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この男、丸腰で敵を皆殺し。 血まみれハードゴア・アクション『FARANG/ファラン』圧巻のバトルシーン

ガジェット通信 / 2024年5月31日 22時0分

『FARANG/ファラン』

極限の人体破壊描写満載でおくるザヴィエ・ジャン監督のエクストリーム・ハードゴア・アクション『FARANG/ファラン』が公開中。愛する者を奪われ、復讐の鬼と化すキックボクサーの戦いを描く本作より、圧巻のバトルシーンを切り取った本編映像をご紹介する。

『FARANG/ファラン』

捨て身の覚悟で敵を殺しまくる主人公サムを演じるのはフランスの新星ナシム・リエス。キックボクシングの大会で優勝経験のある逸材だ。また本作には、ホラー映画『女神の継承』に主演したナリルヤ・グルモンコルペチ、同作で印象的な祈祷師ニムを演じたサワニー・ウトーンマが、意外な役どころで出演している。

今回ご紹介する映像は、娘を探すサムが敵のアジトへとたどり着く場面だ。そんな状況なら本来武装すると思うのだが、なんとこの男、手ぶらである。何しろ本作のキャッチコピーは「血まみれの拳と肘が俺の武器」。一見丸腰だが、自分の肉体という最強の武器で武装しているのである。サムは武器を持った無数の敵を、体一つでなぎ倒していく。相手の持っていたナタで返り討ちにし、じゃぶじゃぶと血が流れる場面も。サムの戦いは、本丸に近づくにつれて更に過激さを増していく……。

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ド迫力のアクションシーンは撮影方法に秘訣が。事前にスタントマンに実物大のセットで演じてもらい、シークエンスがどのように見えるかを研究し、アングルやフォーカスを決め、まずスマートフォンを使用して撮影。その映像を俳優に共有し準備してもらい、実際の撮影で正確に再現してもらう。シークエンスに最適なショットやカットの組み合わせが事前に決定しているため、現場では俳優がミリ単位で動きを再現する必要があったという。連続したテイクのように見える箇所が、実際には70カットもあることも。そのようにして撮影された驚愕のアクションの数々、裏側を想像しながら観るもよし、何も考えずに観てただ圧倒されるもよし。是非お楽しみあれ。

『FARANG/ファラン』

5月31日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『FARANG/ファラン』ポスター

© 2022 Same Player – WTFilms – Studiocanal – France 2 Cinema – The Ink Connection – Two Suns Productions

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