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“ロスフラワー”をテーマにした美しきイルミネーションが登場 展示終了後にはドライフラワーを来場者へのギフトやワークショップに

ガジェット通信 / 2022年12月12日 18時30分

最近度々耳にする“ロスフラワー”というワード。生花店や式場などで、まだ綺麗なのに捨てられてしまう花たちのこと、廃棄予定の花たちのことを指します。そんな、ロスフラワーを題材にしたフラワーオブジェのイルミネーションが「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」として展開中です。

仕入れ量の約30%~40%が廃棄になると言われている花業界で、深刻な問題となっているのが「フラワーロス」。これによる経済損失はコロナ以前で年間1,500億円にものぼると言われており、廃棄となる花の活用はSDGsにとって重要な課題となっています。一方で、ロスフラワーだけを求められて生産者が本来届けたい生花が手に取られなかったり、わざわざロスフラワーを集荷することで本来不要だった運搬によりCO2が排出されたりなど、矛盾も生じています。

ITOCHU SDGs STUDIO DOMEでは、一部ロスフラワーを使用することでロスを減らすことにも貢献しながら、展示期間中に生花から徐々にドライフラワーになる過程を見せ、展示終了後にはドライフラワーを来場者へのギフトやワークショップに活用。花の命を最初から最後まで楽しむ、ロスを生まない循環型プロジェクトを提案しています。

▲フラワーギフト・ワークショップ展開イメージ

このドームを手がけたフラワーアーティスト・前田有紀さんは、「“ロスを生まない”という考え方に共感させていただき、生産者の方々にもお声がけをして、色合いの美しいスターチスを集めてこのフラワードームを製作しました。スターチスの花言葉は、”remenbrance”(記憶)。茎の緑も、花の色も、色褪せずにきれいなドライフラワーになります。だからこそ、オブジェとしての役目を終えた後も、ギフトやワークショップとして活かすことができます」とコメント。

「誰にでも“ずっと大切にしたい記憶”があるように、ドームの中のフラワーオブジェが、その後さまざまな人の手に渡り、それぞれの美しい“記憶”として残るように」という想いを込めているそう。

ITOCHU SDGs STUDIOエバンジェリストであるモデルの冨永愛さんも、「ロスフラワーという言葉は、ここ数年でよく聞くようになりました。どういった理由で、どれだけのロスが出てしまっているのか、まずは花業界の現状を知ることはとても大事だと思います。でもそれと同時に、『花をもっと楽しむこと』ができたら素敵ですよね。何か特別なことは無くても、お部屋にお花を飾ってみる。もう一歩踏み込んで、そのお花をドライフラワーにしてみる。そんな風に、お花を大切に楽しむ人が一人でも増えることが、ロスを減らすことにも繋がるのだと思います」とメッセージを寄せています。

【ITOCHU SDGs STUDIO DOME概要】

施設名称 : ITOCHU SDGs STUDIO DOME

作品名称 : FLOWER ILLUMINATION 「remenbrance」

場所   : 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 中庭中央

展示期間 : 2022年12月2日(金)~2023年2月末(予定)

※展示詳細ページ:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20221202.html

※常時ご覧いただけますがイルミネーションのライトアップは16:00~24:00となります。

※作品の状態等により、一時的に展示中止となる場合がございます。

※ドーム内に入っての鑑賞はできません。

※展示終了後のフラワーギフト配布・ワークショップの開催は来年2月末を予定しておりますが、

 お花の状態等により時期・内容が変更となる場合がございます。詳細は今後、公式サイト・公式

 Instagramで改めて告知させていただきます。

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