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超高機能なレコメンド技術が実現か!? Wi2とアクセンチュアがタッグを組み、その場その時に応じた「ピンポイントでのレコメンド技術」を提供

ガジェット通信 / 2013年11月11日 17時30分

超高機能なレコメンド技術が実現か!? Wi2とアクセンチュアがタッグを組み、その場その時に応じた「ピンポイントでのレコメンド技術」を提供

11月5日、公衆無線LANサービスを運営する株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と、ITコンサルティングを主要業務とするアクセンチュア株式会社は、両社の技術を組み合わせて活用する新たなサービス基盤の開発提供を発表した。

ワイヤ・アンド・ワイヤレスと言えば、スターバックスカフェやマクドナルド、空港やJRの主要駅などでWi-Fi環境を提供している会社。そして、アクセンチュアは言わずとしれた有名コンサルティング会社。

この二社がそろう……どんなサービスか、正直ピンと来ません! という人のために簡単に説明しよう。

このサービス、全国に20数万以上(2012年12月現在)のアクセスポイントを展開しているWi2の公衆無線LANサービスから得られるデータを、アクセンチュアのアナリティクス技術を用いて解析する。そして、その結果として高精度なレコメンド配信サービスを提供していく、というものだ。

余計分かりにくい? これまでにも、楽天やAmazonなど、各種オンラインショップで買物をすると、自分がそのサイトで買った商品や閲覧した商品データから、個別のオススメ商品が表示されていたのは見たことがあるだろう。

だがWi2とアクセンチュアが開発提供しようとしているのはさらに一歩先に行くもの。

本サービスを用いれば、Wi2のアクセスポイントから得られる位置情報によってユーザーの趣味嗜好、そしてさらに行動パターンも解析できる。

つまり! 従来は、時間や場所を問わずに単にユーザーの嗜好のみからオススメ商品を提示していたのに対し、ユーザーの生活サイクルにあわせて商品をオススメしたり、ピンポイントでクーポンをプッシュ配信したりといった、より「場に応じた」サービス提供が可能になる、というわけだ。

もっとも、ユーザーの趣味嗜好、行動パターンなど、個人情報を各企業や各店舗の協力の上で収集解析するサービスと聞けば、「セキュリティとか大丈夫かよ?」と不安に感じるユーザーも少なくないだろう。情報の取り扱いに関してはWi2、アクセンチュアともに個人情報保護法の遵守を明言しているので、今後さらにきめ細やかな対応をしていくと予想される。

基本的には各企業や店舗が収集した情報を、横断的に相互利用してこそ、より精度の高いサービス提供ができると思われるが、逆にユーザー自身が企業や店舗ごとに情報提供するか否かを選べる……そういった、ユーザー側の提供選択の余地は充分にありそうだ。

なお、今回の発表はあくまでプラットフォームの紹介のため、具体的にどの企業やどの店舗がこのサービス基盤を利用していくのかはまだまだ道半ば、と言える。

とはいえ、出かけた先々で自分の興味のあるものがあれこれ自動的に紹介されるのは、あれこれ迷いがちな人にとっては相当に便利だろうし、なにより肝心なものを見落とさずに済む。個人情報の扱いさえきっちりしてくれれば、今後、我々の生活をさらに便利してくれそうな期待大のサービスと言えそうだ。

【関連情報】

株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

http://wi2.co.jp/

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