JRA「疑惑」の条件馬カフジキング、武豊で2年9カ月ぶり勝利! 2勝クラス「掲示板19回」で総賞金1億5000万円も「上のクラスでもやれる」

ギャンブルジャーナル / 2020年10月26日 6時0分

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 ついに先頭のままゴールまでたどり着いた。

 25日、京都競馬場で行われた7R・3歳以上2勝クラスは、2番人気のカフジキング(牡7歳、栗東・中竹和也厩舎)が優勝。今回で48戦目を迎えた“老兵”が、待望の4勝目を上げた。

 終わってみれば、これまでの苦戦が嘘のような完勝だった。

 11頭立てで行われたダート1900mのレース。スタートを決めたカフジキングは、ハナを主張したモーニングサンやメイショウアステカを行かせる形での3番手と、得意の形に持ち込む。4コーナーで後続を突き放しに掛ったモーニングサンに楽な手応えでついて行くと、最後は2頭の争いに持ち込み、3馬身差と圧倒した。

 まだ5歳だった2018年1月に500万下(現1勝クラス)を勝ち上がったカフジキングは、続く早鞆特別(1000万下、現2勝クラス)で2着。さらなる昇級は目の前に思われた。

 しかし、そこから苦節2年と9カ月……2勝クラスで走ること21回。2着7回、3着7回、4着3回、5着2回、着外がわずか2回だけという堅実な走りを見せ続けるも、4勝目はあまりにも遠かった。

「これまで通算48戦して4勝ながら2着17回、3着11回と素質はあるんですが、なかなか勝ち上がれませんでした。ただ、ある意味では出走すれば高確率で賞金を咥えて帰ってくる馬主孝行な馬。コツコツ稼いだ総賞金すでに約1億5000万円に上ります。

2勝クラスでの惜しい競馬が続いていたので、ファンからは『2勝クラスのドン』的な存在として有名な馬でしたが、逆にあまりに長く勝てないので、一部のファンからは『(クラスが上がると賞金獲得が難しくなるので)わざと負けているのでは?』『賞金目当て?』という“疑惑のまなざし”を向けられることも……。今回はそんな疑いの声を晴らす、会心の勝利となりました」(競馬記者)

 レース後、これがコンビ13回目となった武豊騎手は「スタートが良かったし、道中も楽だった」とカフジキングを評価。今後は3勝クラスを戦うことになるが「上のクラスでもやれるんじゃないかな」と期待を寄せている。

 果たして「2勝クラスのドン」は、3勝クラスでも大威張りできるのだろうか。できることなら「3勝クラスのドン」になる前にオープン入りを決めたいところだ。

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