数々の作品が映像化で話題に! 『朽ちないサクラ』原作者・柚月裕子の極上ミステリーエンターテイメント作品3選
ガジェット通信 / 2024年6月23日 11時0分
「孤狼の血」、「佐方貞人」、「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている、大藪春彦賞作家の柚月裕子の小説「朽ちないサクラ」(徳間文庫)が、主演・杉咲花にて実写映画化。全国で公開中です。
本作は柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」の原作で、主人公は県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説です。発行部数は続編の「月下のサクラ」と合わせて累計45万部を刊行する人気シリーズとなります。
主人公の県警・広報職員26歳の森口泉を演じるのは演技派として絶大な信頼を集める杉咲花、『市子』『52ヘルツのクジラたち』『片思い世界』と映画での主演が続く実力派俳優。単独主演作となる本作では、“事務職のお嬢ちゃん”が自責と葛藤を繰り返しながら、強さを手に入れていく姿を繊細な演技で体現し、観客の目を釘付けにします。メガホンをとるのは原廣利、『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の監督に抜擢され、「ウツボラ」(23年/WOWOW)や撮影監督も務めた「日本ボロ宿紀行」(19年/テレビ東京)など多くのドラマ作品を演出し、長編映画は本作が第2作となります。
警察✕サスペンス×ミステリーという王道のエンタテインメントに洗練されたノワールの味付けを施し、主人公が己の正義感に目覚めていく成長譚として見事に仕立てています。また、本作で音楽を担当したのは、放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で音楽を担当する森優太です。原廣利監督の映像と森優太の音楽が全編にわたり見事に重なり合います。
令和のベストセラー作家とも呼び声が高い柚月裕子は2008年に「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビューし、2013年に『検事の本懐』で大藪春彦賞、2016年には『孤狼の血』で日本推理作家協会賞を受賞し、骨太な警察モノやミステリー作品を次々と発表し、映像化になる度に話題を集めている。この度、映画『朽ちないサクラ』の公開を記念して、数多くの話題作を世に送り出してきた作家・柚月裕子がこれまで描いてきたミステリー作品のなかで映像化された3作品をご紹介!
今回杉咲花を主演に迎え映像化となった「朽ちないサクラ」は、続編の「月下のサクラ」と合わせて45万部を刊行する人気シリーズで、親友の死をきっかけに県警の広報課で働く森口泉(杉咲花)が、捜査権限がないにも関わらず親友の死の真相、そして公安警察に迫っていく異色の警察サスペンスミステリーとなっている。2作品目は、2018年に役所広司、松坂桃李、江口洋介らの出演で映画化となった『孤狼の血』。警察とやくざの攻防戦をハードボイルドに描いた作品となっており、2021年には松坂桃李主演で『孤狼の血LEVEL2』が公開となるなど一躍人気を博した。3作品目はフジテレビ系列で2023年4月に月10枠で放送されたドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』。元弁護士で頭脳明晰な変装を武器とする女探偵役を天海祐希が演じ、IQ140の天才ながら女性とうまく話せない相棒役を松下洸平が務め、異色のコンビがあり得ない方法であり得ない事件に挑む痛快エンターテイメントとなっています。
★『朽ちないサクラ』(劇場公開中)
愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑い、身の潔白を証明しようとした千佳は、1週間後に変死体で発見される。自分が疑わなければ、千佳は殺されずに済んだのにーー。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。
★『孤狼の血』(2018年公開)
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原――。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた……。
★『合理的にあり得ない ~探偵・』(フジテレビ系/2023年放送)
頭脳明晰(めいせき)、そして変装を武器とする女探偵・上水流涼子(かみづるりょうこ)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(たかやまのぶひこ)とタッグを組み、さまざまな依頼を、超大胆な方法で解決していく。
元弁護士の異色の探偵が、変り者の天才バディとともに、不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を、“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメント。
(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
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