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『ブルー きみは大丈夫』ケイリー・フレミングさんに子供たちが描いた<夢のともだち>を見せてみた!「イマジネーションを何より大事に」

ガジェット通信 / 2024年6月23日 8時0分

子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら……。孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。『ブルー きみは大丈夫』が大ヒット上映中です。

【ストーリー】幼い頃に母親を亡くした12歳の少女ビー(ケイリー・フレミング)は、ある日、おばあちゃんの家で、”子供にしか見えない不思議なもふもふ“ブルーと出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になって彼の事を忘れてしまい、居場所が無くなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命に。少女は、大人だけどブルーが見える隣人の男(ライアン・レイノルズ)の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すのだった。

本作で主人公のビーを演じているのがケイリー・フレミング。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』での幼少期のレイや、『ウォーキング・デッド』シリーズなどで注目を集めてきた俳優さんです。今回はケイリーさんご本人に映画の魅力についてインタビュー。日本の子供たちが描いた<夢のともだち≒“IF”>についてもコメントをいただきました!

――本作でケイリーさんはとても楽しいキャラクター、“IF”たちと共演しています。撮影はどの様な形で進みましたか?

最初からグリーンバックを使うのではなくて、実際にセットの中で私たちとIFが対峙する形で撮影したいというのがジョン(・クラシンスキー監督)の希望でした。もちろんその後でCGなどの処理が行われるわけですが、現場ではたくさんのIFと一緒でした。ブルーとルイスとブロッサムを演じる役者さんがいらっしゃって私はその方たちとお芝居をしています。

ブルーは人間よりもサイズが大きいから、頭の上に浮遊する目玉の様な物がついていて、私はそこを見上げながら会話をします。あとはパペット使ったり、ぬいぐるみを使ったり、ダンボールを切ったものをジョンがいじりながら声を当てたりね。IFたちがどんな形でどんなことを言っているのかを分かった上でお芝居が出来て楽しかったです。

――IFのデザインがどれも可愛くて個性的でしたね!

素敵ですよね。テディベアを見ればルイスを思い出しますし、私はアメリカ南部に住んでいるのでワニがいっぱいいるんです。ワニはピンクでは無いけれど、やっぱりアリーを思い出します。

――ケイリーさん演じるビーとライアン・レイノルズさん演じるカルとの関係がとても素敵だなと思いました。

ライアンとは会った瞬間からもうすごく馬が合うというか、ケミストリーが合ったという自負があるし、似ているところもすごくあるんですね。実は私もブレイク・ライヴリーと結婚していて…というのは冗談ですが(笑)、とても居心地が良くて共演出来て幸運でした。

とにかく、楽しむということを改めて教えてもらいました。例えば、この作品の撮影でちょっとクレイジーなくらいふざけてしまった時があったのだけど、結果的にそのノリが作品に良い作用をもたらしていたり。「これってどうなのかな?」と思えるほど楽しんでいれば、最終的には良いものになるんだなと。あと、私は撮影の記憶が失われることが怖いとずっと思っていました。その話をライアンに話したら、「大丈夫だよ。映画を観ればすぐに思い出せるから」と言ってくれて。実際にこの映画も観た瞬間に、撮影時の思い出や楽しかったことがバーッと蘇ってきたんです。

――とても素敵なお話ですね…! ビーはお絵描きが大好きな子供でしたが、ケイリーさんご自身もものづくりが好きでしたか?

アート系ではないのですが、1歳からダンスをやっているので、クリエイティブが大好きです。絵を描くことにハマった時期もありました。ただ、「描いてください」とは絶対に言わないでくださいね(笑)。

――いつかSNSにアップしてください(笑)。実は、今日はケイリーさんに絵を見ていただきたくて持ってきました。3歳から9歳の子供たちが描いた、夢のともだち“IF”です!

すごい!!なんて素敵なの!写真を撮っても良いですか?(スマホで撮影)これはジョンに送りますね!

――ええっ!嬉しいです。ありがとうございます!

子供たちの想像力は無限! それぞれの絵にケイリーさんのコメントをいただきました

◆Sちゃん(4歳)の作品

名前は「ぽんぽん」。三角形の体で僕のことを「ピンピー」と呼んでくる。好きな食べ物は、「そば」と「骨」

ケイリーさんコメント:Soba noodles!グルメな子なのね!色の組み合わせがとっても素敵。

◆Aちゃん(7歳)の作品

名前は「コロちゃん」と「マホちゃん」

ケイリーさんコメント:Cute!マホちゃんはfairy(妖精)なのかしら?Catのふわふわ感が素敵ね。

◆Mくん(3歳)の作品

コメント「頭が割れている」

ケイリーさんコメント:Wao!モンスターね?私もモンスターは大好きなの!

◆Yちゃん(10歳)の作品

ケイリーさんコメント:(通訳さんからの説明を聞いて)Mr. Cloudは優しそうだけど強くもあるのね、すごいわ。グリーンダンサーはこの映画に出ていなかった?(笑)

◆Sちゃん(9歳)の作品

ケイリーさんコメント:フルーツが好きなのね!とっても美味しそう!食べ物をキャラクターにするのはすごく面白い発想だと思うわ。

◆Hくん(7歳)の作品

ケイリーさんコメント:(通訳さんからの説明を聞いて)犬をモチーフにしているのね、とっても可愛い!この映画にも動物の様なIFがたくさん出てくるから気に入ってくれたら嬉しいわ。

◆Sちゃん(5歳)の作品

ケイリーさんコメント:なんて可愛いの!パックマンはどこかしら?パックマンが大好きなの。そのモンスターみたいでとっても素敵。(メンダコをモチーフにしているという説明を聞いて)こんな生き物がいるのね!今度調べてみるわ。

――それぞれの絵に素敵なコメントをありがとうございました!ケイリーさんから子供たちへメッセージをいただけますか?

まずは、想像力を使うことを失ってほしくないです。いつまでも、この絵の様にイマジネーションを何より大事にするべきで、大事にしてほしいです。そして、この映画を通して伝えたいことの一つは、人は決して一人では無いとうことです。誰だって難題にぶつかったり悩みます。でも絶対に助けてくれる、導いてくれる人が周りにいるから大丈夫だよ。あとは急いで大人にならなくていいんです。どうせいつか大人になるんだからね! 

――素晴らしいメッセージ、そして楽しいお話をどうもありがとうございました!

ケイリーさんが身につけていたカラフルなブレスレット。「大親友が手作りしてくれたもの、ジョンのお嬢さんお2人とお揃いのもの、テイラー・スウィフトのグッズ」なんだそう。可愛い!

オマケ

時間の関係でケイリーさんに見せられなかった素敵な絵を掲載します!

キャラクター設定がどれも面白すぎる…!子供たちのイマジネーションよ、永遠なれ!

『ブルー きみは大丈夫』大ヒット上映中!

■監督・脚本:ジョン・クラシンスキー 『クワイエット・プレイス』 シリーズ

■出演:ケイリー・フレミング TV「ウォーキング・デッド」シリーズ、ライアン・レイノルズ『デッドプール』シリーズ、ジョン・クラシンスキー

声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr

■吹替え版声優:

宮田俊哉(ブルー)、稲垣来泉(ビー)、加瀬康之(カル)、浪川大輔(ビーのパパ)、三森すずこ(ブロッサム)、高島雅羅(ビーの祖母)

[“空想の友達”の仲間たち※五十音順]

上田燿司(アンドロメダス3 世)、大塚明夫(コスモ)、甲斐田裕子(オクト・キャット)、神谷浩史(スーパードッグ)、桐本拓哉(アイス)、小山力也(スペースマン)、島﨑信長(マジシャン・マウス)、下野紘(スライムボール)、諏訪部順一(美術教師)、園崎未恵(ユニ)、高乃麗(アリー)、津田健次郎(ロボット)、早見沙織(ガミー・ベア)、平田広明(サニー)、本名陽子(石けんバブル)、麦人(ルイス)、森川智之(バナナ)

■全米公開: 5月17日 ■原題:IF ■配給:東和ピクチャーズ

(C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

https://blue-movie.jp

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