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暗闇で背面が光る「Nothing Phone (2a) Community Edition」レビュー ユーザーコミュニティと共創したおサイフケータイ対応スマホ

ガジェット通信 / 2024年11月8日 15時30分

Nothing Technology Japanが11月12日に発売するスマートフォン「Nothing Phone (2a) Community Edition」レビューをお届けします。現在公式サイトで購入登録を受付中で、全世界1000台限定で発売します。価格は5万5800円(税込)。

ベースはNothing Phone (2a)国内モデル

2024年3月に発売したスマートフォン「Nothing Phone (2a)」をベースに、ユーザーコミュニティと共創したモデル。グローバル版はチップセットやインカメラを強化した「Nothing Phone (2a) Plus」をベースにしていますが、国内版は日本で販売されているPhone (2a)をベースにしたモデルとなっています。

ガラス製の背面から中のパーツが見える透明デザインで、ライン状に配置したLEDが点灯して通知する「Glyphインタフェース」を搭載。プログレスバーのように光が伸縮して視覚的に分かる「Glyphタイマー」、Glyphの発光パターンと同期する着信音を自分でカスタマイズできる「Glyph Composer」にも対応します。

チップセットにMediaTek Dimensity 7200 Pro、12GB RAMと256GBストレージを搭載し、OSはAndroid 14をベースにしたNothing OS 2.5。ディスプレイは6.7インチのフレキシブルAMOLED。最大輝度は1300nitで、最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。カメラは5000万画素メインカメラと5000万画素超広角カメラの2眼構成で、インカメラは3200万画素。5000mAhバッテリーは45Wの急速充電に対応します。

Nothing Phone (2a)のレビュー記事はこちら。

「Nothing Phone (2a)」レビュー 愛嬌あるデザインとおサイフケータイ対応で親しみやすくなった透明スマホ

https://getnews.jp/archives/3521885

国内版のPhone (2a)はFeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応するのが特徴。Phone (2a) Community Editionも、おサイフケータイに対応します。タッチ位置はカメラの左側のあたり。

蓄光を取り入れたユニークなハードウェアデザイン

Nothingは世界47か国から製品のアイデアを募集。「ハードウェア」「壁紙」「パッケージ」「マーケティング」の各ステージで選ばれたコミュニティメンバーが、実際に開発に参加しています。

ハードウェアのデザインは、アストリッド・ヴァンミュイーズ氏と赤崎健太氏が担当。2眼カメラを中心に円状に配置されたNFCコイル、背面下部の回路がうねるようなデザイン部分に、薄いグリーンを配色しているのがデザイン上の大きな特徴です。

こちらのグリーンは、蓄光塗料により彩色されたもの。光を当てた後に暗闇に持ち込むと、背面がグリーンに光るのです。光の粒のようにスポット的に彩色された個所もあることが分かります。

カメラが並ぶ突起や背面からフレームにかけて曲面を描くエッジ部分にも薄いグリーンが見えますが、こちらは蓄光しないデザイン上のアクセント。

夜の屋外でGlyphと組み合わせて光らせると、なんともエモい雰囲気を醸し出してくれます。Nothingらしい透明デザインと蓄光の仕掛けは、相性抜群と言ってよいのではないでしょうか。

フレーム部分はマットなホワイトで、黒のボタンがアクセントになっています。

壁紙とパッケージにオリジナルデザインを採用

壁紙のデザインは、アンドレス・マテオス氏が担当。ハードウェアデザインを基に6種類の壁紙「Connected Collection」が選択できます。

パッケージデザインはイアン・ヘンリース・シモンズ氏が担当。蓄光塗料でプリントされた文字が暗闇で光ります。プレスリリースの写真ではグローバル版の「(2a) plus」の文字がプリントされていましたが、国内版は「(2a)」に変更されています。

さらに、マーケティングキャンペーンをソーニャ・パルマ氏が担当。Community Editionの特設サイトや広告クリエイティブにその成果を見ることができます。

Nothing Community Edition – Nothing Japan

https://jp.nothing.tech/pages/community-edition

パフォーマンスは申し分ないレベル

ハードウェアパフォーマンスはPhone (2a)と同様なのでざっと触れておきますが、消費電力を抑えつつ強力なパフォーマンスを発揮するMediaTek Dimensity 7200 Proの性能は日常使いには十分なレベル。ベンチマーク結果は「3D Mark」の「Wild Life」が4151、「Geekbench 6」のシングルコアのスコアは1129、マルチコアのスコアは2561と、前回Phone (2a)をレビューした際と同等のスコアを記録しています。

ストレージの一部を仮想RAMとして使用するRAMブースターの機能を搭載。最大20GBのRAM容量を利用することができます。

5000万画素のメインカメラと5000万画素超広角カメラは、Googleと共同開発したUltra XDRに対応。ハイライトとシャドウが正確に表現され、特に超広角の色鮮やかな発色が印象的です。

1200万画素に設定することにより、最大10倍のデジタルズームに対応します。

記事公開当日、11月8日(金)20時からのライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」では、発売前のPhone (2a) Community Editionを実機レビュー。アーカイブでもご覧いただけますが、聞いてみたいことがあったらライブ配信のコメントで質問をお寄せください!

「Nothing Phone (2a) Community Edition」実機レビュー&「雷電NOVA」をプレイ / ガジェット通信LIVE #177

https://www.youtube.com/live/mtGgGru-bDw[リンク]

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