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活況見せるMeta Questプラットフォーム 次世代クリエーター支援にFacebook Japanが教育プログラムを公開

ガジェット通信 / 2022年9月20日 13時30分

Metaの日本法人であるFacebook Japanは9月9日、プレス向け事業説明会を開催。メタバース関連事業の近況を解説し、次世代のXRクリエーターが最新のスキルを身につける機会を提供する教育プログラムを公開したことを発表しました。

メタバースを次のソーシャルプラットフォームとして位置付ける同社は、メタバースの実現に必要なテクノロジーやツールの強化をサポートする役割を果たすと説明。

ハードウェアの面ではオールインワンVRヘッドセット「Meta Quest 2」を中心としたQuestプラットフォームが活況で、2022年2月時点で同プラットフォーム上のコンテンツの売上は10億ドルを超え、120タイトルが100万ドルを売り上げる成果が出ているとのこと。ユーザーが多く、優秀な開発者がそろう日本はMeta Questにおいて重要な市場のひとつで、日本発のコンテンツも続々と発売していると現状をアップデートしました。同社が「Project Cambria」と呼ぶ次世代のVRヘッドセットは年内にローンチを予定していて、10月11日(現地時間)に開催されるイベント「Meta Connect」で詳細が発表される模様。

ソフトウェアの面では、友人との交流が楽しめる「Meta Horizon Home」を日本でも6月に公開した他、VR空間でビデオ会議や作業環境が利用できる「Meta Horizons Workrooms」を日本では8月に公開。マーク・ザッカーバーグ氏が自撮り画像を投稿して話題になったメタバースプラットフォーム「Meta Horizon Worlds」は日本ではまだ公開されていませんが、今年後半から来年にかけて多くの国で公開を予定しているとのこと。

テクノロジーの面では、Project Cambriaでも利用可能になるMR(複合現実)分野、instagramでエフェクトやフィルターが利用可能になったAR分野、メタバース構築で必要となるAIやインフラといった分野にも投資をしていくと説明しています。

こうしたVRやARを含むXR分野のクリエーター向け教育プログラム「Immersive Learning Academy」を、日本向けに公開することが発表されました。

日本向けのウェブサイトが公開され、現在はARエフェクトを開発するツールのSpark ARを学ぶカリキュラムが日本語で公開中。公開されたカリキュラムは無料で受講できます。今後は国内のクリエーターと連携した日本語版のカリキュラムを順次公開していくとのこと。

Homepage – Immersive Learning Academy | Japan

https://immersivelearningacademy.fb.com/apac/japan/

Spark AR : Learn new skills to build your brand or business

https://sparkar.facebookblueprint.com/student/catalog

角川ドワンゴ学園との提携も発表され、N高等学校やS高等学校の生徒に向けたイベントやワークショップを開催していくことが明らかになりました。具体的には、クリエーターや専門家を招き、ARやVRを活用したクリエイティブスキルや将来のキャリアを考えるオンラインイベントの実施、Spark ARオンラインカリキュラムを活用した、学生向けAR・VRコンテンツ制作ワークショップやアイデアソンの実施を予定しています。

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