【体験レポ】空中でぬくぬく「天空のこたつ観覧車」で冬の大阪を満喫～昭和レトロな雰囲気に浸る18分間～

ガジェット通信 / 2024年12月18日 11時0分

観覧車の中で、こたつに入りながら、熱燗とおでんを楽しむ！？

大阪・EXPOCITYにそびえ立つ観覧車「オオサカホイール」では、そんなユニークな体験を楽しめる「天空のこたつ観覧車」が2024年12月2日（月）から2025年2月28日（金）までの期間限定で開催中です。

観覧車の中にこたつを設置し、絶景を眺めながら温かいおでんや熱憫を楽しむという、冬だけの特別イベント。一昨年スタートした企画ですが、3シーズン目の今年は昭和レトロな装飾が施された内装もさらにパワーアップしたとのこと。一足先に体験してきた様子をお届けします。

最大で2周・36分乗れる、昭和の茶の間が再現された10台限定のゴンドラ

▲日本一の高さを誇るオオサカホイールは太陽の塔やあべのハルカス、スカイビルなど大阪の景色が一望できる

「天空のこたつ観覧車」のゴンドラに乗り込むと、そこはまるで昭和の茶の間。赤いチェック柄の座布団、手作りの障子、懐かしいポスターが壁に貼られ、どこか懐かしく温かい雰囲気に包まれます。装飾の一部は、なんとスタッフの方々による手作りだそう。細部までこだわり抜かれた空間は、10台限定（最大15台）のこたつ観覧車だからこそ実現できた世界観です。

▲ほかほかに温まったおでん缶と熱燗を受け取って乗車。お子さんやお酒が苦手な人は、おでん缶のみのプランを利用できる

こたつに足を入れると、じんわりと温かさが体に広がり、外の寒さも忘れるほど。ゴンドラの大きな窓からは、昼間は青空と大阪の街並みが一望できます。

おでんは大根やこんにゃくなど7種類の定番具材が用急され、ほくほくと温かく、こたつとの相性も抜群！また、熱燗は創業500年以上の歴史を誇る剣菱酒造の「黒松剣菱」。キリッとした辛口の味わいが特徴で、寒い冬にはぴったりの一杯です。

ちなみに、「おでんと熱燗をゆっくり楽しみたい」という声に応え、2周プラン（36分）も用意されています。

夜デートにもおすすめ、昼間と夜で違う楽しみ方ができる

▲オオサカホイールでは毎日、ライトアップのカウントダウンを行っている

「オオサカホイール」は夜20時（受付時間は19時40分）まで営業しているのもうれしいポイント。夜になるとカラフルにライトアップされ、がらりと雰囲気が変わります。デートスポットとしても人気が高いのだそうです。

昼間は、太陽の光が差し込むゴンドラの中で、こたつに入りながら熱燗とおでんを楽しむことができます。窓の外には、大阪の街並みが広がり、遠くまで見渡せる開放感に浸れます。

一方、夜はきらめく夜景が広がり、ロマンチックな雰囲気に。冷え込む夜だからこそ、こたつのぬくもりがより一層ありがたく感じられます。熱燗やおでんの温かさが体に染みわたり、心までほぐれていくようなひとときです。

▲おでんの出汁で熱燗を割る「おでん出汁割り」も楽しめる

今回体験したのは「1周プラン(18分）」で、おでんと熱煽、お猪口がセットになったプランです。今年から熱燗セットプランを注文した方のお土産として剣菱のマークが入ったお猪口の持ち帰りサービスが開始されており、観覧車の体験後も、自宅で余韻に浸れるのが魅力的。専用の袋も用意されているので、飲みきれなかった日本酒も安心して持ち帰ることができます。

「天空のこたつ観覧車」は、友人同士や家族連れ、カップルで訪れるのにぴったりの冬限定イベントです。昼と夜、どちらの時間帯も違った魅力があるので、どちらを選ぶか迷うところ。大阪観光の一環として立ち寄るもよし、特別な記念日に訪れるもよし。限られた期間だからこそ、この冬の思い出作りにぜひ体験してみてください。