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映画『勇敢な市民』シン・ヘソンインタビュー 「新しい挑戦」アクションの現場で求められたものとは

ガジェット通信 / 2025年1月16日 10時0分

▲シン・へソン 写真提供 NS ENM

2025年1月17日(金)より公開される映画『勇敢な市民』は、ウェブトゥーン『喧嘩独学』(LINEマンガにて配信中)の作画担当としても知られるキム・ジョンヒョン氏による、同名漫画を原作とした映画だ。正規雇用を勝ち取るためにトラブルを避け、悪事を見逃してきた女性教師のソ・シミンが持前の格闘技経験を武器に、猫のマスクをかぶったヒーローとして、学園の巨悪と戦う姿をアクションたっぷりに描いている。

▲(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED

主人公のソ・シミンを演じたシン・ヘソンは、『秘密の森~深い闇の向こうに~』『サムダルリへようこそ』などのドラマや映画『潔白』など多種多様な作品に出演しているが、本作で本格的なアクションに初挑戦。パク・ジンピョ監督(『ユア・マイ・サンシャイン』など)やホ・ミョンヘン武術監督(『犯罪都市』シリーズなど)のもと、どのようなスタンスで現場に臨んだのか。メールインタビューで答えてくれた。

▲(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED

――脚本を読んだ際の印象・感想を聞かせてください。

ウェブトゥーンが原作だからか、シナリオも漫画を読んでいるような感じでした。単純だけど明確な物語構造のおかげで易しく面白く読みましたし、痛快だと感じました。新しい挑戦ができる作品だという点が印象的でした。

――本作に出演する決め手はなんだったのでしょうか?

アクション演技に挑戦してみたいという考えが一番大きかったです。アクションは私にとって見慣れないジャンルでしたが、ぜひ一度やってみたかったですし、良い機会に『勇敢な市民』に出会い参加することになりました。俳優として新しい挑戦ができる作品だと思った点も大きな理由でした。

▲シン・へソン 写真提供 NS ENM

――ソ・シミンをどういった人物ととらえて、どのように演じようと思いましたか? また、演じる上でポイントにしたことは何ですか?

ソ・シミンは正義のある性格ですが、表向きは他人に興味がないふりをする複合的なキャラクターだと理解しました。アクション映画だけに、アクション演技に一番気を使いましたが、特にイ・ジュニョンさんよりもより上手に見せるためにたくさんの練習をしました。

――ご自身とソ・シミンと共通しているところはありますか? また、ソ・シミンに共感できる部分などがあれば教えてください。

ソ・シミンとは共通点はないですが、序盤にシミンが感じた矛盾には多くの人が共感できると思います。現実的に不義を我慢しなければならない状況を体験しながらも、内面的には抵抗したがる気持ちを表現したキャラクターという点で共感しました。

▲(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED

――アクションスクールで6ヶ月間トレーニングされたと聞きました。具体的にどんなトレーニングをされたのか、武術監督からどんなお話を聞かれたのか気になります。

運動をほとんどしなかったほうなので、基礎体力から上げなければなりませんでした。縄跳びとランニングで体力を引き上げたあと、基礎姿勢と技術、そして実際の撮影に必要な技を学びました。武術監督も体力が良くなっていると褒めてくださって、そのたびに胸がいっぱいになりました(笑)。

――パク・ジンピョ監督の演出やアドバイスで印象に残っていることはありますか?

パク・ジンピョ監督はいつも気楽に演技できるように力を貸してくださって、シミンを素敵に見せるために一緒に悩んでくださいました。俳優がやりたいように表現できる環境を作ってくださった点が特にありがたかったです。

▲(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED

――ハン・スガン役を演じられたイ・ジュニョンさんも、本作で素晴らしいアクションをこなされています。イ・ジュニョンさんと一緒に演技された感想、特にアクションシーンを撮影するときはどうだったのかを聞かせてください。

イ・ジュニョンさんはお茶目な性格なのですが、お仕事をするときは真剣で情熱的な俳優です。基本的にアクションをうまくこなすおかげで、たくさん助けを借りながら撮影することができました。

――最後に、『勇敢な市民』の公開を楽しみにしている、日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

『勇敢な市民』が日本で公開されることになり嬉しいです。正義を心の中に抱き、生きるすべての方たちが映画を見ながら、痛快で楽しい時間をお過ごしいただくことを願っております。

▲シン・へソン 写真提供 NS ENM

『勇敢な市民』は2025年1月17日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

取材・文=藤本洋輔

映画『勇敢な市民』予告(YouTube)https://youtu.be/jvWYMaIxrfM

映画『勇敢な市民』

(2023年/韓国/112分/カラー/シネマスコープ/5.1ch)

原題:용감한 시민/英題:Brave Citizen

原作:キム・ジョンヒョン「勇敢な市民」

監督:パク・ジンピョ

出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファ

字幕翻訳:根本理恵

提供:KADOKAWA Kプラス、MOVIEWALKERPRESS KOREA

配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス

映倫区分:PG12

公式サイト:https://yukan-na-shimin.jp

公式X:https://x.com/yukannashimin

(C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED

(執筆者: 藤本 洋輔)

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