ユニバーサル「世界的タッグ」実現で「パチスロ市場」席巻か。大手サミーと「会社設立」などシェア拡大を図る

ギャンブルジャーナル / 2019年2月2日 12時0分

写真

 大手パチスロメーカー・ユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)は先月31日、株式会社カプコン(以下、カプコン)と遊技機において「業務提携に関する基本合意書」を締結したことを発表した。

 主な締結内容は、ユニバーサルがパチスロのコンテンツ開発をカプコンに委託し、その開発支援(コンテンツ開発機材の貸与等)をユニバーサルが行うというものだ。

 一方、カプコンは、パチスロ機のコンテンツ開発、筐体開発、製造を行う。それと共に、当該業務、販売、広告宣伝活動を行うため必要な範囲で、ユニバーサルに対してカプコンが有する著作権等の使用許諾を行う。

 ユニバーサルはパチスロ機でトップシェアの大手遊技機メーカー。昨今は低迷気味だが、現在も『ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐』『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』といった、多くの人気機種がパチンコホールで絶賛稼働中だ。業界随一の影響力を持つ存在である。

 その一方、カプコンは、世界有数のソフト開発力を強みとして多くの作品を展開するゲームメーカーだ。その傍ら、2008年、パチスロメーカーのエンターライズを子会社化するなど、パチスロ市場へ本格参入。『バイオハザード』『モンスターハンター』など同社のゲームキャラクターを採用した、多くのヒット機種を送り出している。

 そんなトップメーカー同士のタッグに、ネット上では「これは楽しみ」「どんな機種が出るのだろう」と早くも反響を呼んでいる状況。また、パチスロ市場のさらなる活性化という意味でも、業界内からもアツい視線が注がれている。

「今回、ユニバーサルさんとカプコンが手を組むわけですが、市場へもたらす影響は間違いなく大きいはず。また、射幸性が著しく低下したパチスロ6号機では、これまで以上にコンテンツ力が必要となってくるでしょう。出玉でプレイヤーを惹きつける以外にも、ゲームやアニメファンからも好まれる機種が今後さらに目立ってくるかと思います。

エンターライズ製の機種も非常に人気でしたが、ユニバ要素が加わることでどんな科学反応が生まれるのか。登場が楽しみで仕方ありません」(記者)

 ユニバーサルは昨年から、カプコンと同じく人気ゲームメーカー・バンダイナムコとの共同開発による新プロジェクト『ファミスロ』を開始。往年の人気ゲームとタイアップしたパチスロ『パックマン』『ファミリースタジアム』をリリースしている。

 また、パチンコメーカー最大手のサミーとは、2016年、株式会社ジーグを合同で設立し、両社で設計を統一させた遊技機やその部品を生産するなど、業界内でも協力体制を敷いている状況だ。

 そして今回、それにカプコンが加わることになった。果たしてヒット機種は誕生するのか。両社の動きに要注目だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング