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『iPhone 5s』の指紋認証は果たして良いことだらけなのか? 指紋認証のメリットとデメリット

ガジェット通信 / 2013年9月11日 14時10分

『iPhone 5s』に初めて搭載された指紋認証機能。所有者の指紋をあらかじめ登録しておき、解除するには登録した指紋でないと解除できないという仕組みである。特に目新しい機能でもなく、指紋認証を搭載したノートパソコンやAndroid、ガラケーなど数多くの機器が発売している。

筆者も過去にマイクロソフトが出していた『Fingerprint Reader』という製品を持っていた。これはUSBで接続し、Windowsパソコンに指紋認証でログインできるというもの。それだけでなく、パスワードを必要とする場所を指紋認証するだけで入力してくれるのだ。

ただ認証率がそれほどよくなく、また認証にも多少時間を要するのである。指をかざすと赤く光るのだが、指を置いても希に認識されないことがある。これだったら普通にパスワードを入力してログインした方が手っ取り早い。

アップルが自信満々で搭載するくらいなので精度の良い指紋認証なのだろうが、指紋認証にもメリット、デメリットはある。メリットとしては自分以外ログインできないため、落とした際に推測でログインされない。これはかなり強固なセキュリティといえるだろう。デメリットは所有者の指さえあればログインできてしまうことだ。1万通りの数字を入力するよりも指をかざす方が確実である。所有者が寝ていて『iPhone 5s』が横に置いてあったとしよう。寝ている所有者の指を借りてログインするなんてことも可能だ。

夫婦やカップルでコッソリ中を見ることもやろうと思えばできてしまうのである。

ログインの容易さや落としたときのセキュリティに反して指さえあればログインできるという不安もある生体認証。『iPhone 5s』では指紋認証は強制ではなく従来のロック方式も採用しているので、好きな方を使うと良いだろう。ただアプリ購入の際に指紋認証で通るのは少し便利かも。

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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。

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