしょうか?

寺田有希さん:アンデルセンの人魚姫ですね。私の役どころは主人公のお姉ちゃんです。

舞台は7月23日 ~ 25日に日本橋三越本店にある三越劇場でスタートし、その後各地方で公演があります。ダブルキャストなので、三越劇場では23日 と 24日に出演します。

「出てこい女性ファン(笑)!」 SNSのフォロワーが95%男性!?

――― どういう方のファンを増やしたいとかありますか?

寺田有希さん:寺田有希さん:私、実はSNSのフォロワー数とか 95% が男性なんですよ。

――― えっ!そうなんですか? たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

寺田有希さん:女性ファンが隠れているなら、出てきてほしい(笑)

――― なるほど。潜在的にいるかもしれないけど、出てきてない?

寺田有希さん:そこなんですよ。表には出てきてくれないんです。もうちょっと出会いたい。

私がこう女性ファンを増やしたいというのも最近フリーランスになりたい方とかってたくさんいらっしゃるじゃないですか。

私がフリーランスになって丸10 年が経過して、今 11 年目なんですよ。

なんか最近男女の働き方がどうだとか、女性の雇用がどうだとかすごく言われてる世の中で。

私はまだそういうことが謳われていない時代からフリーランスとして活動してきたからこそ、何か同じ女性に対して言えることがあるんじゃないかなっていうのを個人的には感じてるんですよね。

そういうことを発信していけたらいいなと思うし、その発信したものがたくさんの女性に届けばいいなっていう思いもあって。

今後は独立したい人や、フリーランスで働きたい人に向けての発信をしたい

寺田有希さん:働くひとりの女性としてフリーランスとして伝えていけることは伝えていきたいです。

これは女性だけじゃなくても独立したい方ってたくさんいらっしゃると思いますし。

『対峙力』はコミュニケーションに悩む方とか、緊張してしまう、自分の意見が言えないとか、そういう方に刺さればいいなと思ったけど、これはこれでひとつの形にできたので。

私に次できることで、今、思いつくことはフリーランスという働き方かな……? 今後はそういう発信もしていけたらなって思っています。

―――ありがとうございました!

舞台詳細情報

劇団東少

2022年 夏休みファミリー劇場「人魚姫」

https://www.tohshou.jp

7月23日(土)〜25日(月)

@三越劇場

寺田有希 出演回(ダブルキャスト)

7/23 11:00/14:30

7/24 11:00/14:30

書籍詳細情報

対峙力

著者:寺田有希

定価:1518円(本体1380円+税10%)

発行日:2020/12/11

ISBN:9784295404835

ページ数:256ページ

サイズ:188×130(mm)

発行:クロスメディア・パブリッシング

発売:インプレス

著者紹介

寺田有希 プロフィール

1989年4月21日生まれ、大阪府出身。

2004年に芸能事務所のオーディションをきっかけにデビューし、ヤングジャンプ「制コレ05」でグランプリを受賞。

その後、フリーの女優“ベンチャー女優”へ転身し、YouTube『堀江貴文 ホリエモン』『B.R.CHANNEL Fashion College』のMCを務める。2020年には初書籍『対峙力』が1万8000部を突破し、幅広い分野で活動中。7月23日からは三越劇場等で公演予定の劇団東少公演ミュージカル「人魚姫」に出演が決定している。

写真撮影:オサダコウジ

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