シャークの新型スティッククリーナーを使い始めたら掃除のハードルがグンと下がった理由
ガジェット通信 / 2022年9月15日 17時0分
シャークニンジャはコードレススティッククリーナー新製品「EVOPOWER SYSTEM iQ」シリーズを発表しました。
2020年から日本市場向けに展開しているEVOPOWER SYSTEMシリーズの最上位モデルにあたり、市場想定価格は、Sharkブランド初の自動ゴミ収集ドック搭載モデル「EVOPOWER SYSTEM iQ+」(9月22日発売)が7万9750円(税込み)。自動ゴミ収集ドックが付属しない「EVOPOWER SYSTEM iQ」(9月15日発売)は6万9300円(税込み)。
従来モデルにはない新機能によって「短時間で効率よく掃除ができる」とうたっていますが、一体どういうことなのか。発売前に「EVOPOWER SYSTEM iQ+」の実機を試用することができたので、その特徴をレポートします。
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掃除モードを自動で調整
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「EVOPOWER SYSTEM iQ+」はモーヴグレイの1色展開。「EVOPOWER SYSTEM iQ」はアッシュブラウンとコッパーの2色展開で、いずれも生活環境になじみやすいデザインを採用しています。
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新モデルの特筆すべきポイントは、何と言っても掃除モードを自動調整してくれる新機能「iQテクノロジー」。
掃除機内の「iQセンサー」がゴミの量を検知し、吸引力とブラシロールの回転スピードを自動で調整してくれるため、掃除中に自分で判断して強・弱のモードを切り替える必要がありません。
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掃除しているゴミの量に応じて、ハンディとヘッドのモニターが緑(エコモード)・黄色(標準モード)・赤(ブーストモード)の3色に変化し、汚れの状態が一目で把握できるのです。モニターの色が赤くなって駆動音がパワフルになると思わずテンションが上がります(それだけゴミやホコリが多い箇所ということなのですが……)。
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裏を返せば、赤や黄色から緑に変わることでしっかりと掃除できている目安にもなるため、カーペットの上やゴミが見えにくいソファの下などを吸引する際に大活躍。ゴミの有無が可視化されるため、取り残しを防いで効率的な掃除を可能にしてくれます。
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もちろん、床掃除だけでなくハンディ時にも「iQテクノロジー」が作動。また、夜間は静音性を重視してエコモードを利用するなど、手動によるモード切り替えにも対応しています。
ハイレベルのクリーニングパフォーマンス
吸引力は現行モデルの「EVOPOWER SYSTEM ADV」と比較して最大19%アップしているとのこと。
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パワーフィンとソフトローラーを組み合わせたヘッドがフローリングにもカーペットにもしっかりと密着してくれ、大きなゴミや細かいホコリをしっかりキャッチするのはもちろん、髪の毛がローラーに絡まない構造のため手入れしやすいのが嬉しいポイント。コーナーや壁際のゴミも逃さず吸い取ります。
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アタッチメントとして、ミニモーターヘッド、ブラシ付き隙間用ノズル、布団ノズル、ペットマルチノズルが付属。ドックの横にまとめてセットでき、片手で装着や取り外しが可能です。
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ヘッドとハンディの両方に「LEDヘッドライト」を搭載し、家具の隙間など薄暗い箇所でもゴミを確認しながら掃除することができます。
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Sharkではおなじみの、ワンタッチでパイプがぐいっと折れ曲がる「FLEX機能」も継承。
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ソファやテーブルの下なども腰をかがめずにラクラク掃除することができる利点がありますが、どうしても目で見てチェックしたくなる人もいるかもしれません。きちんと掃除できている安心感を与えてくれる「iQテクノロジー」はそんな時にも便利です。
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本体重量はスティック時が約2.0kg、ハンディ時が約0.9kg。他メーカーの主要モデルと比べると軽量の部類ではありませんが、小回りの利くヘッドは機動性が高く清掃時の疲労感を軽減してくれている印象です。
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充電時間は約3.5時間で、交換用のバッテリーはドックでも充電することが可能です。
「iQモード」の運転時間(バッテリー2個使用時)はスティック時が約14分~50分、ハンディ時が14分~62分。確かに、モニターの色が赤い状態が続くとバッテリーの消費が早いように感じました。
スタイリッシュでパワフル、さらに頭がイイという、価格帯に見合った高いレベルでバランスのとれたモデルと言えそうですが、自分にとって扱いやすいかどうかは、本体重量や駆動音のチェックとあわせて、量販店等でいろいろと使い比べてみるといいでしょう。
自動ゴミ収集ドックはプラス1万円の価値アリ
ロボット掃除機やスティッククリーナーで見かけるようになった自動ゴミ収集ドックですが、「そこまで必要じゃないかも」「場所をとってしまうのでは?」と思っていたのが正直なところ。しかし、実際に使いはじめてみると手放せない機能のひとつとなりました。
コードレススティッククリーナーを使用している人ならば、掃除機に溜まったゴミを捨てるのが面倒に感じる人は少なくないはず。
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「EVOPOWER SYSTEM iQ+」はクリーナー本体をドックに戻すだけでゴミが自動収集され、約30日分のゴミを溜めておくことができます。面倒なゴミ捨てが月1回程度になるだけでなく、毎回のゴミ捨てで手が汚れたり、家の中にホコリが飛び散る心配もなくなります。
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ダストカップやフィルター、ドックのダストボックスは水洗いが可能。清潔に保ちやすく、紙パックを交換する手間も不要です。
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これまで使用していたコードレススティッククリーナーに対して感じていた、「モードの切替えが操作しにくい」「暗いところだとゴミが見えにくい」「ダストカップの掃除がわずらわしい」「ゴミをきれいに捨てるのが難しい」といったストレスをうまく取り除いてくれている「EVOPOWER SYSTEM iQ+」。
我が家はロボット掃除機と併用し、子どもが散らかした際や、ホコリや髪の毛の取り残しが気になる箇所があった時に手を伸ばしているのですが、何より、充電スタンドを兼ねていることでリビングに置いても違和感なく、必要な時にサッと手に取ってサッと使える操作性の高さは掃除のハードルをグッと下げてくれました。
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