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呼吸を忘れるほどの戦闘と、完璧すぎるラストに涙『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:夢と魔法に魅せられたミキ’s TODAY Vol.33

ガジェット通信 / 2024年11月1日 12時0分

12人組アイドルグループGANG PARADE(通称:ギャンパレ)のヤママチミキさんがこよなく愛するディズニーや、関連するエンタメ情報を発信。取材レポート、アイテムレビューなどなど毎週金曜日に更新中です!

こんにちは!

GANG PARADEのヤママチミキです!

普段そんなに頻繁に映画を観るタイプではない私ですが、11月と12月はいくつか観たいものが公開されるのでわくわくしています。

その中で11月1日に公開される『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を先日、試写会でひと足お先に観させていただいて、数日大興奮と余韻を引き摺っていました。

というわけで今回は、ヴェノムシリーズの第三弾、そして最終章である『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を紹介していきます!

一部ネタバレも含んで書いていくので、お気をつけください。

”ヴェノム”というキャラクターは、マーベルコミックに出てくるスパイダーマンの最大の宿敵で、『スパイダーマン3』で映画に初登場し、そのあとに2018年にダークヒーローとして1作目『ヴェノム』が公開されました。

ヴェノムは「シンビオート」と呼ばれる地球外生命体の1体であり、色々あり地球に来て、色々ありジャーナリストのエディに寄生し、共生しています。

その不気味でグロテスクな見た目と強靭な肉体で人を食べるという圧倒的に残虐な悪な部分と、エディとの共存関係のユニークさと凶暴ながらも可愛らしい一面が愛おしさに溢れるヴェノムの人気はとても高いです。

私もめちゃくちゃ大好きなのですが、見た目と性格のギャップにやられました。

ヴェノムかわいい。

1作目『ヴェノム』でヴェノムとエディが出会い世界を救い、2作目『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で2人は喧嘩をしつつも結果的には2人で世界を救う。

そして、本日11月1日から公開の3作目『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、今まで幾多の困難も乗り越えてきた2人だけれど、”2人でいることが世界を破滅に導く”と謳われ、シリーズ最後の作品であることを、「最終章」と書いて「ラストダンス」と読むことで表現しています。

ヴェノムシリーズのフライヤーは結構毎回インパクトがあるのですが、今回は心がギュッとなるデザインで、書いてある「死が二人を ─分かつまで」という言葉もなのですが、個人的にはエディの表情がこの映画の全てを語っているなと、観終えたあとに思いました。

この作品を観るにあたって、私は過去2作品を改めて観返したのですが、観返して良かったと思ったので、ぜひこれから観に行くよという方は2作品を観てから行くことをおすすめします。

そもそものストーリーの始まりが、結構前作からの繋がりがあるので、前作を観なくても分からなくはないとは思いますが、観た方がよりストーリーに没入していくことができます。

あと、過去作品を観たあとだとヴェノムの成長のようなものを感じることが出来ますね。

1作目からヴェノムには人間的な部分があるなと思っていて、それが愛着を湧かせていたと思うのですが、今作品はより人間的というか、人間味を強く感じる瞬間が多かったです。

特に個人的に感じた部分としては、チェンとのダンスシーンとチョコのお礼を言うシーン。

あまりにもキュートな人すぎる。

そういう面とは別に、やっぱりシンビオートだなぁと感じる部分もあって、そのギャップがまた良いですよね。

エディ以外に寄生したときのヴェノムもまた違った意味でキュートでした。

敵から逃げるために馬や魚、蛙などに寄生していたけれど、個人的には馬ヴェノムのビジュアルがかっこよすぎて大好きです。

魚ヴェノムや蛙ヴェノムはかっこいいというよりは可愛いなと思いました。

めちゃくちゃ弱そうだったけど(笑)

それも可愛い。

ちなみに、エンドロールにもヴェノムが寄生した動物たちのビジュアルが出てくるのでエンドロールまでしっかり楽しめます。

今回の敵はシンビオートの創世主である”ヌル”なのですが、実際にヌルとの戦闘シーンはなく、ヌルは幽閉されており、配下のゼノファージというシンビオートとはまた違ったタイプの地球外生命体との戦いがメインになります。

ですが、2人は警察やシンビオートを捕獲する軍からも追われていて、そこからの逃亡劇も描かれているのでとにかく逃げ続けていて、手に汗握るシーンも何度もあります。

その合間には、ヴェノムが歌を歌うシーンや、先程も少し話題に出しましたが、チェンとヴェノムがダンスをしたり、カジノを楽しんだりするシーンなどもあり、ほっこりするというか、楽しそうなヴェノムの姿も観ることができます。

ヴェノムとエディが完全に一体化したときにだけ現れるコーデックスがヌルを幽閉している牢の鍵であり、それを奪い全惑星を滅ぼすためにゼノファージが送り込まれてきたのですが、コーデックスは2人のどちらか命を落とさない限りは消えることはないのです。

最後の戦闘シーンは、背もたれから背中が離れ、全身に力が入り、息をすることを忘れるくらい見入ってしまいました。

軍の研究施設に捕獲されていたシンビオートたちが研究者たちに寄生して、ゼノファージを倒そうと、コーデックスを持つヴェノムを助けようと共闘するのですが、ゼノファージがあまりにも強すぎる…!!

あいつもしかしてヒーファク(ヒーリングファクター/デッドプールとウルヴァリンが持つ治癒能力)持ちですか?!

しかもありえない超強力なやつ!!

と思いながら拳をぎゅっと握りしめながら観ていました。

こいつがこんなに強いならヌルは一体どんな奴なんだよ…と絶望しましたね。

ヌルはシンビオートの反乱によって幽閉されたのですが、どうやって牢屋にぶち込んだのでしょうか…。

何百、何千のシンビオートで戦ったのか気になります。

最後の最後は本当に涙が出ましたね。

ヴェノムとエディはただの寄生している、されているという関係ではなく、ただの相棒というわけでもなく、2人にしか感じられないほどの深い深い絆で結ばれ、お互いが特別であるというのは過去作品から分かってはいたけれど、それを思い切り投げつけられたような感覚になりました。

終わり方が綺麗すぎる。

本当に素晴らしかった。

作らないとは思うのですが、本当に絶対にもう続編作らないで、と心の底から思ったし、関連作品とかは作られそうだけどそれすらもちょっと嫌だなぁと思うほど良い終わり方でした。

ぜひその目で、ヴェノムのラストダンスを、最高な終わりを観ていただきたいです!!

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』大ヒット上映中!

Filmed for IMAX®/Dolby Cinema®/Dolby Atmos®/ScreenX with Dolby Atmos®(全て字幕版のみ)

2D/MX4D®/4DX/ULTRA 4DX/ScreenX(字幕版/日本語吹替版)

写真:ヤママチミキ

TOP画像デザイン&イラスト:ジンボウサトシ

https://twitter.com/Godstick

https://www.instagram.com/garidesignoffice/

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