JRAアーモンドアイ「次走」ジャパンC(G1)浮上!? 年内引退濃厚もC.ルメール「彼女はまだ走りたい」コントレイル、デアリングタクトと夢の対決なるか?

ギャンブルジャーナル / 2020年11月2日 7時0分

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 1日、東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1)は、1番人気のアーモンドアイが単勝1.4倍という圧倒的な人気に応えて連覇を達成。新記録となる芝G1・8勝目に到達すると共に、現役No.1の座を改めて証明した。

 勝利騎手インタビューで、主戦のC.ルメール騎手が何度も「プレッシャー」を強調したのも当然か。キャリア初の惨敗となった昨年末の有馬記念(G1)から、順風満帆だった最強女王の「威信」には徐々に陰りが見えていた。

 この春、予定されていたドバイターフ(G1)は新型コロナウイルスの影響で中止になると、牝馬相手にヴィクトリアマイル(G1)を勝利したものの、安田記念(G1)では1つ下の女王グランアレグリアに完敗。アーモンドアイにとって、初の力負けといえる内容に、一部のメディアやファンの間では「不安説」が囁かれていた。

 だが、今回はそんな雑音を一蹴する勝利。G1馬6頭を相手に、最強女王が改めて自らの威信を証明する形となった。

 そうなると気になるのが、アーモンドアイの「これから」だ。

 アーモンドアイの所属するシルクレーシングでは、規定で6歳3月の引退が決められているだけに、女王にとっては最後の秋競馬。レース前には、ネット上のファンの間で今回の天皇賞・秋で前人未到の大記録を達成し、大団円のまま引退するかもという憶測も駆け巡っていた。

 しかし、勝利騎手インタビューでルメール騎手が「彼女はまだ走りたい」と発言。今後は「調教師さんと馬主さんのチョイス」としながらも「1回か、2回、使えると思います」と現役続行を希望している。

 また、レースを振り返り「とにかくホッとしている」と語った国枝栄調教師も、今後に関しては「オーナーと話して決めたい」と、次走の名言こそ避けたものの現役続行の可能性を示唆しているようだ。

「来年、3月までに日本で行われるG1がダートのフェブラリーSか、1200mの高松宮記念の2つだけしかないことを考慮すれば、アーモンドアイは年内引退が濃厚でしょう。順当に考えて今後、本馬が走るとすれば11月のジャパンC(G1)か、12月の香港国際競走のいずれか。年末の有馬記念(G1)は昨年敗れていることを考えても、挑戦の可能性は高くないと思います」(競馬記者)

 実際に、アーモンドアイはすでに12月の香港国際競走の香港C(G1)と、香港マイル(G1)に登録を済ませている。昨年は熱発によって断念したものの、一度は香港遠征を計画していただけに順当にいけばコチラか。

 しかし、多くのファンが希望するのは、三冠牝馬のデアリングタクトが出走を表明し、三冠馬のコントレイル陣営も意欲を見せているジャパンCの方だろう。

「もし、アーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトがぶつかるとすれば、後にも先にも今秋のジャパンCしかないように思います。

コンディションなどの問題は当然ありますが、アーモンドアイ陣営としては、今回の天皇賞・秋を勝ってG1・8勝の肩の荷が下りたことは非常に大きい。仮にもし天皇賞・秋で敗れていれば、ジャパンC挑戦はほぼなかったでしょうから」(別の記者)

 仮に今秋のジャパンCでアーモンドアイとコントレイル、デアリングタクトが一堂に会するとなれば、競馬界は大きな盛り上がりを見せることになるだろう。本当に強い馬は誰なのか……それこそが多くのファンが求める競馬の醍醐味に違いない。

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