続々・Amazonの怖さ

ガジェット通信 / 2013年10月24日 14時0分

続々・Amazonの怖さ

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

■続々・Amazonの怖さ

以前Amazonがアフィリエイトを値下げした。アフィリエイトが今後栄えるとは俺には思えないんだよね。広告の総量としては今後も増えていくだろうから、しばらく総額は上昇していく。ただ単価というかサイト当たりの稼ぎは減りこそすれ増えるとは思えない。

増える理由が思いつかない。たとえばテレビのCMの場合は、広告料で番組を作っている。つまり広告費というのは実費(制作費)なわけで、際限なく減らしていくのは難しい。テレビの視聴率を競争しているのだから、チキンレースというか質を落とせば競争に負けてしまう。

しかしブログの広告の場合、値下げしたとしても、影響はないのではなかろうか。もともとブログの制作費(=質)と広告収入は連動していないように思う。まあ独自に取材などを行っているサイトは別だが。

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広告会社も広告を出している企業も、トータルとして自分の企業の広告の露出が増えればいいのであって、まあようするに人気サイトを作る必要がない。すごく質の高いサイトが1つあってそこに広告を出すのも、イマイチなサイトが100個あってそこに広告を出すのも、宣伝としては同じ。

テレビ番組のようにそのサイトの独占的なスポンサーになり、そのサイトにしか広告を出しません、そのサイトの売上=宣言効果という形にするのでもなければ、広告を出してる企業側としては、質の高いサイトを作る必要がない。

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そして有限のチャンネル数しかないテレビと違って、無限に近いサイトがあるブログでは、特定のサイトのスポンサーになる意義が薄い。よほどそのサイトの専門性と広告を出す側のジャンルが一致しているのでもなければ。

基本的に広告が一番必要なのは大衆が買う製品だろう。専門性の高い製品は、広告をしなくても必要な人が勝手に探し当てて購入するものだ。そして大衆が買う製品となると、専門性は低い。室の高いサイトに限定して広告を出す意義が低く、むしろ質が低くても多くのサイトに広告を出す方が、効果はあるだろう。

なのでブログのインフラを支えている側の企業、アメブロとかライブドアとかblogspotとかとの契約なら広告費は一定のレベルで安定するかもしれないが、その上で展開されている個々のコンテンツに対する広告費は、下落の一途をたどるように思う。辿らない理由が思いつかない。

徳川家康は「百姓は生かさぬよう殺さぬよう」と言ったというが、アフィリエイトも、最終的にはアフィリエイトを貼る気力がギリギリ維持できる辺りに落ち着くことだろう。

関連記事:

「続・Amazonの怖さ」 2013年10月21日 『メカAG』

http://mechag.asks.jp/651578.html

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年10月23日時点のものです。

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