JRA【富士S(G2)展望】有望3歳馬が大挙登場! NHKマイルC(G1)覇者ラウダシオンは“フロック”の声をはねのけられるか!?

ギャンブルジャーナル / 2020年10月18日 15時0分

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 24日、東京競馬場ではマイルCS(G1)の前哨戦、富士S(G2)が開催される。今年からG2に格上げされた一戦には、3歳馬が大挙出走を予定している。

 真っ先に名前を挙げるべき存在は、今年の3歳マイル王者、ラウダシオン(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)だろう。

 重賞初勝利がG1という前走、ラウダシオンは逃げた1番人気のレシステンシアをマークするように2番手を追走。直線残り200mで先頭に立つと、最後は1馬身半の差をつけゴール板を駆け抜けた。

 前残りの馬場を味方につけ、2番手から抜け出すというまさに横綱相撲。完璧な勝利にもかかわらず、9番人気という伏兵に対して、レース直後からフロック視する声も上がった。

「強かったというよりは、テン乗りのM.デムーロ騎手の手綱さばきも含めて上手かったというレース。確かに馬場も味方につけましたが、決してフロックではないと思います。休み明けを苦にするタイプではなく、今回は試金石となるでしょう。ここで完勝して、雑音をかき消してほしいですね」(競馬誌ライター)

 鞍上には再びデムーロ騎手が騎乗予定。同じ東京マイルの舞台でその実力を証明したい。

 タイセイビジョン(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)は、前走のNHKマイルCで2番人気に支持されたが、4着に敗れた。こちらも鞍上の石橋脩騎手が前残りの馬場を読んで、先行策を取ったが、これが仇となった。

「この馬の武器は、この距離では世代屈指の末脚です。6戦のうち4戦で上がり最速をマークしているのが何よりの証拠。前走は先行したことで、しまいが甘くなってしまいました」(同)

 休み明けは、これまで2戦2勝で不安はない。乗り慣れた石橋騎手とのコンビで重賞3勝目を狙う。

 続いて、春は日本ダービー(G1)に出走したワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。

 3番人気に支持された春の大舞台では8着に敗れたが、その後は距離を2ハロン短縮し、新潟記念に挑戦。しかし、ここでも人気を裏切り、10着に終わった。

 今回はさらに2ハロン距離を短縮し、自身初のマイル戦に臨む。レース前半3ハロンが36秒未満のレースは未経験というワーケアにとって、速いマイルの流れに対応できるかがカギとなるだろう。ただし、デビュー2連勝はいずれも東京の1800m戦で飾っており、スローの瞬発力勝負になれば、大駆けの可能性もありそうだ。

 3歳牝馬2頭も侮れない。スマイルカナ(牝3歳、美浦・高橋祥泰厩舎)は、マイル戦で逃げた時の成績は、「3-1-1-0」。大きく崩れたのは2400mのオークス(G1、16着)だけだ。秋華賞(G1)には目もくれず、古馬相手のマイル路線転戦が吉と出るだろうか。

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