これが“双方向×没入型”の恐怖体験か……! 心臓バクバクのオンラインイベント「カラダ探しオンライン」体験レポート[ホラー通信]
ガジェット通信 / 2022年10月18日 21時0分
ホラーとテクノロジーを融合した企画で人気を博す株式会社闇と、映画『カラダ探し』がコラボしたオンラインホラーイベント「カラダ探しオンライン」が現在開催中だ。“双方向×没入型”と銘打たれているこのイベント、一体どんな体験なのだろうか? 開催に先駆けて実施された先行体験の模様をレポートする。
このイベントはPCでのみ参加可能。映画とは別軸のストーリーが展開され、参加者は見ているだけではなく、物語の中に入り込んで登場人物たちが“カラダ探し”の呪いから脱する手助けをすることとなる。言うなれば、自分が登場人物のひとりになる感覚だ。
チャット機能はあるが、ウェブカメラやマイクは必要なく、部屋着だろうがすっぴんだろうが気にせず参加することができる。公演は約70分とボリュームがあり、ノンストップで進行するので、お手洗いは先に済ませておきたい。
いざ参加!
![](https://horror2.jp/files/2022/10/karadasagashi-online_1-1024x516.jpg)
開始時間までにURLにアクセスし、チャットネームやアイコンを設定して、チャットルームに入室する。平気なつもりでもここまで来ると結構緊張してくるので、チャットスペース(画像右のスマートフォンのところ)に心の叫びなどを書き込んで少し緊張をほぐそう。べ、別にビビってねーし。全然楽しみだし。
![](https://horror2.jp/files/2022/09/sub2-1024x682.jpg)
登場人物は、注目の若手俳優が演じる高校生4人、ハルト(三浦海里)、ナナミ(溝口奈菜)、アオイ(松永有紗)、コースケ(長塚拓海)。
“カラダ探し”の呪いにかかり、廃校に閉じ込められてしまった彼ら。“赤い人”に見つかって殺されないように、隠されたバラバラのカラダをすべて見つけて呪いをとかなければならない。殺されると、永遠に同じ日を繰り返してしまうのだ。
![](https://horror2.jp/files/2022/09/sub3.jpg)
参加者は、彼らのクラスメイトという体裁でパソコン越しに彼らに協力する。「高校時代なんてはるか古(いにしえ)だな……」と一瞬たそがれてしまったが、せっかくなので「私はティーンエイジャー」と自分に言い聞かせて臨んだ。カメラを使わないイベントでよかったな……。
なお、イベントが始まると、賑やかだったチャットスペースは自分と彼らのみになる。一気に隔絶された感覚が生まれ、緊張感が増す……。
赤い人に見つからないように“カラダ”を探そう
![](https://horror2.jp/files/2022/09/sub4.jpg)
基本的にはチャットで彼らの投げかけに答え、サバイバルを手助けしていくのだが、“カラダ探し”は画面上の監視カメラアプリで行う。カメラを上下左右に操作して、映し出された学校内の一室からバラバラのカラダを見つけるのだ。
運良くかなりの速さで見つけることができた際には、ツンキャラっぽいコースケが素直に褒めてくれ、思わず照れた。気分はすっかり彼らの仲間である。そのあと、判断を間違えてしまったのか責められる場面もあったけれど……(みんなゴメン)。
![](https://horror2.jp/files/2022/09/sub1-1024x682.jpg)
カラダを探すだけなら難易度は高くないのだが、問題はときどき現れる“赤い人”である。我々を見つけると襲いかかってくる赤い人から、的確に逃げ、身を隠さなければならない。
凄まじい速さでこちらに向かってくる赤い人は、思わずモニタから目をそらしてしまうほどの恐ろしさだ。見つからないように息をひそめる場面も、画面越しのこちらも心臓がバクバクしてくるほどスリリング。参加者は登場人物たちが手に持っているスマホのカメラ越しに状況を見ているので、赤い人との追走劇にはPOVホラーの臨場感がある。
登場人物はときに重要な判断を参加者に委ね、その選択によって物語は分岐する。「そんな酷な判断を任せてくるの!?」と驚かされる場面もあり、震える手で運命の選択をすることとなった。果たしてその結果は……。
![](https://horror2.jp/files/2022/10/pct-share2-1024x576.jpg)
最終的には、なんとか赤い人から逃げ切って彼らをループから救うことができた。あれだけ怖い思いをしたのに、ストーリーと演出の妙で、後味は極めて爽やかである。
前述したゲーム的な面白さに加え、物語の中で“自分が関わる衝撃の事実”が明かされたり、クライマックスには自分の命の危険を感じるほどのド級の展開があったりと、参加型のストーリーの面白さが十二分に詰め込まれていた。「なるほど、これが双方向×没入型のイベントか!」と深く納得した次第であった。
「カラダ探しオンライン」は12月4日まで連日開催中。映画『カラダ探し』は現在公開中だ。映画と併せて、秋の夜長に双方向×没入型の恐怖体験をどうぞ。
双方向×没入型イベント「カラダ探しオンライン」
https://karadasagashi-online.com/
■公演日:2022年10月14日(金)~12月4日(日)連日開催
■公演時間:(1)19時00分~20時10分 (2)21時00分~22時10分 ※公演終了時間は前後する場合あり
■出演者:三浦海里、溝口奈菜、松永有紗、長塚拓海
■チケット料金:通常チケット3,500円(税込)、4人グループチケット12,000円(税込)
■チケット販売日:通常チケット 2022年10月14日(金)0時~
■イベント形式:オンライン(PCブラウザ)
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