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【福井県】ふるさと納税でスポーツクラブを応援する選択肢 / 福井ユナイテッドが取り組む新たな地域活性化のカタチ

ガジェット通信 / 2024年12月17日 16時0分

2024年も残りわずかとなり、「ふるさと納税」を年内駆け込みで申し込む人も多いはず。

各自治体が一押しで選んだ特産品や名産品がラインアップされ、返礼品の内容も多種多様にわたっています。

北海道北広島市は2023年11月より、観戦チケットやグッズなどを返礼品とした北海道日本ハムファイターズ関連のふるさと納税を開始。その寄付額が1億円を突破するなど、スポーツチームや、クラブと連携した地域活性化を応援する選択肢が広がっています。

地域スポーツチームによるふるさと納税ポータルサイト

サッカーJリーグ参入を目指す、北信越フットボールリーグ1部の福井ユナイテッドFCは、2023年6月、全国初となる地域スポーツチームによるふるさと納税ポータルサイトを開設。

地域のJリーグ所属クラブと連携してグッズなどを返礼品とする自治体も少なくないですが、福井ユナイテッドはクラブ自体がポータルサイトを主導しているのがユニークなポイントです。

返礼品には「若狭牛ステーキ(越前町)」や「越前ガニ(若狭町)」、「あんこう鍋セット(越前町)」、「ブランド米 いちほまれ(勝山市)」など福井ならではの名産が並ぶほか、クラブをダイレクトに支援できる「福井ユナイテッドFCオーセンティックユニフォーム」もラインアップ。

またポータルサイト内では、返礼品である水産物の加工工場や「わかさ瓜割の水」の採水池を選手が訪問し、地域の魅力を伝えるコンテンツも発信しています。

県内17市町をホームタウンとする、福井県に根付いた福井ユナイテッドだからこそできる地域貢献とも言えますね。

ふるさと納税の新たなトレンドになるか

ふるさと納税を巡っては仲介する大手ポータルサイト間の競争過熱が問題視されているなか、ポータルサイトの利用自体が地域スポーツチームの応援に繋がるこの取り組み。

生まれ故郷や応援したい自治体など特定の地域へ寄付する新たな選択肢として広がっていくかもしれませんね。

※画像:福井ユナイテッド×ふるさと納税ポータルサイトより引用

https://fukuiunited.sports-tax.jp/

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