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独自チップ搭載によりグラス単体で空間ディスプレイを実現するARグラス「XREAL One」を2025年1月に発売へ

ガジェット通信 / 2024年12月11日 14時0分

日本XREALは12月11日、スマホやPCとUSB-Cケーブルで接続して目の前に大画面を表示するARグラスの新製品「XREAL One」を発表しました。同日から予約受付を開始し、2025年1月中旬以降に発売します。独自チップの搭載により、空間上に画面を固定する3DoF(Degree of Freedom、自由度)の空間ディスプレイがグラス単体で実現するのが大きな特徴です。

独自チップによりグラス単体で空間ディスプレイを実現

従来のARグラスは単体では頭の向きに画面が追随する0DoF表示だったのに対して、XREALは3DoF表示を実現する手段として外部デバイス「XREAL Beam」「XREAL Beam Pro」を提供してきました。XREAL Oneは3年以上の開発期間をかけたという自社開発の独自チップ「XREAL X1」を搭載し、グラス単体で3DoF表示を実現しています。これにより、空間上に画面を固定する空間ディスプレイとしての利用が可能になります。

事前に開催されたプレス向けの説明会には、XREAL CEO兼創設者のChi Xu(チー・シュー)氏が来日して製品を解説。空間ディスプレイ用途の今後の可能性として、上下左右前後の動きも加えた6DoFに対応する予定であることを明らかにしました。

右側テンプル下部にある赤いボタンを押して表示モードが切り替えられ、0DoF、3DoF、視界の端に小さい画面を表示するサイドビューモードも利用できます。

右側テンプル上部にもボタンを搭載し、各種メニュー操作に対応。「XREAL Air 2 Pro」と同様、3段階で透過度を変更するエレクトロクロミック調光に対応します。

さらに、独自チップの搭載により、スマホなどホストデバイスからの映像出力で従来製品は20~30msの遅延が発生していたのに対して、チップ上で処理を行うことで3msという低遅延を実現しています。

光学系やサウンドをスペックアップ

0.68インチのソニー製OLEDマイクロディスプレイを搭載。視野角はXREAL Air 2シリーズの46°と比べて広い50°になり、輝度は600nitに。リフレッシュレートは全モードで90Hz、最大120Hzと、光学系をスペックアップしています。

サウンドシステムはBoseと共同でアルゴリズムを調整。繊細で立体的な音響を実現しています。

価格は6万9980円

12月11日(水)15時から2025年1月16日(月)23時59分まで予約を受け付け、2025年1月中旬以降に発売を予定しています。価格は6万9980円(税込)。接続デバイスに給電しながらARグラスと接続できる「XREAL Hub」とのセットで、3000円割引の7万2960円(税込)になるバンドル販売も実施します。

XREAL One – XREAL JP Shop

https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-one[リンク]

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