(今さらだけど)祝ファミコン生誕30周年! 関連情報が続々出てるぞ!

ガジェット通信 / 2013年7月18日 15時45分

(今さらだけど)祝ファミコン生誕30周年! 関連情報が続々出てるぞ!

2013年7月15日、ファミリーコンピュータこと通称ファミコンが、発売から30周年を迎えた。説明不要だとは思うが、ファミコンとは任天堂による家庭用ゲーム機だ。

かつては家庭用ゲーム機の総称と思っている人も多かった気がするが(例:メガドライブを「セガのファミコン」と呼ぶ、とか)、あくまでもファミコンは任天堂製品の固有名詞である。

それまでのゲームセンターやゲーム&ウォッチにはじまる電子ゲームブームの流れがあったからとはいえ、このファミコンはとにかく大ヒットした。本体価格1万4800円、それとは別にゲームカートリッジ1本がおおむね4500~5800円。内容から考えれば破格の安さだったが、「子どものおもちゃ」として考えたら破格の高額商品だ。

にもかかわらず同機は爆発的大ヒットする。カートリッジを入れ替えれば全く異なるタイプのゲームをあれこれ遊べる、というのが(カセットビジョンのような先行例はあるものの)何より素晴らしかった。しかも最終的に発売されたゲームの種類は、カートリッジだけで1051本、ディスクシステム用もあわせると1249本!(カートリッジとディスク両バージョンあるものは両方カウント)

『スーパーマリオブラザース』『スターソルジャー』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』『ゼルダの伝説』『MOTHER』『桃太郎電鉄』……今でも新作がリリースされる人気シリーズの元祖や、任天堂イズムに貫かれた、今遊んでも楽しめる高クオリティ作品が続々と登場し、それはそれは至福の日々だった。もちろんこれだけソフトの数があれば、どうしようもないクソゲーも多々あったが。

人気ソフトはもちろん、初期は本体そのものも品薄のため入手困難で、数量限定で本日販売! のお知らせが、少々遠い量販店のチラシに載っているので頑張って買いに行ったら全然売れないクソゲーと抱き合せ販売なんてこともざらにあり、泣く泣く買ってしまう方も多かったと推測する。ちなみに筆者は本体購入時、ロボット・ジャイロセットとの抱き合わせだった……。

その後も後継機のスーパーファミコンを筆頭に各社がファミコン以上の機能をウリにした家庭用ゲーム機の新機種を市場に投入、大ゲームバブル時代へと突入する中、ファミコンは粘りに粘って1994年まで新作ソフトの供給が続けられ、非常に息の長いハードとして活躍し続けた。

そのファミコンが、今年の7月15日で発売開始から30周年。これを記念して『超ファミコン』や『ファミコンとその時代』といった記念本が出版されたり、老舗ゲーム雑誌『週刊ファミ通』7月25日号には30周年の歴史を辿る別冊付録が同梱されたり……極めつけは、任天堂のサイト。

最新の家庭用ゲーム機Wii Uにて、当時のゲームをそのまま楽しめるバーチャルコンソール上で、7種のゲームを期間限定だがそれぞれ30円(!)でダウンロードできるイベントが開催中だ。

また、ヤフオクでは中古の本体1000台セットが750万円で販売されるといった話題もあり(ただしこちらは落札されずに終了)、30年経過してもファミコンの登場がいかに強大な影響を残していったのかが分かるというものである。

先述のWii Uや、PS3やXbox360といった現行の家庭用ゲーム機で遊び慣れている目で見れば、ファミコンはありえないほどチープだ。

しかし今のとんでもない高クオリティのゲームの数々があるのは、ゲームセンターや電子ゲームといった先陣があったとはいえ、基本的にファミコンが切り拓いた道のおかげといえる。いわば徐々に出来上がりつつあった漫画業界に現れて何もかも革新していった手塚治虫のような存在、それがファミコンだと断言しよう。

もう30年も経ったともいえるが、わずか30年でビデオゲームという新たなメディアを一般に浸透、定着させたわけで、そりゃもう祝っても祝い切れないのである。正直いえばもっともっと話題になったっていいとすら思うのである。

そんなわけでファミリーコンピュータさん、30歳おめでとうございます。任天堂さんもバーチャルコンソールのよりいっそうの充実をお願いいたします。

(田中元)

※写真は任天堂サイトより

【関連情報】

ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール 体験キャンペーン(任天堂)

http://www.nintendo.co.jp/wiiu/famicom30th/index.html

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