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ビジネスチャット国内利用者数トップのChatworkがIT化の進まない中小企業を救う! 「SaaS」の最終進化版「BPaaS」とは?

ガジェット通信 / 2023年6月16日 14時0分

コロナ禍以降急速に普及したビジネスチャット。中でもビジネスパーソンが一度はお世話になったことのあるチャットツールが「Chatwork(チャットワーク)」でしょう。

Chatworkは、国内最大級のビジネスチャットとしてすでに39.7万社もの企業が導入。メッセージのやり取りやタスク管理、ファイル共有、ビデオ会議などが可能なクラウド型のビジネスチャットツールです。

Chatworkを提供するChatwork株式会社では2023年6月、「BPaaS(Business Process as a Service)」の仕組みを使ったオンラインアシスタントサービス『Chatwork アシスタント』を正式リリースしました。

これまでIT化が進まなかった中小企業を救う新しいサービスとして注目を集めているBPaaS、そして今回リリースされた『Chatwork アシスタント』とはどのようなサービスなのでしょうか?

ITの知見やノウハウが少ない中小企業もITのメリットを受けながら業務効率化が叶えられる

コロナ禍以降、大企業だけでなく中小企業にもDX導入の波が押し寄せています。たとえばオンラインによるリモートワークをはじめ、業務に関する情報共有などにITツールが積極的に使われるようになりました。

しかし、こうしたDXへの対応に後手を踏み、思うようにITを使いこなせずDXを自走できない中小企業も多いのが事実。その要因として大きいのが、ITを活用できる人材の確保が難しいこと、そしてアウトソーシングするための資金繰りが困難という点が挙げられます。実際、このような現状から中小企業の約92%がDXに取り組めていないといいます。

さらに、今年4月には改正労働基準法が施行され、これまで猶予されていた中小企業の時間外労働の割増賃金率が大企業と同様の水準に引き上げられ、1か月60時間を超えた場合の割増賃金率が25%から50%にアップしました。これにより人件費の増加を回避するためにも、労働生産性の向上は喫緊の課題となっています。

今回、正式リリースされた『Chatwork アシスタント』には、BPaaSの仕組みが活用されています。では、BPaaSとは、一体どのようなものなのでしょうか?

「SaaS」(Software as a Service)と言えばインターネットを介して提供されるソフトウェアのこと。もはやビジネスツールとして一般的となっているオンライン会議で使う「Zoom」や、CMでもおなじみの情報管理ツール「kintone」などもSaaSの一種です。

「BPaaS」(Business Process as a Service)は、SaaSのようなソフトウェアを提供するのではなく、ビジネスプロセス(業務プロセス)そのものを提供するサービスです。ちょっと分かりにくいですね。それでは『Chatwork アシスタント』を例に、BPaaSの特徴を解説していきます。

企業のバックオフィスで欠かせない業務として「人事・総務」業務があります。たとえば採用面接の調整やデータの作成、スタッフなどの勤怠管理など。こういった業務をITツールを使って遂行していくため、専用のソフトウェアを提供するのがSaaSです。

これに対し、BPaaSはソフトウェアを提供するのではなく、ビジネスプロセス(業務プロセス)そのものを提供するサービス。サービスの裏側では、複数のSaaSやITツールを利用し業務効率化したうえでサービス提供していることから、ITツールへの知見やノウハウが少ない企業でも間接的にSaaSを利用でき、その恩恵を受けられます。このことから今BPaaSが注目されているのです。

BPaaSの仕組みを活用した『Chatworkアシスタント』では、業務を依頼すると、Chatworkの専任サポートが効率的なSaaSプロダクトを使って業務設計・運用構築を行ってくれます。月10時間の業務から依頼でき、経理・労務・総務などバックオフィス関連の業務を中心に、様々な領域の業務アウトソーシングが依頼できるのです。

さらにChatworkでは、昨年12月にクラウド型就業管理・人事評価システム、労務アウトソーシングなどを提供する株式会社ミナジンをグループ会社化。人事・労務領域における BPaaS事業に必要なケイパビリティを獲得しています。つまり、『Chatwork アシスタント』に必要なリソースが揃っているため、安心してアウトソーシングできるというわけです。

実際に「Chatwork アシスタント」を活用して変わった企業の声

それでは、実際に『Chatwork アシスタント』を利用した中小企業の声を元に、それまでの業務と何が変わってどう改善に結びついたかを見ていきましょう。実際に利用し検証したのは、JFL(日本フットボールリーグ)に所属するサッカークラブ「クリアソン新宿」です。

クリアソン新宿では、これまで会計管理ツールなど複数のSaaSプロダクトを利用し、経理処理を行っていましたが、データのインポート・エクスポートなどの作業工数が重なり、毎月約40時間を経理関連作業に費やしているといった課題がありました。さらに、作業の難易度が高いため属人的で、社内でも引き継げる人間がいないといった問題もあり、信頼できる企業へのアウトソーシングが急務となっていたそうです。

そこで『Chatwork アシスタント』を利用。専任サポートに業務を巻き取ってもらうことで、なんと約30時間/月の業務時間削減に成功。経理担当者の負担軽減につながったそうです。

月額3万5000円から始められる業務アシスタントへのアウトソーシングに注目

『Chatwork アシスタント』は、月10時間の業務を月額3万5000円から始めることが可能です。経理・労務・総務をはじめ、営業アポ代行やHP制作・更新、秘書、採用などのバックオフィス業務だけでなく、さまざまな領域の業務アウトソーシングに対応しています。

面倒な作業をアウトソーシングし、より注力すべきコア業務に専念できる環境を実現する『Chatwork アシスタント』。中小企業のDXが推進され、より働きやすく創造性溢れる企業が増えていくことに期待大です。

Chatwork アシスタント:

https://dx-center.chatwork.com/assistant/

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