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【ソルデジ】自称爆速サービス『WiMAX2+』レビュー 理論値110Mbpsの実測はいかほどか?

ガジェット通信 / 2013年12月3日 18時15分

いよいよ開始された次世代Wi-Fiサービス『WiMAX2+』。今回はUQコミニュケーションズが提供する端末とサービスをレビューしたいと思う。端末はファーウェイのモバイル端末『WiMAX WALKER HWD14』である。液晶部分がタッチパネルになっておりタッチで操作する。電源は本体側面にあり、長押しでオン、オフ、再起動が可能。起動も速く電源を押してから約5秒でログイン画面となる。過去には1分近く待たされる端末もあったが5秒はかなりの進化である。

本体の大きさとしてはひと昔前にでたソニーの『premini』に近いだろうか。バッテリーは十分すぎるくらいで、通常で500分以上の連続通信を維持する。ECOモードならさらに長く950分とのことだ。

充電はmicroUSBかQi(チー)にて充電が可能。クレードルが付属していないのでQiを持っていない多くの人はmicroUSBケーブルを差し込んで充電することになる。バッテリーの持ちが良い反面、面倒な部分も出てくる。

通信モードは「ハイスピード」「ハイスピードプラスエリア」「ノーリミット」の3モードから切り替え可能。その違いは次の通りだ。

ハイスピード …… WiMAX、WiMAX2+

ハイスピードプラスエリア …… WiMAX2+、au 4G LTE

ノーリミット …… WiMAX

上記の通信モードがあるが、WiMAX網だけじゃ心許ないという人は「ハイスピードプラスエリア」にしてau 4G LTE回線につないでもいいだろう。しかし「ハイスピードプラスエリア」は別途1055円掛かるうえに7GBの通信制限がある。通信量が7GBに達すると転送量が128kbpsに制限されてしまう。

逆に「ノーリミット」は通信制限がないため「ノーリミット」および「ハイスピード」を使っていた方が賢いだろう。ちなみに「ハイスピード」場合、WiMAX2+の転送量が7GBに達してもWiMAX分は無制限転送量となるため実質使い放題である。この辺は自動切り替えにして欲しかったところである。

また「ハイスピードプラスエリア」利用時はWiMAXの転送量も含まれるのである(利用規約より)。au 4G LTEの通信制限のはずがWiMAXの転送量までも加算されるというのは少々納得がいかないところだ。

●速度調査

実際にWiMAX2+の電波状況と速度はいかほどなのだろうか。新宿近辺を歩いていると早速WiMAX2+の電波をつかむことができた。さすが都会である。ちなみに端末上ではWiMAX2+のときは「W2+」と表示される。実際にスピードテストアプリを使用して実測調査を行ってみることにした。理論値では110Mbps(12月現在)とうたっているが、そんなに速度が出ないのは誰もが承知だろう。

今回は3回速度調査を行うことにした。

その結果得られた速度は次の通り。

1回目

下り 28.64Mbps

上り 7.21Mbps

2回目

下り 32.78Mbsp

上り 7.21Mbps

3回目

下り 38.82Mbps

上り 6.68Mbps

以上のような結果となり実測で40Mbps弱は出ていることが判明。ブロードバンド環境なみの速度と言えるだろう。ちなみに会社のブロードバンド無線は3.28Mbpsである。しかしながらまだまだ電波の範囲が狭いことがネックとなりWiMAXで使わざるを得なくなる。その補完としてau 4G LTE電波もカバーしたのが「ハイスピードプラスエリア」である。

既存は110Mbpsだがアンテナを複数使うMIMO技術によって来年には220Mbpsのサービスが提供される見通しだ。

WiMAX+2のウェブサイト

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。

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